ホームページでの集客にはコツはある?
ホームページ制作をした後の集客は、皆さんの悩みの原因になっています。
また、ホームページやECサイトの管理者の方は、どのようにしてサイトまで誘導するか?という【集客】部分が多くの方の共通の課題とも言えるでしょう。
今回は、ホームページの集客について、伸び悩む原因から弊社がオススメするコツ、集客方法を交えながら解説をさせていただきます。
ホームページの集客が伸び悩む原因
ホームページの集客が伸び悩む原因は主に3つ考えられます。以下の通りです。
「ターゲットユーザーが曖昧」になっている
ターゲットユーザーが定まっていないと、どの層に向けて情報発信しているホームページなのかがよくわからなくなってしまいます。
こうした状態では、サイトを閲覧する検索ユーザーがすぐに離脱したり、巡回するクローラーも正しい評価できなくなくなったりします。ターゲットユーザーを明確に設定するようにしましょう。
「ホームページ集客対策」をしていない
代表的なホームページ集客対策として、SEO対策や広告の出稿、SNSの運用が挙げられます。
どの集客対策も講じてはいるものの、思うような効果が実感できない時があります。
その場合は、ホームページ集客対策の仕方が会社の方針と合っていない可能性があります。
これまで行ってきた集客対策を今一度見直して、自社に適した新たな集客対策を講じる必要があります。
「ホームページの効果検証」をしていない
集客対策を実行した後に、振り返りをせずそのままにしておくのはよくありません。
PDCAサイクルを回しましょう。PDCAサイクルは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字を取ったものです。
その際、GoogleアナリティクスやGoogleSearchConsoleを始めとするツールを活用するようにしましょう。
Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供するWebページのアクセス解析サービスのことです。
元々はGoogleが2005年に買収した、アメリカのWeb解析会社、Urchin社の技術を利用しています。
Googleアナリティクスを活用することで、Webサイトへのアクセス状況をユーザー属性や訪問ページ、広告効果、成果の達成率など、様々な視点から解析することができます。
代表的な5つの指標は以下の通りです。
・リアルタイム
・ユーザー
・集客
・行動
そんなGoogleアナリティクスを活用するメリットは幾つかあります。以下の通りです。
・高機能であるのにもかかわらず、無料で使用できる。
・ユーザーに関するあらゆる情報を可視化できる。
・他のツールとの連携ができる。
一方で、デメリットもあります。以下の通りです。
・確認項目が多く、初心者には分かりづらい部分がある。
・初期設定と機能の理解に手間がかかる。
・各ページでのアクションなどミクロ分析には不向き。
このようにGoogleアナリティクスは、マーケティング活動を効果的に行う際に役立つアクセス解析ツールだと言えます。
実際に多くの企業が導入していて、集計データを広告戦略の立案に活かしています。
効率よくマーケティング活動をしていきたいとお考えのサイト運営者は、Googleアナリティクスを活用してWebサイトの改善に繋げていきましょう。
Google Search Consoleとは、Googleウェブマスターツールのことです。
Googleが提供している無料ツールの1つであり、登録することで自社のWEBサイトの現状と、訪問するユーザーについてのすべてが分かるツールとなります。
また、2015年5月20日にGoogleは、従来のウェブマスターツール(Webmaster tools)から名称を変更させました。しかし、それに伴う大きな変化はなく、仕様や機能もGoogleウェブマスターツールとほとんど変わりありません。
そんなGoogle Search Consoleで分かる内容は大きく5つあります。以下の通りです。
1.どのページの閲覧が多いか、どんなキーワードでの流入が多いかがわかる。
2.自社のWEBサイトに向けられている外部リンク、サイト内の内部リンクがわかる。
3.WEBサイトにクローラーを呼ぶことができ、インデックス(index)を促進することができる。
4.どんなキーワードで表示されているか(検索クエリ)がわかる。
5.表示されている検索クエリから、どれぐらいのクリックがされたかCTR(クリック率)がわかる。
このようにサイト運営者は、自社が管理するWebサイトの認証をGoogleにしてもらうことで、あらゆる便利な機能を活用することができるようになります。
