ホームページのリニューアルで得られるメリットとは?
ホームページのリニューアルのタイミングについては、前回の記事で紹介させていただきました。
WEBサイトやECサイトのリニューアルは、目的もなく実施しても労務、コストの無駄になってしまいますので、その後に得られるメリットや問題になりそうな確認事項について、あらかじめ知っておく必要があります。
今回は、ホームページのリニューアルで得られるメリット、デメリットと事前に確認したい内容について紹介をさせていただきます。
サイトをリニューアルするメリット 6選
まず、WEBサイトをリニューアルすることで得られるメリットについて紹介させていただきます。
会社やサービスのブランドイメージの向上につながる
デザインが古臭く陳腐化しているWEBサイトは、ユーザーに対して不安で悪い印象をあたえるものです。
サイトのリニューアルでデザインを一新することによって、見た目も良く信頼感や安心感がある雰囲気に変わります。
サイトのデザインをリニューアルすることは、会社・サービスのブランドイメージの向上につながっていきます。
会社の業績向上につながる
会社のブランドイメージが向上することで、仕事を受注するまでのやり取りやユーザーからの導線が、従来の取引よりも機能するようになります。
ブランドイメージが向上することは、売り上げや利益など企業の業績向上にも波及していきます。
ユーザビリティの向上につながる
WEBサイトのデザインは、初めからスマホ画面を考慮して構築する、レスポンシブウェブデザインが主流になっています。
また、ユーザーが見やすいと感じる画面やカラーの選別、レイアウトによってもサイトの直帰率や離脱率が変わってきます。
サイトのリニューアルをしただけで、スマホ化、デザインの最適化など、WEBサイトの運営者も気が付かないうちに操作性が改善されて、ユーザビリティの向上につながっていきます。
更新性や操作性の向上につながる
これまでは、軽微な修正の内容でもホームページ制作会社に依頼をしなければ、更新が出来ませんでした。
WordPressやMovableTypeのようなCMSでサイトを制作した場合には、WEBやITの知識が無くてもユーザー自身が情報の発信をしたり、簡単に編集を行うことができます。
サイトのリニューアルをすることは、維持・運営・管理がし易くなるのと併せて、更新性や操作性の向上につながっていきます。
データの整理につながる
WEBサイトは、開設してからの運営期間が長くなることで、データ量が増えて膨大になっています。
特に類似したコンテンツや写真、画像、内部リンクなどは、サイトの運営者も気が付かないうちに複雑化して構造が変わっていきます。
ホームページのリニューアルをする際は、サイト構造を基本から見直すことで煩雑になった内部のデータを整理することができます。
SEO対策につながる
WEBサイトやECサイトのリニューアルを行うことは、SEO対策にも大きな影響を与えます。
サイトの構築は、WordpressのようなCMSを活用すれば、個別のページごとに内部SEOが可能で簡単に最適化が実現できます。
また、コンテンツの追加で情報発信をすることで、サイトの更新頻度と拡張性が向上してSEO対策につながっていきます。
サイトをリニューアルするデメリット 2選
次は、WEBサイトをリニューアルすることで発生してしまうデメリットについても紹介させていただきます。
多大な労務が発生する
WEBサイトのリニューアルは、打ち合わせを始めてから本番公開まで多大な労務が発生します。
制作会社との打ち合わせや、社内の調整、支給素材の用意、文章の校正確認、保守契約の擦り合わせ、などかなりのボリュームで労務が発生します。
これらの作業は、通常の業務と並行して進めていかなければなりませんので、社内の協力や理解が不可欠です。
また、サイトのリニューアルは、窓口になる担当者とそれを決裁する上長が連携して、スムーズに進行する体制を構築することが必要です。
多大なコストが発生する
もう一つのデメリットは、リニューアルをすることで多大なコストが発生することです。
WEBサイトのリニューアルは、一定のタイミングになれば必ず対応しなければなりません。ここで発生する費用は、あらかじめ予算を組んで確保しておくことが必要です。
また、リニューアルをすることで得られるメリットが発生するコストを上回るような計画を立てることが重要です。
サイトをリニューアル際に確認する事項 4選
次に、WEBサイトのリニューアルで、ホームページ制作会社と事前に確認したい事項について紹介させていただきます。
ドメインの引き渡しは可能か?
サイトのリニューアル時によく問題になるケースが、ドメインの引き渡しです。
ドメインが以前の制作会社の所有になっていたり、リース契約になっている場合には、所有権の譲渡がお客様に対して出来ないケースがありますので、あらかじめ確認しておくことが必要です。
サーバーの引き渡しは可能か?
ドメインの引き渡しと同様にサーバーの引き渡しも問題になりがちです。
サーバーの契約が、以前の制作会社とサーバー会社との契約になっていたり、他社のサイトと共有してサーバー内にファイルが実装されている場合には、所有権の譲渡やサーバー情報の開示が出来ないケースがありますので、こちらも確認しておくことが必要です。
写真、画像、テキスト文の引き渡しは可能か?
ドメインやサーバーの引き渡しと同様に問題になるケースが、写真や画像とテキスト文です。
現在のサイトに掲載されている写真、画像、テキスト文などが、自社から支給したものであれば問題はありません。
ホームページ制作会社が撮影した写真や元々保持していたイラスト、考案したテキスト文などの素材は、著作権が制作会社にあることが考えられます。
ホームページ制作会社によっては、素材ごと譲渡することが出来ない可能性もありますので、こちらについてもあらかじめ確認が必要です。
SEO内部施策は可能か?
現在、SEO対策をしている場合でも、サイトのリニューアルを行ったことがきっかけで、検索順位が下がってしまったり、検索結果に出てこなくなってしまうケースもまれにあります。
WEBサイトの内部SEOは、一般の方にはわかりにくく専門性が伴う複雑な作業があります。
内部施策(最適化)は、SEO対策に詳しいホームページ制作会社や専門のSEOサービスを提供している会社へ確認が必要です。
SEO内部施策のポイント!特に重要視されるコンテンツ対策とは?
おわりに
今回は、ホームページのリニューアルで得られるメリット、デメリットや確認事項について、弊社の制作実績を元に紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
WEBサイトはリニューアルをすることで、会社・サービスのブランドイメージや業績、ユーザビリティの向上からSEO対策への貢献まで様々な範囲に渡って恩恵を受けます。
また、問題になりそうな事項に関しては、ホームページ制作会社に確認することになりますが、ここに記載した4点を解決しておくことでリニューアルがスムーズに進行していきます。
この記事をご覧になった方は、貴社の今後の参考にしていただいて、より効率的なホームページのリニューアルに取り組んでみてください。
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