検索クエリ(Search query)とは、検索するときにユーザーが実際に入力する、単語または複数語のことです。また、クエリとは「質問」を意味します。
検索エンジンとのかかわりを持って初めて意味を成すという点において、似た概念のキーワードと異なります。
同様に検索クエリは、検索語句という用語とも近い意味を持っています。
・SEO 自然検索⇒検索クエリ
・広告 検索広告・リスティング広告(Google広告やYahoo!広告)⇒検索語句
そんな検索クエリは大きく3つに分類することができます。
①トランザクショナルクエリ 取引型
商品の購入を始めとするユーザーによる購買行動の全般を連想させるワードであることから、「Doクエリ」とも呼ばれます。
②ナビゲーショナルクエリ 案内型
特定のWebサイトやページに向かうことから、「Goクエリ」とも呼ばれます。
③インフォメーショナルクエリ 情報型
企業が獲得を目指す成果に直結はしないですが、見込み顧客と自社の接点を持たせるきっかけとなり得るため重要性が高いです。
また、情報収集を主な役割としていることから、「Knowクエリ」とも呼ばれます。
このように検索クエリは3つに分けて考えられますが、2つ以上の型に当てはまる場合もあります。
そしてGoogleアナリティクスに連携させたサーチコンソールを活用することで、検索クエリの数を知ることができます。
検索エンジンにおいて検索クエリは、必要としている情報を検索ユーザーが調べる際に入力するワードという位置付けになります。そのため、ユーザーの何を一番に求めているのか検索意図を把握でき、SEO対策に役立ちます。
したがって、サイト運営者は検索クエリを念頭に置いてコンテンツの作成に当たる必要があります。
なぜなら、ユーザーの利便性を向上させ、最終的には検索エンジンでサイトを上位に表示させることにつながるからです。