canonicalタグとは、WEBページの正規化を行うためのHTMLタグのことです。
検索エンジンから重複ページと認識されることを避けるためにhead内に記述するタグだと言えます。
canonicalという英単語は「標準的な」を意味していて、複数アクセスできてしまうURLの中から標準的なURLを指定します。
そもそも、検索エンジンというものは、URLの表記としてwww.の(有り無し)やindex.htmlなどの(有り無し)が違うだけでコンテンツが同一の別ページと認識してしまうため、その原因でコンテンツの評価が分散したり、ミラーコンテンツと解釈されてペナルティを受けたりしてしまうケースもあります。
したがって、URL正規化とは、そのように解釈されるのを防ぐために、検索エンジンに評価してもらいたいURLを統一することを言います。
サイト内の重複コンテンツを放置したままでいると、WEBサイト全体の評価が分散し、順位が降下してしまう恐れがあります。
canonicalタグを記述する際には幾つか注意点があります。以下の通りです。
・全て同じURLにしない。
・間違えるとサイトが検索結果に表示されなくなる。
そして設定した後は、正規URLに指定されていることをツールで確認することが求められます。
重複コンテンツを解消し、リンクの評価を集約したいとお考えのサイト運営者は、canonicalタグを設定するようにしましょう。