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コンテンツマーケティングは、KPIと同様にKGIの設定が必要なのか?

コンテンツマーケティングは、KPIと同様にKGIの設定が必要なのか?

コンテンツマーケティングで効果を上げて、目標を達成するために欠かせないKPI(ゴールまでの中間指標)については、以前の記事の中で紹介させていただきました。

それでは、KPIの設定と同様にKGIによる目標設定も重要なことは、皆さんはご存知でしょうか。

コンテンツマーケティングを運用して、目標を達成するうえでKGIの設定は欠かせない要素です。

今回は、コンテンツマーケティングは、なぜKGIの設定が必要なのか?について解説させていただきます。

 

コンテンツマーケティングを成功に導く始め方とは?

 

KGIの意味と必要性

 

KGIとは、(Key Goal Indicator)の略称のことで、日本語では【重要目標達成指標】の意味です。

もう少し、KGIを詳しく説明させていただくと、企業が戦略的な目標を掲げて、その目標を定量的に評価するための【重要目標達成指標】のことで、目標が達成されているかを推し量るのがKGIと言えます。

 

KGIは、コンテンツマーケティングの目標(売上)や目的を計画して、その達成度合いを量るために設定を行います。

KGIの数値が、当初に計画した数値と合致していれば、コンテンツマーケティングの目標(売上)が達成されたと判断します。

 

また、目標(売上)を設定する際は、過去の数値と比較対照をして、購買数や成約数、売上高や利益率などの設定を行います。

コンテンツマーケティングを運用するうえで、最終目標(売上)を達成するためには、このKGIの設定こそが必要不可欠と言えます。

 

コンテンツマーケティングって、どんなマーケティング手法のこと?

 

KGIとKPIの違いとは?

 

KGIは、ビジネスのゴールである最終目標(売上)を定量的に示した指標そのものであり、これに対しKPIは、KGI達成までの各過程を評価する中間指標であることが違いです。

KPIは、【過程】に対し、KGIは、あくまでも【結果】の指標となっています。

 

KGIとKPIの設定要素

KGIとKPIの設定要素には5つのポイントがあり、そこで設定された目標はSMARTの法則と言われています。

SMARTの法則とは、1981年にジョージ・T・ドラン博士が提唱した論文で、世界中のビジネスパーソンや経営コンサルタントが目標を立てる際に活用しています。

SMARTとは、Specific(具体性)、Measurable(計量性)、Achievable(達成可能性)、Realistic(関連性)、Time-bound(期限)という5つの頭文字を取って構成されています。

 

Specific(具体性)

設定する目標は具体的なのか

 

Measurable(軽量性)

達成の度合を測れる目標なのか

 

Achievable(達成可能性)

目標達成が可能な指標なのか

 

Relevant(関連性)

目標達成が自社の利益につながるのか

 

Time-bound(期限)

設定した目標には期限が定められているのか

 

コンテンツマーケティングは、SMARTの法則を理解したうえでKGIやKPIを設定することで、より明確に指標を立てることができるでしょう。

 

コンテンツマーケティングに適している企業やサービスとは?

 

KGIの事例

 

コンテンツマーケティングのような難しい手法は、ユーザーに価値の高い情報をコンテンツ(記事)化して、頻度よく配信するだけでは目標(売上)を達成することはできません。

KGIは、過去の数値をもとに的確で現実的な最終目標(売上)を立てて、定めた目標の数値を達成していくことが求められます。

ここでは、コンテンツマーケティングに必要な、KGIの事例を紹介させていただきます。

 

コンテンツマーケティングに影響があるデータとは?

 

KGIを活用した事例

・商品・サービスを検討しているユーザーからのお問い合わせ件数が、前年対比で〇〇件増加

・商品・サービスを知ったユーザーからの資料請求件数が、前年対比で〇〇件増加

・商品・サービスを気に入ったユーザーからの予約件数が、前年対比で〇〇件増加

・コンテンツマーケティング(コンテンツSEO)導入後のお問い合わせ件数が、前年対比で〇〇パーセント増加

・コンテンツマーケティング(コンテンツSEO)導入後の売上、利益が、前年対比で〇〇パーセント増加

 

KGIを設定した事例

・前年度 上期の売上は5,000万円 下期の売上は5,000万円 全期トータルで1億円

・今年度 最終の売上目標を全期トータルで30%増と仮定した場合

 

過去や前年度の購買数、成約数や売上高、利益率などの数値、現状の市場動向、取引先の現状況、新規開拓の見込みなど、様々な情報を収集して明確な数値を算出します。

一般的な目標数値の目安としては、10%増から30%増が妥当な予算になります。

 

売上予測の数値

・+10%・・・・・売上 1億1,000万円 全期トータル

・+15%・・・・・売上 1億1,500万円 全期トータル

・+20%・・・・・売上 1億2,000万円 全期トータル

・+25%・・・・・売上 1億2,500万円 全期トータル

・+30%・・・・・売上 1億3,000万円 全期トータル(売上目標)

 

KGIは、一つひとつの商品・サービス、個々のレベルで考えるのではなく、企業全体の戦略的な目標(売上)設定です。

上記のように、前期の売上高がインターネット広告事業の部門で1億とした場合に、今期は1.3億まで伸ばしていきたい、という目標を掲げます。

このことがKGIを設定することになります。

 

コンテンツマーケティングの効果測定は何を基準にするのか?

 

KGIを活用するポイントとメリット

 

KGI活用のポイント

・的確で現実的な最終目標(売上)の設定が必須になる。

・過去の総合的な数値を比較対照して、適正な目標数値を算出する。

・KPIの過程において、常時PDCAを活用して改善点を探し出す。

・KPIの経過を常時数値化して、過程ごとに把握する。

・KPIの数値を常時見直すことで、最終目標(売上)の達成に近づける。

 

KGIのメリット

・目標数値(売上)に対して、購買数や成約数の明確化が図れる。

・目標達成(売上)の意識が高まり、スタッフのモチベーションが上がる。

・上記によって、プロジェクトや部署間のモチベーションが高まる。

・プロジェクトやスタッフ、部署間の意思の統一がされる。

・ユーザーに提供したコンテンツ(記事)に対して、課題を見つけることができる。

・評価の基準を統一できることで、結果に対して公平な判断ができる。

 

コンテンツマーケティングにはどんなメリットがあるのか?

 

おわりに

 

今回は、WEBマーケティングSEO対策に携わる方も参考にしたい、KGIの設定について紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

KGIは、KPIと同様にコンテンツマーケティングで目標(売上)を達成するためには欠かせない重要な要素のひとつです。

KGIは、商品・サービスの単純な売上レベルだけで考えるものではなく、企業全体の戦略的な目標(売上)設定を掲げます。

 

そして、PDCAサイクルをまわしながら、個々の過程の問題点を洗い出して、改善を繰り返すことで目標(売上)を達成します。

これからコンテンツマーケティングの導入を検討している方、WEB広告の運用をしているけど成果が出ていない方は、もう一度KGIを確認し目標設定を見直してみてはいかがでしょうか。

 

コンテンツマーケティングで活用するPDCAサイクルとは?

 

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