ホームページの制作でWordPressを使うメリットとは?

ホームページ制作ソフトウェア【WordPress】は、無料で使えることや機能性、カスタマイズの自由度、SEO対策にも有効なサービスとして広く浸透しています。
また、WordPress は、世界で最も多く利用されているCMSであり、プラグインやデザインテンプレートも豊富なため、他のCMSに比べて導入のハードルは低く、運営、維持、管理がしやすいサービスとして、多くの制作会社からも人気があります。
今回は、HTMLとCSSの基礎知識があって、ビジネス向けのWEBサイトを制作するような中級者の方向けに、【ホームページの制作でWordPressを使うメリット 12選】を紹介させていただきます。
WordPressとは?
WordPressとは、WEBサイトの制作やブログの構築ができるCMS(Contents Management System)のことで無料のソフトウェアです。
また、CMS(Contents Management System)とは、WEBサイトのコンテンツを構成するテキストやレイアウト、デザイン、画像などを一元で管理するシステムのことを言います。
もう少し簡単にCMSを解説すると、HTMLやCSSの知識、WEBのスキルが低い人でも、簡単に記事の投稿や管理ができる仕組みのことを指しています。
WordPressは2024年1月時点で、世界中のWEBサイトの43.1パーセント、CMSの63.7パーセントというシェアを獲得していて人気のサービスとも言えます。
日本国内でも83.6パーセントの圧倒的シェアを誇り、世界の平均と比べてもかなり多くのWEBサイトや個人のブログで利用されています。
さらに、HTMLやCSSの知識を持ったスキルの高い方で方であれば、多機能なWEBサイトを制作できるため、企業のコーポレートサイトからWEBメディア、ニュースサイトに至るまで幅広く利用されています。
簡単にサイトを開設することができる【メリット1】
WordPressを活用すれば、WEBサイトやECサイトを簡単に開設することが可能です。
注意するべき点は、WordPressのインストールができるサーバーを選定することで、バージョンが古いものやサーバーのスペックの低いものは、インストールができないものもありますので、企画立案の段階からサーバー会社の選定は重要です。
また、ここ最近の傾向として、各サーバー会社が簡単インストールという画期的な機能を設けて、ボタンひとつでインストールができるように変わってきています。
ホームページ制作会社に頼らなくてもサイトの構築ができる【メリット2】
WordPressは、ITやWEBの知識が低い方でも、ブログ形式でWEBサイトの制作が可能です。
基本動作は、文字の入力と画像の貼付けがほとんどで、ブログを更新するのと同じようなイメージで作業できます。
また、HTMLやCSSなどの専門知識を持っていれば、更に高いレベルでWEBサイトを制作することができます。
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すべての機能を無料で利用することができる【メリット3】
WordPressは他のCMSと違って、すべての機能を無料で利用することができます。
月額のコストを抑えてWEBサイトを保有したいという方には、コストの面からも有利なサービスと言えます。
※ドメイン取得、維持、管理費用及びサーバー取得、維持、管理費用は、WordPressとは別に月額または年額でコストが発生します。
オープンソースなので不要な広告表記がない【メリット4】
無料で使えるブログサービスは、数多く存在していますが、ほとんどのサービスで広告表記が入ってしまい、ビジネスシーンで利用するWEBサイトの制作には適していません。
また、WordPressはオープンソースなので、懸念材料でもある広告表記が入らないことが特徴です。
ページ追加や日々の更新作業が簡単にできる【メリット5】
WordPressは、ブログ形式でWEBサイトが制作できるサービスなので、ページの追加や日常発生する更新作業が簡単に行えます。
テキストの修正や写真の入れ替え、日々の更新作業など、ブログを書くのと同じイメージで運用することができます。
豊富なテーマ(デザイン)が用意されている【メリット6】
WordPressには、豊富なテーマ(デザイン)が無料から有料のもの、日本製から海外製まで数多く用意されています。
専門的なデザインの知識がなくても、既存のテーマ(デザイン)を利用すれば良いですし、デザインの知識がある方は、ご自分でスタイルを加えることで、更にクオリティの高いWEBサイトの制作が可能になります。
豊富なプラグイン(拡張機能)が用意されている【メリット7】
WordPressには、豊富なプラグイン(拡張機能)が実装されていて、管理画面から簡単に無料で追加していくことができます。
プラグイン(拡張機能)を利用すると、SNSと連携できたり、SEO対策ができたり、お問い合わせフォームを設置できたり、スパム(迷惑)コメントを自動で弾くこともできたりしますので、難しいプログラミングの作業をしてWEBサイトを制作する必要はなくなります。
※プラグインとは、機能を追加するためのプログラムのことです。
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SEO対策で効果があるとGoogleからお墨付きが出ている【メリット8】
WordPressは、SEO対策に有効なCMSで、SEO強化プラグインも数多くリリースされていますので、簡単に設定できるところも特徴です。
最近はやっているコンテンツマーケティング(コンテンツ対策)やページ追加も内部施策の補完作業として、使い勝手が良いWordPressは人気があります。
また、Google検索エンジンのマット・カッツ氏もWordPressがSEO対策に最も適しているCMSだと公式に見解を述べています。
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豊富な設定情報や制作実績がある【メリット9】
WordPressは、国内のホームページ制作会社にも幅広く利用されているCMSなので、インターネットから最新の設定情報や操作情報、制作実績が沢山公開されています。
仮に操作などわからないことが出てきた場合でも、インターネットで検索をすれば大体のことは情報がありますので、お悩みの問題は解決することができます。
複数管理や引き継ぎ管理にも最適である【メリット10】
WordPress は、運用や管理にも最適なサービスとして認識されています。
WEBサイトの更新作業は、管理画面からの操作になることから、管理者の方の複数管理や引き継ぎ管理にも適しています。
また、管理権限のすみ分けで、投稿する人や全体の管理をする人、ホームページ制作会社など、編集できる範囲に利用者権限を与えることもできます。
セキュリティ対策も万全のアップデートで対応できる【メリット11】
WordPressは、WEBサイトを安全に使うためのプラグインが数多くありますし、セキュリティ対策などのアップデートも頻繁に行われています。
セキュリティ面では、最新の状態を保つことが要求されますが、更新ボタンをワンクリックすれば、最新版にアップデートをすることができますので安心なサービスと言えます。
自分好みのカスタマイズにも対応できる【メリット12】
WordPressは、プログラミングの知識やスキルがあれば、WEBサイトの構成や機能、デザイン、なども自由自在にカスタマイズをすることができます。
また、PHPを駆使すれば、大体の機能で作成できますので「クレジット決済」「カレンダー」「カート」などの機能も追加することができます。
おわりに
今回は、HTMLとCSSの基礎知識があって、ビジネス向けのWEBサイトを制作するような中級者の方向けに、【ホームページの制作でWordPressを使うメリット 12選】を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
ホームページ制作ソフトウェア【WordPress】は、世界中で利用されているだけのこともあり、適切に使えばとても便利なサービスです。
テーマテンプレートでデザインを自由に変更したり、豊富なプラグインを活用して色んな機能を入れることも可能です。また、ITやWEBの専門知識を持っていれば、他のCMSよりも容易にWEBサイトを制作することができます。
WordPressは、カスタマイズできる機能が多いことが特徴で、操作に慣れるまでは少し大変ですが逆に操作にさえ慣れてしまえば、HTMLとCSSの基礎知識がある方は簡単に扱うことができるでしょう。
この記事をご覧になった方は、WordPressの複雑な操作まで覚えていただいて、ハイクオリティなホームページを制作してみてはいかがでしょうか。
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