CSS(Cascading Style Sheets)とは、WEBページのスタイルを指定するための言語のことです。
ワープロソフトなどで作成される文書も含めて、文書のスタイルを指定する技術全般を「スタイルシート」と言います。
HTMLやXHTMLなどで作成されるWEBページにスタイルを適用する場合には、スタイルシート言語の1つであるCSSが一般的に利用されています。
CSSの基本書式は以下の通りです。
セレクト{
プロパティ:値;
}
したがって、h1(見出し)のfont-size(フォントサイズ)を24pxに指定するための記述は次の通りです。
h1{
font-size:24px;
}
そんなCSSの主な働きは、文字の大きさや色、背景、画像の配置を始めとするデザインやレイアウトなどの見栄えを整えることです。
その際、文書構造を形作るHTMLと組み合わせて使います。
このように見た目の装飾を担うCSSは、視覚的に見やすいWEBページを作成する上で欠かせません。
なぜなら、CSSを使わずにHTMLだけでWEBページを作成すると、真っ白な背景に黒色のフォントが映し出されただけで見栄えが簡素なものになってしまうからです。
CSSを実装することでWEBページは劇的に見やすくなり、ユーザーに与える印象やイメージも変化します。
サイト運営者はHTMLと併せて積極的に活用するようにしましょう。