ホームページの集客効果が悪い原因とは?
WEBサイトやECサイトの集客に携わっている方は、その後の効果まで意識をして運営しなければなりません。
しかし、日々の努力を怠って間違った認識を持つ方は、集客効果を発揮できないまま、売り上げや利益の妨げになっています。
今回は、多くの会社が課題にしている、ホームページの集客効果が悪い原因について解説をさせていただきます。
自社サイトに求めるものと実情は?
自社のサイトに求めるものを要約すると、売り上げ、利益、ブランディング構築=集客効果の向上と言えるでしょう。
しかし、実情はWEBサイトの運営で上手くいっている会社は少なく、集客効果で達成感を感じている話を聞くことは殆どありません。
計画の時点では、反響が取れる集客効果の高いサイトを目指して制作したはずなのに、なぜ?このようなことになっているのでしょうか。
WEBサイトの集客が上手くいっていない会社は、運営に携わる方ご自身が気付いていない何らかの原因が存在しています。
サイトの集客効果を発揮できない原因 6選
WEBサイトは、本来の目的や機能を果たさなければインターネット上に公開している意味はありません。
ここでは、ホームページ制作会社として経験した、顧客の事例から紹介させていただきます。ご自身が運営するサイトに照らし合わせてご確認下さい。
運営、維持、管理が出来ていない
ホームページの制作をした後は、定期に運営、維持、管理を行っていかなければ良好な状態を保つことはできません。
よく見かけるものは、お知らせやニュースが数年前の古いままになって放置しているケースです。このような状態では、サイトを閲覧したユーザーは不安に感じますし、企業やサービスの信頼度も著しく低下してしまいます。
WEBサイトは、常に最新の情報を更新して、ユーザーが欲するコンテンツを配信していくことで、Google検索エンジンからの評価も上がって集客効果を発揮します。
サイトの存在自体をあきらめてしまった
こちらは1.運営、維持、管理が出来ていない、に近いものがありますが、手間が掛かるサイトの存在自体をあきらめてしまっているケースです。
運営に携わっていた人が退職してしまった、途中までSEO対策をしていたが効果を感じなかった、次に更新する情報のネタが見つからなかった、とにかく通常の業務が忙しくサイトに携わっていられない、などの理由であきらめる方が多いようです。
WEBサイトは、一人で運営するには負担が大きく、維持、管理のリスクも伴いますので、それぞれに担当や役割を決めて、複数人で管理して継続性を持たせることが必要です。
商品・サービスの優位性を理解していない
自社が提供する商品・サービスの強みや特徴を理解しないまま、WEBサイトを運営していても集客で成功することはありません。
インターネット上には、多くの競合サイトや類似のサービスが溢れかえっています。
サイトの運営者は、営業資料やパンフレットにある内容をそのまま載せるだけではなく、他社には無い違いを訴求して十分な魅力を伝えることが必要です。
SEO対策やネット広告の予算を確保していない
WEBサイトは、ただ端に公開しているだけでは、インターネットからの集客は望めません。
また、一昔前であれば競合サイトも少なく、開設しただけで集客につながる時代もありましたが、現在のネット環境ではそのようなバラ色なことはありません。
専門のSEO会社に依頼をして、サイトに最新のSEO内部施策や外部施策を実施することが必要です。
また、リスティング広告やその他のWEB広告、SNSなどを組み合わせて、サイトからの流入増に努めることで集客効果が向上します。
コストを沢山掛ければ良いという話ではありませんが、自社の状況にあった適正な予算を確保することは、サイトの集客にとって重要な要素です。
デザインに強いこだわりを持ち過ぎている
見た目がカッコいい、デザインがきれいなWEBサイトの存在を否定しません。
しかし、サイト運営者が良いと思うデザインが、必ずしも多くのユーザーから支持をされるということでは無いのです。
WEBサイトのデザインは、個人の好みや主観性が強く出る傾向がありますので、自分の感性に頼りすぎるのは良くありません。
デザインにこだわりを持ち過ぎて、ユーザービリティやSEO対策、アクセス解析を疎かにすることが好ましくないことは、この記事をご覧いただいた機会に知っておくと良いでしょう。
アクセス解析が出来ていない
WEBサイトは、制作の時点からGoogleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを活用することが必要です。
月間で新規のユーザーはどのくらいいるのか、月間のセッション数はどのくらいあるのか、ページビュー数はどのくらいあるのか、直帰や離脱につながるページはどこにあるのか、など様々な角度からサイトの状況を把握する必要があります。
その後、アクセス解析で見えてきた問題を次に手を打つ施策として、WEBサイトに反映していくことで集客効果の改善につながっていきます。
ホームページの開設後、Googleに対してやるべき施策とは?
おわりに
今回は、多くの会社が課題にしているホームページの集客効果が悪い原因について解説をさせていただきましたが、いかがでしょうか。
WEBサイトは、運営、維持、管理の体制と集客に掛けるSEO対策やネット広告の予算を確保しながら、アクセス解析まで行うことが重要だとおわかりいただけたと思います。
また、サイトの運営に携わる方は、これまでの考えや意識を変えて、少しの努力と積極的な投資を行うことで集客効果の向上が図れます。
この記事をご覧になった方は、今後の取り組みの参考にしていただいて、ホームページの制作や運営の中でお役立てください。
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