コンテンツマーケティングは専門の企業へ依頼するべきか?
コンテンツマーケティングの導入を検討しているけど、自社で運用していくにはコンテンツを作成するノウハウもないし、何から手を付ければ良いのかわからない、という方が多いようです。
コンテンツマーケティングは、新しい集客の手法として注目を集めてきましたが、WEB広告やコンテンツSEOに携わったことが無いような、初心者の方が始めるには難しいマーケティング手法と言えます。
また、間違ったライティングの方法でコンテンツ(記事)を作成し情報を発信し続けていても、コンテンツマーケティングの効果を最大化することできません。
今回は、コンテンツマーケティングを専門の企業へ依頼する場合のメリットとデメリットについて紹介をさせていただきます。
なぜ?専門の企業へコンテンツの作成を依頼するのか
自社でコンテンツマーケティングを運用している方で多いケースが、ビジネスブログを1年以上書いている、コラムやお役立ち情報を数年以上取り組んでいる、という既に何らかの情報を発信している場合です。
このような方達の方向性は間違っていませんが、コンテンツマーケティングを運用していくには、SEO対策の専門知識やWEB広告、ライティングまで様々なノウハウが必要です。
大切なことは、いかにして潜在ユーザーや見込みユーザーに対して、自社の商品やサービスを見てもらえるか、ということになりますので、ユーザーにとって有益で興味を引くような記事を提供していかなければなりません。
ただ、コラムを書いて情報を発信していれば良いのではなく、提供するコンテンツは、タグ、共起語、関連キーワード、キーワード出現率、文字数、章立ての構成など、コンテンツSEOの要素が盛り込まれているかどうかということが重要になってきます。
コンテンツマーケティングでコンテンツを作成する際のポイントとは?
専門の企業へ依頼した場合のメリット
次に、弊社の事例から考えるコンテンツマーケティングを専門のマーケティング企業へ依頼する場合のメリットを紹介させていただきます。
1.自社の日常の業務に支障をきたさない。
2.ライティングの専門スタッフを社内に常駐させる必要がない。
3.記事を作成する労力や時間を大幅に軽減することができる。
4.一度に多くの記事や文字数を依頼して作成することができる。
5.専門のスタッフを置くより、人件費が軽減できる。
6.記事の打ち合わせと確認をすることで、第三者の視点で見ることができて社内のスキルが上がる。
7.現在、上位に表示されている競合のサイトの特徴を分析して、SEOを考慮したコンテンツを作成してもらえる。
8.テーマやコンテンツの限界(ネタ枯れ)がなくなる。
9.ユーザーが興味を引くトレンドな記事を調べてライティングしてもらえる。
10.専門家がライティングした良質な記事は、ユーザーの期待値や反響が増える。
11.ユーザーの期待値や反響が増えることにより、従来にはなかった顧客層にアプローチできる。
12.継続して運用できるので、コンテンツマーケティングの効果が期待できる。
専門の企業へ依頼した場合のデメリット
逆に、コンテンツマーケティングを専門のマーケティング企業へ依頼する場合のデメリットについて紹介させていただきます。
1.数多くのマーケティング会社から見極めをして選定することが難しい。
2.マーケティング会社と継続して、良好なコミュニケーションを図らなければならない。
3.マーケティング会社の特徴や個性を把握しなければならない。
4.社員のマーケティング(コンテンツSEO、WEB広告、ライティングなど)スキルやナレッジが向上しない。
5.月額や年額でそれなりのコストが発生する。
専門の企業を選定する際のポイント!