こうした効果測定ツールを活用することで、自社ホームページの問題点を明らかにし、改善していくようにしましょう。
ホームページで集客するコツ
ホームページの集客が伸び悩む原因が明らかになったところで、続いて「ホームページで集客するコツ」をみていきましょう。
ホームページで集客するためには、目的に応じて集客方法を変えることが重要です。
即効性を実感したい方
SNS広告やプレスリリースが適しています。
なおプレスリリースとは、企業が報道機関に向けて自社に関する情報を発表する公式文書のことです。ニュースリリースとも呼ばれます。
短期的に運用していきたい方
リスティング広告やディスプレイ広告を始めとする検索連動型広告がぴったりです。
リスティング広告(Listing advertisement)とは、PPC 広告(クリック報酬型広告)の一種で、GoogleやYahooなどの検索エンジンや各エンジンが提携している、その他のWEBサイトなどに広告を掲載できるサービスのことです。
ユーザーには、検索キーワードと関連性の高い広告が表示されるため、効率よく見込み顧客にアプローチすることができます。
特にYahoo!が提供している、検索キーワードに連動して表示されるリスティング広告サービスのことをスポンサードサーチと呼びます。
検索結果に沿った内容の広告を表示する点で通常の広告とは異なり、検索連動型広告と呼ばれます。
ユーザーがタイピングした検索キーワードと関連性の高い広告が、ユーザーの目につきやすい画面上部や右側に表示されます。
そんなリスティング広告の特長は、以下の通りです。
・集客効果が見込まれる。
・関心の高い見込み顧客へ宣伝できる。
・クリックされた場合にのみ課金されるモデルであり、広告の表示自体には料金がかからない。
・ターゲティングによって、地域・時間帯・デバイスに応じて効率的に広告を掲載できる。
・パソコンやスマートフォン、タブレット端末など、様々な媒体にアプローチできる。
・レポート機能のグラフや表で、数値解析による効果測定ができる。
このようにリスティング広告には優れた点が数多くあり、成果を出すのが難しいSEOよりも手軽に集客効果を生み出します。
中長期に運用していきたい方
SEO対策を講じていきましょう。
SEO(Search Engine Optimization)とは、「検索エンン最適化」とも呼ばれます。
Googleを始めとする検索エンジンにおいて、検索結果ページの上位表示の順位に自社のWebサイトが表示されるように工夫することで、そのための技術やサービスを言います。
ホームページでの集客方法
ホームページでの集客方法は、無料で実践できるものから有料のものまで多岐にわたります。以下の通りです。
SEO対策(検索エンジン最適化)
そもそも検索エンジン(Search engine)とは、インターネット上の情報を検索するためのプログラムやシステムのことを言います。
GoogleやYahoo!、goo、Bingが代表的な例です。
検索エンジンを語る上で欠かせないのが、SEO(Search Engine Optimization)です。「検索エンジン最適化」とも呼ばれます。
Googleを始めとする検索エンジンにおいて、検索結果ページの上位表示の順位に自社のWEBサイトが表示されるように工夫することで、そのための技術やサービスを言います。
そんなSEOには幾つかメリットがあります。以下の通りです。
・無料または低コストで始められる。
・サイトが上位に表示されると、ブランディング効果を得られる。
反対にデメリットもあります。以下の通りです。
・効果が現れるまでに時間がかかる。
・検索エンジンのアップデートやアルゴリズムに左右セットされる可能性がある。
そしてSEOは、大きく2種類に分類されます。以下の通りです。
・内部施策 Webサイト内を改善すること。代表例はコンテンツマーケティング。
・外部施策 Webサイトの被リンクの質と量を向上させること。
このようにSEOで成果を上げるためには、内部施策と外部施策を講じる必要があります。
その中でも特に、ユーザーの目線に立って良質なコンテンツを提供し続けることが何より大切です。
その際、SEO対策したい検索キーワードを文脈に沿った形でコンテンツに含ませると効果的です。
実際に、GoogleもそうしたWebサイトを高く評価します。
同時にユーザーには、自社の商品やサービスを知ってもらう機会を与え、最終的には見込み顧客をファン化させることができます。
Webサイトを検索順位の上位に表示させることで、集客効果を得たりCV数を増やしたりしたいとお考えのサイト運営者は、SEO対策を講じるようにしましょう。
SNS
SNS(Social Network Service)とは、Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略称のことです。
