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コンテンツマーケティングの効果測定は何を基準にするのか?

コンテンツマーケティングの効果測定は何を基準にするのか?

コンテンツマーケティングは、どのようして効果を測定すれば良いのか?という質問は、SEO対策やコンテンツSEOに携わる企業の方から聞かれることが多い内容です。

また、コンテンツマーケティングは、その特性を見ても短い期間では結果を出しにくい施策で、中長期を目途に運用していかなければ効果を発揮することが難しい手法です。

今回は、コンテンツマーケティングの効果をどのように測定したら良いのか?基準になる項目を挙げて紹介させていただきます。

 

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コンテンツマーケティングの効果測定が難しい理由

 

コンテンツマーケティングの効果測定は一般的に難しいと言われていますが、なぜ?効果測定の難易度が高いのか、二つの原因について紹介させていただきます。

 

質の高いコンテンツの数値化

コンテンツマーケティングの特徴は、WEBサイトへの集客と顧客ロイヤリティの強化を図ることにあります。

サイトへ投稿するコンテンツの数や文字数は、リアルな数字が測定しやすいですが、コンテンツの品質についてはユーザーの主観的な要素が強い傾向があります。

ユーザーから見た質の高いコンテンツの定義は曖昧で、数値に置き換えることが難しいと言えます。

 

集客と顧客育成の両立

コンテンツマーケティングは、何をKPIKGIの指標にするべきかわかりにくい側面があります。

集客について効果測定をする場合は、セッション数やページビュー数が主な指標となり、ユーザーをファン化させる顧客育成の場合は、SNSのシェア数を指標に設定する必要があります。

集客と顧客育成の二つを細分化して、それぞれのデータを測定することは難しい作業と言えます。

 

コンテンツマーケティングの戦略は?

 

コンテンツマーケティングの効果を測定する際に確認すべきこと

 

コンテンツマーケティングの導入を検討している場合に、その効果はどのようなカタチで現れてくるのか、どのようにして効果の確認をすれば良いのか、と多くの企業の担当者が悩まれているようです。

コンテンツマーケティングは、ある程度の初期コストを抑えて、比較的簡単にスタートができる反面、コンテンツ(記事)の作成や情報の配信を継続していく難しさがあります。

 

また、効果の即効性という意味では、他のWEB広告の手法と比べた場合に早いものではありません。

ここで言う、コンテンツマーケティングの効果の確認とは、商品・サービスに対するお問い合わせやカタログDL・資料請求、会員登録、予約、購入といったコンバージョンのことを指しています。

 

コンテンツマーケティングを成功に導く始め方とは?

 

コンテンツマーケティングの効果測定で基準にする項目 7選

 

ここでは、コンテンツマーケティングの効果測定の基準にする項目について、弊社でも実際に活用している内容を紹介させていただきます。

 

サイト内に投稿するコンテンツ(記事)の数

ユーザー向けに継続し配信していく【コンテンツの数】は、コンテンツマーケティングの効果測定の基準になります。

記事の数やWEBサイトの更新の頻度は、多ければ多いほどコンテンツマーケティングの運用において効果的です。

 

サイト内に投稿するコンテンツ(記事)の文字数

ユーザー向けに定期に配信していく【コンテンツの文字数】は、コンテンツマーケティングの効果測定の基準になります。

記事の文字数は、競合のWEBサイトに比べて多ければ、コンテンツSEOの恩恵を受けることによって検索順位で有利になりますので、定期的なリライトを繰り返しながら増やしていくことが必要です。

 

コンテンツマーケティングはコンテンツの質と量が重要になる?

 

サイト内のセッションの数

ユーザーがWEBサイトに訪問した回数、アクセス数のことで【訪問した数値】は、コンテンツマーケティングの効果測定の基準になります。

セッション数は、1回の訪問で1セッションという形でカウントされて、1セッション内でどれだけサイト内のページを閲覧してもセッション数は1になります。

 

 

サイト内のページビューの数

ユーザーがWEBサイト内の特定ぺージをどのくらい見たかという【閲覧した数値】は、コンテンツマーケティングの効果測定の基準になります。

セッション数との違いは、1セッションにつき、1ページビューの場合もあれば、3ページビューの場合もあります。

 

サイト内のユニークユーザーの数

WEBサイトに訪問したユーザーの数のことで【ユーザーの数値】は、コンテンツマーケティングの効果測定の基準になります。

一人のユーザーが何度もサイト内を訪問し、閲覧してもユニークユーザー数は1になります。

 

コンテンツマーケティングに影響があるデータとは?

 

SNSの数

GoogleやYahoo!などの検索エンジン(SEO対策によるもの)経由での自然流入ではなく、X(旧Twitter)やfacebook,Instagram,LINEなどの【SNS経由の流入の数値】は、コンテンツマーケティングの効果測定の基準になります。

SNSの数は、拡散に成功すると膨大な数値になる場合があります。

 

お問い合わせの数

メール、電話、FAXなどによる【お問い合わせの数値】は、コンテンツマーケティングの効果測定の基準になります。

カタログ、パンフレット、サービス資料、冊子などの請求によって、商品・サービスの購入に結びつけます。

 

※1.ページビュー 2.セッション数 3.ユニークユーザー数 の順に徐々に数値が小さくなります。

 

コンテンツマーケティングにはどんなメリットがあるのか?

 

コンテンツマーケティングの効果は中長期的な視野で考える

 

コンテンツマーケティングを数か月ほど運用しているけど、ほとんど効果を感じなかったと言う話を聞くことがありますが、そもそも数か月という短い期間(時間)で結果を出せるマーケティング手法ではありません。

まずは、PDCAサイクルを活用して、初期 ⇒ 中期 ⇒ 長期 それぞれの段階で問題や改善すべき事項を抽出します。

 

その後、WEBサイト内のコンテンツ(記事)を改善して最適化を行うことで、コンテンツマーケティングの効果は少しずつ発揮されてきます。

コンテンツマーケティングを導入する場合には、効果に対して即効性を求めるものではなく、中長期的な視野で考え運用していくことが求められます。

 

コンテンツマーケティングの効果を上げるためのポイントとは?

 

おわりに

 

今回は、コンテンツマーケティングの効果をどのように測定したら良いのか?基準になる項目について、弊社の事例を元に紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

コンテンツマーケティングは、ユーザーに対して一方的に情報を提供するものではなく、顧客のニーズやスタイルを掴みながら徐々に関係性を作っていきますので、リスティング広告や他のWEB広告と比較した場合にどうしても時間が掛かります。

 

また、コンテンツマーケティングを導入した後は、ページビュー数やセッション数の増加をただ待っているだけでなく、効果測定のデータを元にコンテンツ(記事)やWEBサイト内部の改善を行って、地道に最適化を繰り返すことで目標に到達します。

コンテンツマーケティングは、運用の手間や継続性の難しさはありますが、ユーザーにとって有益な情報を発信することで、WEBサイトへの集客効率を上げながら効果が持続していくマーケティング手法です。

 

この記事をご覧になった方は、効果測定の基準や方法を参考にしていただいて、コンテンツマーケティングに取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

コンテンツマーケティングを導入するにはどうすれば良いのか?

 

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