内部SEOと外部SEOの違いは、枕に付いた「内」と「外」に答えがあります。前者はサイト“内”で行う施策。
後者は、被リンク獲得に向けた“外”向けの施策です。今回は、そんな内部SEOと外部SEOの違いについて解説します。
内部SEOとは
Googleが示しているSEOガイドラインには、理想的なソースコードや各種設定が記載されています。
内部SEOはこのアドバイスに従い、クローラーがページを見つけやすく、コンテンツの内容を理解しやすくするための施策です。以下は、その具体例です。
このように、一口に内部SEOといっても施策の種類はさまざま。どれかひとつに注力したとしても、大きな効果は得られません。
小さな積み重ねによって、内部SEOが効いてきます。
SEO内部施策のポイント!特に重要視されるコンテンツ対策とは?
なお、以前まではタイトルやmeta要素にキーワードを詰め込むといった方法の乱用が見られました。
しかし、現在はGoogleのアルゴリズムの変更により、ポジティブな効果は見込めません。むしろ、スパムとして扱われて逆効果になる可能性が高いので注意しましょう。
外部SEOとは
外部サイトからの被リンクは、サイトの評価を高めるひとつの指標として考えられています。
しかし、ポイントになるのはその質。関連するページから発された多数の被リンクは、確かにSEO効果を生みます。
一方、関連性に乏しく、低品質なサイトからの被リンクに効果は見込めません。大切なのは、SNSなどで情報を発信し、ナチュラルリンク(自然発生の被リンク)を獲得することです。
SEO外部施策のポイント!正しい被リンクと間違った被リンクとは?
なお、自作自演の被リンクを大量に用意するのは一昔前のSEO対策です。こうした被リンクはペナルティの対象となります。
とくに、Googleが行ったペンギンアップデートによって、自作自演の被リンクを判定する精度は飛躍的に高まったと考えられています。
控えめに言ってもハイリスク・ローリターンな施策であるため、現在は推奨されません。
もっとも重要なのは質の高いコンテンツ
内部SEOと外部SEOはセットで考えるべき施策です。そこで重要になるのが、コンテンツの質です。
どれだけ内部SEOに力を入れたとしても、コンテンツが低品質であればGoogleからは評価されません。
また、発信を続けたとしてもさほど有益な情報に仕上がっていないわけですから、ナチュラルリンクの獲得も難しいでしょう。
大切なのは、はじめにユーザーからの評価を得ることです。ユーザーが満足するコンテンツを、Googleは高く評価します。
この状態までクオリティを高められれば、そこではじめて内部・外部SEOの効果が発揮されます。
まとめ
内部SEOと外部SEOには施策における大きな違いがあります。しかし、それぞれの効果を高めるためには、第一に良質なコンテンツが必要です。
SEO対策を考える際には、そのことを念頭におきつつ、適切な内部・外部施策に取り組みましょう。
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