なお英語圏では、SNSという呼び方がされておらず、social mediaやsocialなどと呼びます。
代表例としてX(旧Twitter)、Instagram、Facebook、LINE、TikTokなどが挙げられます。
そんなSNSは、人と人のつながりを支援するインターネット上のサービスを言います。
実社会では知り合いでなかったとしても、オンライン上で利用者同士が交流できる点において優れています。
活用の場は様々で、プライベートに共通の趣味を持つユーザーとの交流を楽しむ人もいれば、仕事やビジネスに活用する人も多いです。
最近では企業や組織が、広報活動の手段としてSNSを上手く活用しています。
このようにSNSが普及したことにより、個人が情報発信できる時代が到来しました。
世界中が情報で溢れかえると同時に、従来よりも情報をいち早く知ることができるようになりました。
しかし、SNSを普及したことによる弊害もあります。それはデマの拡散、プライバシーの問題、詐欺被害、ウイルス配布の被害など多岐にわたります
そうした現代社会において、SNSを活用する方々が養うべき力があります。情報を批判的に読み取る力である情報リテラシーです。
インターネット上にある全ての情報を鵜呑みにするのではなく、あらゆる情報の中から安全かつ自分に必要な情報の取捨選択をできるようにすることが大切です。
SNSを活用される方はその利便性の高さだけでなく、注意点にも目を向けるようにしましょう。
プレスリリース
企業が報道機関に向けて自社に関する情報を発表する公式文書のことで、一般的にはニュースリリースとも呼ばれます。
インターネット広告
インターネット広告(Internet advertising)とは、インターネットのWebサイトやメール、SNSなどを使用し、企業が商品やサービスのマーケティングのために行う広報、宣伝のことです。デジタル広告、オンライン広告とも呼ばれています。
ここ数年でインターネットやスマートフォンが急速に普及したことを背景に、従来型のテレビCMや新聞や雑誌を始めとするマス広告に代わり、インターネット広告業界は隆盛を極めています。
そんなインターネット広告は、少額の予算で始められる、ターゲットを絞りやすい、効果測定をしやすい、などの特徴を持っており、こうしたメリットが注目度の増加に拍車をかけています。
そして、インターネット広告は、7つの種類に分けられます。以下の通りです。
1.ディスプレイ広告
2.リスティング広告
3.アフィリエイト広告
4.ネイティブ広告
5.メール広告
6.動画広告
7.SNS広告
このように、インターネット広告と一括りに言っても手法は多岐にわたります。
そのため、企業の求める目的に応じて手法を使い分けていく必要があります。
まとめ
今回は、ホームページで集客するコツについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。ホームページで集客する上で重要なコツは3つあります。
1つ目に「ターゲットユーザーを明確に設定すること」です。
ターゲットユーザーが曖昧だとホームページの方向性が定まらず、方針が見えてきません。
ホームページで集客するにあたって、今後どの層に向けて情報発信をしていきたいかを自社で明確化させましょう。
2つ目に「SEO対策を始めとするホームページ集客対策を講じること」です。
SEO対策の他に、広告の出稿やSNSの運用も集客対策として有効です。
3つ目に「効果測定を通じて明らかになった問題点を改善すること」です。
集客対策を実行した後に、振り返りをせずそのままにしておくのはよくありません。
定期的にホームページの状況を検証するようにしましょう。ホームページ集客をする上でメンテナンスは欠かせません。
このように、今回ご紹介した重要なコツを実践すれば、ホームページ集客で一定の成果を上げられます。
その際インターネット広告を出稿すると同時に、各種SNSを運用して自社の商品やサービスをプロモーションしたり、Googleが提供している効果測定ツールを活用したりすると相乗効果を得られます。
自社ホームページで集客したいとお考えのサイト運営者は、是非とも参考にしてみてはいかがでしょうか。
【株式会社セレクト・ワン】
東京本社:03-5953-7160
株式会社セレクト・ワンの社員によってオススメ情報を執筆している【編集チーム】です。”初心者の方にもわかりやすく”をモットーに、記事を読んだら直ぐに実践できるWEBマーケティング関連の情報を紹介しています。
また、弊社の実績や導入事例から見る・コンテンツマーケティング・SEO対策・WEB制作など、様々な最新情報やノウハウも発信していきます。