ホームページを開設する際に必要なページ数とは?
WEBサイトやECサイトを初めて制作する方は、【どのくらいのページ数を確保すれば良いのか?】【どんなコンテンツが必要になるのか?】よくわからないという話を耳にします。
サイトからのネット集客で、SEOを導入する場合には、沢山のページを制作して規模を大きくしていかなければ、SEO対策で苦戦することが予想されます。
一方、サイトからのネット集客を考えていない方、とにかく制作費をおさえたい方は、必要最低限のWEBページの数と基本のコンテンツを確保するだけで十分と言えるでしょう。
今回は、初めてのホームページ制作で必要なページ数について、初心者の方向けに紹介をさせていただきます。
小規模なWEBサイトが果たす役割とは?
WEBサイトは、会社の中にある部門と似た役割を担っていて、必要最低限のページ数で構成される小さなサイトであっても、3つの機能を持たせたうえで運営しなければなりません。
ここでは、小規模なサイトが果たす役割について紹介させていただきます。
ホームページは制作会社、自社のどちらで制作をすれば良いのか?
営業部としての機能
WEBサイトの中に、お客様に向けた事業内容やサービス概要、料金形態、制作実績などを詳細に記載しておくことで、24時間365日に渡って無休で活動をしてくれる【営業部】のスタッフとして役割を果たしてくれます。
広報部としての機能
新サービスや新商品のリリースなどのトピックスや最新情報の発信をすることで、インターネット専門の【広報部】のスタッフとして役割を果たしてくれます。
人事部としての機能
中途採用や新卒採用などの求人情報を掲載し、社長や採用担当者、先輩社員からのメッセージを掲載しておくことで、気の利いた【人事部】のスタッフとして役割を果たしてくれます。
ホームページ制作会社が推奨するページ数
初めてのWEBサイト制作の案件で、最低限必要になるページ数を聞かれることがありますが、確保しておきたい内容は下記の【5ページ】です。
この5ページの内訳は、株式会社セレクト・ワンで提供しているホームページ制作サービスの基本プランでもあります。
トップページ 【広報部】
WEBサイトの顔(入口)とも言えるメインのページがトップページです。
デザインは、他のサブページと違ってインパクトがあって、訴求性の強いものが必要になってきます。
また、お知らせやニュースなどの情報発信ができる、更新機能を持ったコンテンツを入れておくことで、ユーザーに対してアピールすることができます。
会社概要ページ 【営業部】
企業の信頼度を示すページが会社概要ページです。
住所、設立年月日、資本金、代表者名、役員、株主、従業員数、事業内容、売上高、取引先、取引銀行、登録免許などの基本情報を掲載して、閲覧する多くの人に安心感を与えられます。
一般的には、トップページの次にアクセス数を集めることが多いページです。
事業内容ページ 【営業部】
企業が提供している商品・サービスなどを掲載して、販売促進に役立てたいページが事業内容ページです。
商品・サービスの詳細説明、導入までの流れ、制作実績、価格、保守体制など、営業マンがお客様先で活用しているプレゼン資料の一部を抜粋して、ひとつにまとめたイメージで掲載します。
ここでの掲載内容や見せ方によって、ユーザーがお問い合わせをするか、しないかの判断材料に影響する重要なページとも言えます。
採用情報ページ 【人事部】
会社が本当に採用したい人物像など、募集要項を掲載するページが採用情報ページです。
有料の求人サイトやハローワークの求人サイトに掲載できないような、求職者にとってイメージが湧きやすい、社内の状況が見える内容を掲載することで、競合会社との差別化が図れます。
また、求人サイト以上の情報を広く公開することは、採用効果をあげることにつながっていきます。
お問い合わせページ 【全部門共通】
それぞれのページを閲覧したユーザーが、問い合わせや申し込み、予約をするために入力をするフォームがお問い合わせページです。
お問い合わせページが複雑で、入力がしにくいフォーマットの場合には、ユーザーの離脱や直帰につながってしまいます。
お問い合わせフォームを最適化し公開しておくことで、小規模なサイトが果たす3つの役割に大きく貢献してくれます。
ページ数を増やすことのメリット
ここまでは、最低限必要になるコンテンツについて紹介をしてきましたが、将来的にページ数を増やすことでどのようなメリットが生まれるのか解説させていただきます。
多くのユーザーから流入を期待できる
ページ数を増やすことは、数多くのユーザーからの流入が期待できます。
WEBサイトの基本は、トップページからの流入が約20パーセント、それ以外のサブページからの流入が約80パーセントとも言われています。
5ページのサイトよりも10ページ、50ページ、100ページとページ数が増えることで集客における入口が増えるため有利に働きます。
多くのキーワードでSEO対策できる
沢山のページが増えるということは、その数分だけキーワードを選定してSEO対策ができることになります。
また、トップページだけにSEO対策をしていた場合は、急なアルゴリズム変動によって検索順位が下降することもあります。
しかし、SEO対象のページが沢山あることで検索順位が下がるリスクを回避することができます。
おわりに
今回は、初めてのホームページ制作で必要なページ数について、初心者の方向けに紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
現在は、大手企業を中心に約90パーセント以上の会社がWEBサイトを開設していると言われていますが、まだ保有していない会社も一部に存在しているようです。
そのような企業の方でも、ご紹介させていただいた5ページのコンテンツであれば、制作費用を少額におさえてWEBサイトを保有することができます。
また、5ページで済む小規模なサイトであれば、経営者の方が考える制作費との費用対効果を考慮しても、十分に回収することができる手軽な投資にもなります。
これからホームページの制作を検討している方は、この記事を参考にしていただいて、自社の取り組みの中でお役立てください。
【株式会社セレクト・ワン】
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