ホームページの制作でお客様に用意して欲しい素材とは?
WEBサイトやECサイトを制作する場合に、どこまでの素材を用意すれば良いのか?という疑問はお客様からいただく多い質問です。
ホームページ制作会社の立場で言えば、お客様から支給していただく素材が多ければ多いほど、完成したサイトのデザインやイメージに相違がなく、修正する回数も少なく済みます。
WEBサイトの制作は、支給素材が多ければ作業がスムーズに進行していき、より満足度の高いサイトとして納品することできます。
今回は、ホームページの制作でお客様に用意して欲しい素材や伝えてほしいイメージ要素について紹介をさせていただきます。
ホームページ制作会社がお客様に支給して欲しい素材 7選
はじめに、WEBサイトを制作する場合に制作会社がお客様に支給して欲しい素材について、7つの例を挙げて説明させていただきます。
会社案内などのパンフレット【その1】
過去に会社案内やパンフレットを作成したことがある場合は、そのテキストをそのまま支給することで、WEBサイトに掲載するコンテンツとして使用することができます。
会社案内やパンフレットは、サイトの制作に必要な項目のほとんどを網羅していることが多く、WEBサイトを制作する場合には最高の素材になります。
営業チラシやサービス概要などの販促資料【その2】
会社案内やパンフレットと同じで、日頃の営業活動で利用している営業チラシやサービス概要などの販促資料を支給すれば、WEBサイトに掲載する有力なコンテンツとして使用することができます。
この機会に新たに掲載したい内容や修正事項があれば、ワードファイルやPowerPointに修正を加えたものを支給してWEBサイトに掲載できます。
よくある質問、取引実績、制作実績、導入事例、お客様の声【その3】
よくある質問、取引実績、制作実績、導入事例、お客様の声などの内容は、過去に作成したことがない場合は、新たに作らなければいけないコンテンツです。
また、これらのコンテンツは継続性、更新性、拡張性に優れているため、SEO対策の観点からもサイト内に盛り込みたい内容です。
会社内でのヒヤリングやお客様へのインタビューした内容を、ワードファイルやPowerPointに打ち込んでテキスト形式で支給すれば、WEBサイトに掲載する有力なコンテンツとして使用することができます。
写真や画像(社長、従業員、建物の外観、オフィス内、サービス、商品、最寄り駅など)【その4】
これらは、過去に撮った写真が古かったり、WEBサイトに掲載したい写真や画像が無かったりと、ほとんどの場合で、新たに撮影をしなければならないものです。
最近のスマートフォンの写真は、画像の精度が良くなっていますので、ご自身のスマートフォンで撮影したものをそのまま支給すれば、WEBサイトに掲載するオリジナルの写真として使用することができます。
企業理念、経営方針、社長のごあいさつ文【その5】
企業理念、経営方針、社長のごあいさつ文などの内容は、会社案内やパンフレットを過去に作成したことがない場合は、この機会に作成をした方が良いコンテンツです。
他社の良い要素、目指している会社、目標にしている経営者、気に入っている言葉など、社長の思いを一つのカタチにして、ワードファイルやPowerPointにテキストを打ち込んで支給すれば、WEBサイトに掲載するコンテンツとして使用することができます。
採用情報、リクルート情報、求人情報【その6】
採用情報やリクルート情報などの内容は、過去に求人サイトやハローワークに掲載したことがある場合は、各種の条件、募集要項の見直しや少しの加筆、修正をするだけで、WEBサイトに掲載するコンテンツとしてそのまま引用することができます。
プライバシーポリシー、個人情報保護方針、サイトポリシー【その7】
プライバシーポリシー、個人情報保護方針、サイトポリシーなどの内容は、はじめてWEBサイトを制作する方は作った経験がないと思います。
他社のサイトを参考にして、自社オリジナルの文章を作成しワードファイルやPowerPointにテキストを打ち込んで支給すれば、WEBサイトに掲載するコンテンツとして使用することができます。
ドメイン、サーバーの接続情報【番外】
最後は素材ではないですが、支給品の番外としてドメインやサーバーの接続情報(ログイン情報)について解説します。
新規でWEBサイトを制作する際のドメインやサーバーは、お客様が用意をするのか、ホームページ制作会社が用意をするか、その所在がハッキリしています。
しかし、既存のWEBサイトからリニューアルをする際は、ドメインやサーバーの所在が不明の場合が見られます。
請求書の控えを確認したり、契約時の書類を確認するなどして、ドメインやサーバーの接続情報(ログイン情報)や運営会社を明らかにすることでスムーズに制作が開始できます。
ホームページ制作会社に伝えるデザインのイメージ要素 5選
次に、WEBサイトの制作では欠かせないデザインのイメージ要素について、5つの項目を挙げて説明させていただきます。
参考になるWEBサイト【その1】
競合や別業種の会社、ホームページ制作会社の制作実績から、イメージに近いサイトをURLで提示していただくことで、お客様が気に入っているデザインを共有することができます。
イメージカラー【その2】
イメージカラーは、漠然としたものを口頭で共有することは、相違が発生する原因になりますのであまり好ましくありません。
コーポレートカラーやサービス内容と同色なのか、この機会に別のイメージカラーを打ち出していくのか、という方向性をWEBカラーチャートの中から選定し、お客様から提示していただくことによってイメージを共有することができます。
デザインイメージ【その3】
カッコいい、ナチュラル、スッキリ、シック、安心、ポップ、アットホームなど、人のもつイメージや感性はそれぞれです。
こちらも競合他社や別の業種であっても、デザインやイメージの近いサイトを複数URLで提示していただくことで、お客様の頭の中のイメージを制作会社と共有することができます。
フォントの書体【その4】
フォントの書体も好みは人それぞれですので、フォント一覧や参考サイトからイメージに近いものを提示していただくことで、お客様の思いやイメージを共有することができます。
章立てのデザイン【その5】
その他の要素として、意外と重要になるのが章立てのデザインです。
小さなことのようですが、章立てのデザインひとつでWEBサイトのイメージがガラッと変わって見えます。
こちらも競合他社や別の業種であっても、デザインやイメージの近いサイトを複数URLで提示していただくことで、お客様の抱くイメージを制作会社と共有することができます。
おわりに
今回は、ホームページ制作でお客様に用意して欲しい素材や伝えてほしいイメージ要素について紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
既にある会社案内や営業資料などで支給できれば問題ありませんが、新たにテキストやキャッチコピーを作成したり、写真の撮影をするような場合は、ホームページ制作会社にお願いをした方が良いのか、ご自身で素材を用意した方が良いのか、の判断がご予算との兼ね合いで必要です。
また、イメージ要素については、初期の段階で制作会社に対して正確に伝えておかなければ、出来上がったWEBサイトが思っていたものと違う、ということも出てきますので特に重要です。
ここで紹介させていただいたものは、自社オリジナルのWEBサイトの制作では、どれも必要になってくる内容ばかりです。
この記事をご覧になった方は、今後の参考にしていただいて、ホームページの制作やリニューアルで活用してみてはいかがでしょうか。
これだけはダメ!ホームページの制作でやってはいけない事とは?
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