ホームページは更新しないとどうなってしまうのか?
古い情報のまま、更新していないホームページを見かけることがありますが、こんなWEBサイトやECサイトを見た時に皆さんはどのように感じるでしょうか?
このように、開設した後にホームページを放置状態にしておくことは、WEBサイトの運営管理者が絶対にやってはいけない事項のひとつと言えるでしょう。
今回は、ホームページは更新しないとどうなってしまうのか、その理由やデメリットを交えながら紹介をさせていただきます。
サイトを更新しない理由とは?
理由1:サイトを運営する担当者がいない
自社内にITリテラシーが高く、WEBの知識を持った方がいない場合は、サイトが更新されない一番多く見られるケースです。
WEBサイトは、ITやWEBの知識が無くても簡単に更新が可能な、WordPressのようなCMS(Contents Management System)を利用して構築しておくことがオススメです。
また、サイトが開設されるタイミングで、その後の運営時に活用できる【WEBサイト更新マニュアル】をホームページ制作会社から提出してもらうことも必要です。
理由2:サイトの運営、維持、管理にコストが掛かる
ホームページの制作に掛かる予算については、あらかじめ多めに確保するお客様がいますが、開設後の運営、維持、管理のコストを見込んでいないケースはよくあります。
WEBサイトは、初期に掛かる制作費用の他にも運営、維持、管理のコストが発生することを計画の段階から把握しておかなければなりません。
理由3:サイトの重要性を解っていない
多くのお客様が気付いていないことが、WEBサイトの存在や更新の重要性を解っていないケースです。
この記事で取り上げているように、「ユーザーにどのように見られているのか」「更新しないとどんなデメリットが出てくるのか」などの知識がなく、面倒な業務のひとつとして更新作業を遠ざけてしまうことがあります。
まずは、サイトが果たす役割やメリット、更新の重要性を理解することが必要です。
サイトを放置した場合のデメリット
デメリット1:検索順位の下降により、アクセス数が減少する
昨今のGoogle検索エンジンのアルゴリズムは、更新頻度やコンテンツの少ないサイトの検索順位に、低い評価を与える傾向が強くなってきました。
検索結果の表示順位が下降するということは、アクセス数や流入の減少につながっていきますので、サイトの更新をすること自体が効率の良いSEO対策になっています。
デメリット2:企業のブランディングに悪影響がでる
ユーザーから見た場合に、更新していないサイトを公開している会社のイメージは悪く、信頼性に欠けるものがあります。
特に、複数の企業との相見積や比較検討をしている場合には、更新頻度が多くデザインが優れた会社へ依頼をすることになるでしょう。
サイトの更新をしないで放置することは、企業のブランディングにも悪影響を及ぼしていきます。
デメリット3:セキュリティ障害の危険性が高まる
WordPressのようなCMS(Contents Management System)で構築したWEBサイトの場合には、頻繁にバージョンアップやプラグインの更新作業が発生してきます。
更新作業を怠ることで、突然にサイトが閲覧できなくなることや強制的に別のWEBサイトへ転送を掛けられるような、ウィルス感染やセキュリティ障害が出ることがあります。
サイトの更新を怠ることは、今まで見たことも無かったウィルスやセキュリティ障害の危険性が高まっていきます。
更新が必要になるコンテンツの例
お知らせ(ニュース・プレスリリース)
会社のお休みや社内行事の日程、新サービスや新商品のリリースなどユーザーに告知したい内容は、「お知らせ(ニュース・プレスリリース)」として更新が必要なコンテンツです。
よくある質問(Q&A・FAQ)
新しくお客様から受けた質問やそれに対する回答は、「よくある質問(Q&A・FAQ)」として最新の情報を提供していく必要があります。
お客様の声(導入事例・制作実績)
自社の取り組みに対する、これまで取引の無かった「お客様の声(導入事例・制作実績)」は、閲覧するユーザーの参考になるコンテンツとして、頻繁な更新が必要になります。
ビジネスブログ(お役立ち情報・コラム)
自社の事業やサービスに関連する、ユーザーやお客様に向けた「ビジネスブログ(お役立ち情報・コラム)」は、コンテンツマーケティングやSEO対策の役割も担う貴重なコンテンツとして、日々の情報発信が必要になります。
おわりに
今回は、ホームページは更新しないとどうなってしまうのか、その理由や発生するデメリットを交えながら紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
サイトを更新して、常に最新の状態に保つことは、企業がビジネスを展開するうえで重要なことだとお解りいただけただと思います。
インターネットを活用する多くのユーザーは、更新していないWEBサイトを持つ会社を信用することはなく、放置状態にしておくことはデメリットしかありません。
この記事をご覧になった方は、自社の取り組みの参考にしていただいて、ホームページの更新頻度が向上するようにお役立てください。
また、経営者の方は固定観念にとらわれることなく、運営、維持、管理コストやサイトの重要性を理解して、自社で人員が確保できない場合は、率先して専門業者にサイトの保守を委託しましょう。
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