コンテンツマーケティングは、どうやって専門の企業を選定すれば良いのか、ということも重要です。
ここでは、専門のマーケティング会社を選定する際に、お客様の目線から確認しておきたいポイントについて紹介させていただきます。
1.マーケティング会社のサイトやオウンドメディアにコンテンツマーケティングの趣旨やサービスが説明されているか。
2.自社でコンテンツマーケティングやオウンドメディアを運用しているか。
例:お役立ち情報、オススメ情報、コラム、ビジネスブログ、ビジネスニュースなど
3.マーケティング会社が得意とする業種、業界、ユーザー層など、強みや弱みはどうか。
4.全業種、全業界、ニッチな専門分野などにもライティングの対応が可能かどうか。
5.SEOのノウハウを持ったライターは、どのくらい人数をかかえているか。
6.最新のSEO対策を考慮し、その要素を取り入れた記事をライティングできるか。
7.現状のGoogle検索エンジンのアルゴリズム(コンテンツSEO)を分析してライティングできるか。
8.競合他社や競合サイトの分析や解析をきちんとできるか。
9.一度に複数の記事をライティングできるか。(ひと月あたりのMAXで納品できる記事の数)
10.記事の文字数や本数によって金額やプランは、どのように設定されているか。
コンテンツマーケティング専門の企業とは?
コンテンツマーケティングの専門企業は、それぞれに得意分野を持っています。
「大手企業に強い」「中小企業に強い」「BtoBに強い」「BtoCに強い」「SNSに強い」「動画に強い」など、企業によって特徴がありますので、過去の実績も踏まえて自社のニーズにあった会社に依頼をするべきです。
また、業務の請負形態や依頼の仕方にも違いがありますので2つのケースで紹介させていただきます。
コンサルティング業務として依頼する
このケースは、全てのマーケティング業務一切を業者に任せることが前提です。
特に、Googleの検索品質評価ガイドライン「YMYL(Your Money or Your Life)」のジャンルに該当する企業の方は、この依頼の仕方が望ましいと言えます。
YMYLの対象ジャンル
・ニュース、時事問題
各国の政治問題や政府機関が扱う情報
・公共サービス、法律
地方自治体からの情報や法律を扱う情報
・金融
銀行、投資、保険などお金を扱う情報
・ショッピング
ECサイトや決済ページに関する情報
・健康、安全
医療、病院関連、薬に関する情報
・人の集団
人種や宗教、性別に関する情報
・その他
フィットネスや栄養、大学、就職、住宅に関する情報 etc
Google検索エンジンは、コンテンツの経験、専門性、権威性、信頼性といったE-E-A-T(旧E-A-T)を高めることをひとつの指標として求めています。
この記事は、どこの誰が書いたのか?が重要であり、専門の知識を持った信頼の於けるライターが執筆することで、ユーザーにとって有益なコンテンツ(記事)とみなされて検索順位で優遇されます。
E-E-A-T(旧E-A-T)を高める記事をライティングすることは容易でなく、コンサルティング業務迄できる専門の企業に任せたうえでKPIやKGIの成果で判断をしましょう。
ライティング業務として依頼する
このケースは、コンテンツマーケティングの運用に慣れている企業が取るべき方法で、初めてコンテンツマーケティングを導入するような経験の浅い企業は避けるべきやり方です。
1文字○○円や1記事あたり○○円といった記事は、費用面だけを見ればコストを下げることができますので、多くの企業が選択しがちです。しかし、コンテンツ(記事)の作成は、ただライティングをすれば良い訳ではありません。
価値が高く有益なコンテンツの基本は、ユーザーとGoogle検索エンジンの両方から評価を得ることにあります。
良質なコンテンツの作成は、SEOの知識を持った専門の企業に任せて、検索順位や流入数の推移、コンバージョン率など様々なデータから総合的に判断をしましょう。
おわりに
今回は、コンテンツマーケティングを専門の企業へ依頼する場合のメリットとデメリットについて紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
また、専門のマーケティング企業を選定する際に確認しておきたいポイントについてもおわかりいただけたと思います。
コンテンツマーケティングを導入しようとしても、ノウハウが無いとすぐに始めることは難しいですが、専門の企業へ依頼することで、日常の業務に支障をきたすことなくスムーズに運用していくことができます。
コンテンツマーケティングの運用は、専門のマーケティング企業にお任せするということもひとつの方法ですが、その場合のメリットやデメリットも理解したうえで依頼することを推奨しています。
コンテンツマーケティングの導入を検討している方は、この記事を参考にしていただいて、貴社のお取り組みの中でお役立てください。
コンテンツマーケティングで上位表示をねらう記事の書き方とは?
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