コンテンツマーケティングやコンテンツSEOを運用する企業の方は、苦労して作成したコンテンツ(記事)を「どのくらいのユーザーが見てくれるのかわからない?」という不安な思いをお持ちではないでしょうか。
また、「少しでも多くのユーザーに有益な情報を提供したい。」という気持ちで取り組まれている事と思います。
今回は、WEBサイトに公開したコンテンツをより多くのユーザーに読んでもらうための内容について紹介をさせていただきます。
最初は目標を設定するところから始める
コンテンツマーケティングを運用していくためには、先ず目標を立てることから始めます。
また、最初から1年後の目標設定にしてしまうと荷が重く大変に感じますので、6カ月後くらいのスパンで目標を立てるのがオススメです。
コンテンツ(記事)の配信を始めたとしても、ユーザーからの反応が少なかったり、アクセス数が伸びなかったり、コンバージョンにつながらなかったり、とコンテンツマーケティングはすぐに効果を発揮するような手法ではありません。
また、ネット広告のように短期で効果を感じるものではないため、あらかじめ中長期的なスパンで考えておきます。
コンテンツ(記事)のボリュームと情報発信をする頻度は?
コンテンツマーケティングで投稿するコンテンツ(記事)の量は、最低でも1件1,000文字以上で、1週間に1件、1カ月に4件をコンスタントに投稿していけば、6カ月(約半年)を目途に成果が表れてきます。
また、競合のWEBサイトが強く、文字数や更新頻度が多い場合は、それを上回るコンテンツの量を作成して配信しなければなりません。
一般的に、ユーザーからの反響が出始めるまでのコンテンツの数は、競合サイトとの兼ね合いにもよりますが、20件から30件くらい(約半年分)と言われています。
ユーザーからの反応は、コンテンツの内容、量、構成、キーワード、タイトルの付け方など様々な要素によって変わってきます。
コンテンツマーケティングで上位表示をねらう記事の書き方とは?
コンテンツ(記事)の見直しはどのタイミングで必要になるか?
コンテンツマーケティングを導入して、約6カ月以上が経過をしても成果が表れない(アクセス数が伸びない、コンバージョンにつながらない)場合には、コンテンツ(記事)の見直しが必要です。例えば、
・ユーザーにとって有益で役立つ情報なのか。
・似かよった内容になっていないか。
・読みやすい文章、章立て、デザインで表現がされているか。
・ターゲットにするユーザーのイメージを的確にとらえているか。
・タイミングよく配信されているか。
・競合サイトを上回る記事になっているか。
・コンテンツSEOを考慮した構成になっているか。
など様々な項目に対して、総合的に見直しをかけていきます。
アクセス解析をもとにユーザーの動向を把握することが重要になる
コンテンツマーケティングの運用では、WEBサイトのセッション数、ページビュー数、ユニークユーザー数、滞在時間、直帰率、離脱率、流入経路など様々な項目を測定してアクセス解析を行います。
また、アクセス解析の結果をもとに、検索クエリ(キーワード)と併せて、ユーザーが興味を引くコンテンツはどの記事が該当するか、知っておかなければなりません。
コンテンツマーケティングは、セッション数やページビュー数だけで成果が判断しにくい場合もありますし、セッション数やページビュー数が伸びない場合でも、お問い合わせや資料請求が多いことで、購入や契約などのコンバージョンにつながることもあります。
特に反響が高かった記事を調べる場合は、コンテンツの内容やテーマごとに分類すると、ユーザーが好む傾向を抽出することができます。
ごく一般的なものか、目的がある専門的な内容か、ユーザーの感情に作用するものか、SEO対策が効いているのか、ユーザーの心理やその他の要因まで分析することが重要です。
また、コンテンツの数が増えてきたら、サービス内容、商品、特長などを考慮して、更に細分化することで、どのようなコンテンツが読まれているのか、どのような記事に対して人気があるのか、ユーザーのニーズを的確にとらえることができます。
これらの作業を繰り返し行って、ユーザーの動向を確認することで、改めて自社の強みを把握することになります。
おわりに
今回は、WEBサイトに投稿したコンテンツを閲覧してもらうための内容について、弊社の事例をもとに紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
コンテンツマーケティングは、ユーザーへ有益な情報を提供していくことが重要であり、コンテンツ(記事)の質と量のふたつを充実させる手法だとおわかりいただけたと思います。
特に、コンテンツ(記事)を定期に配信することは、コンテンツマーケティングで最も大変な作業ですが、投稿したコンテンツがWEBサイトの中に蓄積し資産に変わるまで、根気強く運用することを求められています。
ネット広告とは違ったマーケティング手法を探している企業の方は、この機会にコンテンツマーケティングの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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