ホームページを開設すればどんなメリットが生まれるのか?

インターネットやITの普及が進んだ現在でも、WEBサイトを開設することに悩んでいる、中小企業の経営者の方が依然としているようです。
今回は、ホームページを開設することで得られるメリットやデメリットについて、ホームページ制作会社の立場からまとめさせていただきました。
また、WEBサイトが持つその効果や課題という面からも説明をさせていただきます。
サイトを開設することで得られるメリット
会社の顔として信頼度もアップする
はじめての取引において、皆さんが最初にすることは、GoogleやYahoo!,Bingなどの検索エンジンを利用して、相手先の会社やサービス、店舗情報を調べることではないでしょうか。
検索結果に会社名や店舗名がキチンと表示がされて、デザインがキレイなWEBサイトが公開されていれば、その会社の情報や雰囲気、商品・サービスの内容まで事前に把握することができますので、ユーザーからの安心感や信頼度は格段に向上します。
逆に、検索結果で該当のWEBサイトが見つからなければ、ユーザーの不安は増大してその会社の信頼度は下がってしまいます。
お問い合わせが増えて収益もアップする
こちらは中小企業の経営者や個人事業主の方が、ホームページを開設する最大の目的と言えるでしょう。
会社名の他に、提供している商品・サービス名で検索順位を上げることができれば、ユーザーからのお問い合わせや反響、WEBサイトへの流入も増えて、最終的には売り上げや利益までも向上させることができます。
サイトを開設することで得られる効果
最強の営業ツールとして販促の効果もアップする
ユーザーが自ら、サイトを見つけて企業やサービスの内容を気に入ってくれれば、こちらから積極的な営業活動をする必要がなくなります。
また、商品・サービスなど必要な情報やアピールできるコンテンツをWEBサイトに掲載しておけば、チラシや営業資料、パンフレットなどを見せなくても、画面を見せながら説明することができます。
WEBサイトを制作して開設することは、これまで無かった最強の営業ツールとして、販促の効果も向上していきます。
求人など採用活動の効果もアップする
ハローワークや求人サイトを利用して採用活動を行う場合にも、WEBサイトは重要なツールになります。
求人サイトに記載されている一般的な内容だけでなく、自社のサイトにもう少し詳細な求人情報や募集要項が掲載されていれば、求職者にとっては有益な情報になります。
また、採用情報に人事制度、先輩社員の声、会社の雰囲気、福利厚生、求める人物像など求人サイトには載っていない細かな情報まで掲載しておくことで、採用のミスマッチを削減できます。
WEBサイトを制作して開設することで、企業から見た本当に採用したい。と思える自社のニーズにマッチした、意欲の高い人材を集めることができます。
有益な情報の発信で認知度もアップする
株式会社セレクト・ワンでは、WEBサイトに掲載するオススメのコンテンツとして、お役立ち情報やオススメ情報、ビジネスコラムなどを活用した情報の発信を推奨しています。
専門性が高く、ユーザーに耳寄りな情報を提供していけば、これまで取引の無かった新規、見込みユーザーを自社のサイトへ誘導することができます。
また、ユーザーに対してアピールしたい内容やトレンドな情報を定期に発信することで、SEOの恩恵を受けることにつながって、会社名や商品・サービスの認知度が大幅に向上します。
サイトを開設することで発生するデメリット
WEBサイトの制作費用や保守費などのコストが発生する
WEBサイトやECサイトを開設するうえで懸念されることは、制作費用や保守費などの維持管理コストが発生することです。
また、サイトの開設に掛かるコストは、初期の時点にイニシャル費用としてそれなりの金額が発生します。
保守費については、ドメイン維持やサーバー維持、WEBサイトの更新作業がランニング費用として、月額で数千円から数万円ぐらいのコストで必ず発生します。
サイトを開設することで発生する課題
WEBサイトを運用していくスキルが必要になる
WEBサイトは、何もしない状態で放置をしておけば良いというものではありません。
サイトを運用していく専門的なスキルやノウハウが無いと、お問い合わせや反響、売り上げにもつながらない、ただインターネット上に公開している無用なコンテンツになってしまいます。
また、コスト負担との兼ね合いで、社内に専門のスタッフを常駐させるのか、専門のマーケティング会社やSEO会社へ依頼をするのか、開設前に検討しなければならない課題です。
WEBサイトやECサイトの運用は、終わりのないマラソンのように継続して発生する様々な業務が必要になってきます。
サイトを開設する際に必要なもの
ここでは、WEBサイトを開設する際に必ず要るものを紹介させていただきます。それはドメインとサーバーの二つです。
ドメインが住所だとすれば、サーバーは土地に該当して、ホームページの存在は家にあたります。
ドメインは、空きの中から取得できるものを選択して、サーバーのスペックの選定と併せて契約まで済ませておくことが必要です。
ドメイン
ドメインとは、インターネット上の住所のことで、コンピューターやネットワークを特定する際に用いられています。
数字だけで表示されるIPアドレスを文字に変換して、URLの一部に使われる識別番号とも言えます。
ドメインは、WEBサイトのURLとメールアドレスの@以降の部分にも利用されます。
サーバー
サーバーとは、インターネットを通じて、パソコンなどの利用者にサービスや情報を提供するコンピューターのことです。
WEBサイトを公開するために必要なソフトウェアのことで、ドメインが住所であればサーバーは土地のようなものです。
ホームページ制作会社の選定はポイントになる
制作実績の確認と担当者との相性は必須と言える
最後にポイントとして挙げておきたいのが、ホームページ制作会社の選定ではないでしょうか。
完成したWEBサイトのデザインで、イメージの相違が出るようなトラブルはよくありますが、この問題の予防策は、ホームページ制作会社から過去の制作実績を見せてもらうことです。
数ある制作実績の中から気に入ったデザインが見つかれば、そのサイトに寄せた依頼をすることで事前にトラブルを回避できます。
他の要素は、窓口になる営業やデザインに携わるクリエーターとの「人的相性」も重要になってきます。
制作会社の選定は間違ってしまうと、その後の取引でも大きな損失が発生しますので、この点についてはおさえておきたいポイントです。
おわりに
今回は、ホームページを開設することで得られる、メリットやデメリットについて説明をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
WEBサイトは、コストの負担や運用面での課題さえ解決できれば、開設した後の売り上げや利益の向上など、メリットの方が圧倒的に多いことがおわかりいただけたと思います。
皆さんが懸念されることが多いコストの面は、インターネットで検索すれば、WEBやITの知識が低くてもホームページを制作できるソフトウェアやサービスも数多くあります。
また、WEBサイトの制作費用の分割支払いに対応してくれる会社やSEO対策に強い会社もありますので、複数のパターンでホームページ制作会社を比較検討することも必要です。
この記事をご覧になった方は、ホームページを開設するメリットを十分に理解したうえで、今後の取り組みの中でお役立てください。
【株式会社セレクト・ワン】
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