コンテンツマーケティングの種類とは?
この記事をご覧のみなさんは、コンテンツマーケティングをご存知でしょうか?
コンテンツマーケティングの存在は、従来のインターネット広告に代わる集客対策として、近年ますます注目度を高めています。
中には、既に運用しているのにもかかわらず、思うような成果を上げられなくてお困りの方も多くいらっしゃるかと思います。
そこで、今回は「コンテンツマーケティングの種類は?」と題して、コンテンツマーケティングの定義を説明した上で周辺知識についてご紹介いたします。
その際、コンテンツマーケティングの種類とコンテンツを拡散させることの重要性も交えて解説させていただきます。
コンテンツマーケティングって、どんなマーケティング手法のこと?
コンテンツマーケティングとは?
コンテンツマーケティングの種類をご紹介する前に、まずは定義を明らかにします。
コンテンツマーケティングの定義
そもそもコンテンツマーケティングとは、「ユーザーにとって価値の高い情報を、コンテンツとしてメディア上で継続的に提供することで、見込み顧客の購買意欲をかきたて、最終的に優良顧客へと育成するマーケティング手法」のことです。
企業が見込み顧客やユーザーに自社サイトなどのオウンドメディアを見つけてもらう仕組みを作り、集客効果およびコンバージョンの獲得へとつなげるということです。
その際、多くの企業はこれと同時に、SEO対策(Googleを始めとする検索エンジンで上位に表示させるための施策)を講じます。
企業によるこうした一連の働きかけは、サイトを閲覧してもらうことで、ユーザーに自社の存在を認知してもらうことを目的としています。
このように、コンテンツマーケティングには、ターゲットユーザーにとって有益な情報を発信することで、段階的に自社の商品やサービスに対する興味関心を持ってもらい、最終的にファン化につながるという特徴があります。
コンテンツマーケティングの種類
コンテンツマーケティングの定義が明らかになったところで、続いてコンテンツマーケティングの種類を見ていきましょう。
コンテンツマーケティングは大きく6つの種類に分類されます。
・記事コンテンツ
・ホワイトペーパー
・動画
・インフォグラフィック
・LP(ランディングページ)
・メルマガ
その中でも特に需要の高い、記事コンテンツ、ランディングページ、メルマガの3つを取り上げて解説させていただきます。
記事コンテンツ
数ある記事コンテンツの中でも、自然検索からの流入や増加を見込める記事コンテンツは、いろんな種類があります。以下の通りです。
・まとめ記事
・コラム記事
・専門家記事
・HOW TO記事
・事例記事
・活用方法に関する記事
・インタビュー記事
ランディングページ
ランディングページとは、ホームページ閲覧者がインターネット広告や検索エンジンを通して、最初に閲覧するWebページで、ユーザーが最初に訪れるページのことです。
1ページ完結型のため、ユーザーが途中で他のページに遷移することはありません。
広義では、内部リンクを始めとする広告以外の飛び先も指します。略してLPと呼ばれることもあり、ホームページの一種です。
ホームページには、コーポレートサイト(会社のWebサイト)、サービスサイト、ECサイト、LPサイト(ランディングページ)、ブランディングサイトなど5種類ありますが、そのうちの1つです。
そんなランディングページを作成するメリットは幾つかあります。以下の通りです。
・訴求からコンバージョンまでを1ページで完結させられる。
・ブランディングイメージを崩すことなく、セールスに振り切った訴求ができる。
・流入経路ごとに訴求する内容を最適化することができる。
逆にデメリットもあります。以下の通りです。
・制作コストがかかる。作成費用の相場は幅広いですが、1ページあたり20から50万円程度であることが多いです。
・運用する担当者を置くなどリソースが必要になる。LP改善ツールを活用することで、簡単に解決できます。
このようにランディングページは、コンバージョンの獲得をするために欠かせません。
自社の商品やサービスをプロモーションさせ、売上を増やしたいと考える企業は導入を検討しましょう。
メルマガ
メルマガ(メールマガジン)とは、ホームページやネットショップの運営者から購読を希望した読者に対して一斉に配信されるメールのことで、メールマーケティングの一種です。
欧米では、Eメールニュースレター(Email newsletter)と呼ばれています。
そんな、メルマガを配信することで幾つかのメリットがあります。以下の通りです。
・コストが安く抑えられる点
・プッシュ型の販売促進が即効性を持っている点
・訴求したいターゲットに絞ってアプローチできる点
形式が2種類あります。以下の通りです。
・テキスト形式 文字のみで構成されているため、シンプルで読みやすいのが特徴的です。
・HTML形式 画像を挿入したレイアウトによって、目を引くようなメルマガを作成できます。
近年では、SNSが主流のコミュニケーションツールとなっていますが、メールも依然として有効なマーケティング手法の一つだと言えます。そのため、BtoB業界では多くの場面で実際に活用されています。
メルマガを運用する際大切なことは主に3つあります。
・コンテンツの質を高めること
・顧客の視点に立つこと
・顧客に消費行動を起こしてもらえるように誘導すること
メールによるマーケティングを通じて、ターゲットとする顧客を囲いたいと考えている方はメルマガを始めてみましょう。
コンテンツを拡散させることも重要
コンテンツを拡散させることによって、自社に関する情報を宣伝することができます。
コンテンツを拡散させる方法は幾つかあります。SNSとプレスリリースです。
そもそもSNS(Social Network Service)とは、Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略称のことです。
なお英語圏では、SNSという呼び方がされておらず、social mediaやsocialなどと呼びます。
代表例として、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、LINE、TikTokなどが挙げられます。そんなSNSは人と人のつながりを支援するインターネット上のサービスを言います。
実社会では、知り合いでなかったとしても、オンライン上で利用者同士が交流できる点において優れています。
活用の場は様々で、プライベートに共通の趣味を持つユーザーとの交流を楽しむ人もいれば、仕事やビジネスに活用する人も多いです。
最近では企業や組織が、広報活動の手段としてSNSを上手く活用しています。このようにSNSが普及したことにより、個人が情報発信できる時代が到来しました。
世界中が情報で溢れかえると同時に、従来よりも情報をいち早く知ることができるようになったと言えます。
しかし、SNSを普及したことによる弊害もあります。それはデマの拡散、プライバシーの問題、詐欺被害、ウイルス配布の被害など多岐にわたります
そうした現代社会において、SNSを活用する方々が養うべき力があります。情報を批判的に読み取る力である情報リテラシーです。
インターネット上にある全ての情報を鵜呑みにするのではなく、あらゆる情報の中から安全かつ自分に必要な情報の取捨選択をできるようにすることが大切です。
SNSを活用される方はその利便性の高さだけでなく、注意点にも目を向けるようにしましょう。
WEBサイトのコンテンツを多くのユーザーに閲覧してもらうには?
まとめ
今回は、コンテンツマーケティングと種類についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
コンテンツマーケティングの種類は、記事コンテンツから動画まで多岐にわたります。
また、コンテンツは拡散すれば、自社の存在だけでなく商品やサービスに関しても多方面にプロモーションすることができます。
今後、コンテンツマーケティングを自社で導入および運用していきたい方は、コンテンツを拡散させることの重要性を理解した上で、数あるコンテンツマーケティングの種類を使い分けてみてはいかがでしょうか。
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