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SEO対策でビックキーワードを選定した時の問題点とは?

SEO対策でビックキーワードを選定した時の問題点とは?

SEO対策で聞くことがある【ビックキーワード】や【スモールキーワード】とは、どのようなキーワードのことか?皆さんはご存知でしょうか。

名前の通りで、大きなキーワードのこと、小さなキーワードのこと、と大体の意味は想像がつきますが、SEO業界の専門用語で馴染みの薄い方も多いのではないでしょうか。

今回は、ビックキーワードやスモールキーワードの特徴と問題点について紹介をさせていただきます。

 

SEO対策の基本と言えるキーワード選定の方法とは?

 

SEO対策で言うビックキーワードとは?

 

 

一般的にビックキーワードとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで【検索される回数】の多いキーワードのことを言います。

ビックキーワードは、検索される回数が多いことで検索順位が上昇すれば、サイトへの流入が大幅に増える特徴を持っています。ここでは、ビックワードの特徴を説明させていただきます。

 

ビックキーワードの特徴

・検索される回数が多く、月間で10,000回以上が目安になる。

・単体のキーワードのことで、表記は一語からなる。

・競合サイトが強く10位以内(1ページ目)の検索順位に表示させることが難しい。問題点1】

・SEO対策をした後に10位以内(1ページ目)の検索順位に表示させるまでの時間や労務、コストが掛かる。問題点2】

・検索ユーザーを成果や成約につなげることが難しい問題点3】

 

ビックキーワードの例

「鉄板焼き」「弁護士」「薄毛」「居酒屋」「外壁塗装」「身元保証」「任意売却」「エステ」「社会保険」「車検」「ウェディング」「葬式」「不動産投資」「FX」「コンテンツ」「海外旅行」「カーテン」「ペットショップ」「サプリメント」「水素水」「リフォーム」「デザイナーズマンション」「エアコン」「加圧ジム」etc 順不同

 

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SEO対策で重要なスモールキーワードとは?

 

スモールキーワードとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで【検索される回数】の少ない二語、三語を組み合わせた複合キーワードやニッチなキーワードのことを言います。

スモールキーワードは、検索回数が少ないことで検索順位が上昇するまでの期間(時間)が短くなる特徴を持っています。ここでは、スモールキーワードの特徴を説明させていただきます。

 

スモールキーワードの特徴

・検索される回数が少なく、月間で1,000回以下が目安になる。

・複合またはニッチなキーワードのことで、表記は二語または三語の組み合わせからなる。

・競合サイトが弱く10位以内(1ページ目)の検索順位に表示させることが易しい。

・SEO対策をした後に10位以内(1ページ目)の検索順位に表示させるまでの時間やコストが掛からない。

・検索ユーザーを成果や成約につなげることが易しい。

 

スモールキーワードの例

「鉄板焼き 会食」「弁護士 港区」「薄毛 原因」「居酒屋 個室」「外壁塗装 費用」「身元保証人 いない」「任意売却 流れ」「社会保険 種類」「コンテンツ 施策」「エステ 東京」「屋根工事 東京」「歯科 東京」「社労士 東京」「賃貸 東京」「外部リンク チェック」「渋谷 グルメ 人気」「新宿 ラーメン おすすめ」「寿司 横浜 高級」etc 順不同

 

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ビックキーワードを選定した場合の問題点

 

多くのお客様の傾向として、検索順位が上昇した場合に、サイトへの流入が増えることから、最初からビッグキーワードを選定したSEO対策を望まれることがあります。

しかし、SEO対策のキーワード選定は、最初からビックキーワードを対象にすることは望ましくありません。

ここでは、ビックキーワードの特徴に記載した【問題点1,2,3】について、もう少し詳しく説明させていただきます。

 

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競合サイトが強く10位以内の検索順位にすることが難しい【問題点1】

ビックキーワードの一番の問題は、何といっても検索結果に出てくる競合サイトの数が多いということです。

また、何年も前からSEO対策を行っているような、コンテンツや情報、被リンクの数が多く、ページボリュームの大きいサイトも数多く存在しています。

マラソンで例えるならば、10キロ先にいる沢山の強いランナーを後から追走して抜くことで、こちらが先頭に立つのと同じことになりますので、当然として検索順位を上げる難易度は高くなります。

 

10位以内の検索順位にするまでの時間やコストが掛かる【問題点2】

次の問題は、上位に表示されるまでの時間(期間)やコスト、労務が大幅に掛かるということです。

時間やコストが掛かるということは、内部・外部施策の作業内容が増えていくことを意味しますので、それを対応する社内の人員確保や専門のSEO業者に支払うコストも比例して多く発生することになります。

検索順位が上がるまでの時間が長くなればなるほど、その間のコストや労務は発生し続けて浪費をしていくということになります。

 

検索ユーザーを成果や成約につなげるのが難しい【問題点3】

3つ目の問題として、ビックキーワードの成果や成約についても触れておきます。

ビッグキーワードは、スモールキーワードと比べた場合に、より広い範囲のユーザーを対象としているため、ユーザーの検索する意図を把握することが難しく、成果や成約につなげるのが難しい特徴があります。

 

例えば、「身元保証」というキーワードの場合に「身元保証人 いない」「身元保証 代行」「身元保証 会社」という「身元保証」の検索だけの時とは違う意図を持った、検索ユーザーがその背景にいることが想像できます。

 

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また、一語で「身元保証」だけの場合は、背景にあるユーザーの意図は人ぞれぞれで、サイトの運営者側が期待するユーザーばかりではなく、検索した後に自分に合った内容がサイト内に見当たらなければ、別のキーワードを使って再検索をしてしまうことがあります。

ユーザーの検索するスキルは、インターネットの普及と共に向上しているため、今後はさらにビックキーワードとの掛け合わせで、スモールキーワードで検索していく傾向は強くなります。

 

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ビックキーワードに有効なSEO対策とは?

 

いくつかの問題もあるビックキーワードですが、どうしてもビックキーワードを選定して上位表示を狙いたいという方もおられます。

ここでは、SEOで難易度の高いビックキーワードに有効な施策を紹介させていただきます。

それは、外部要因を見直して質の高いリンクの数と量を増やしながら、ドメインパワーを高める外部施策です。

 

ドメインパワーとは、SEO対象のURLがGoogle検索エンジンからどのくらいの評価を受けているかを表す用語で、外部被リンク数、被リンクドメイン数、リンク元IP数、テキストリンク数の要素を見て判断されると言われています。

ドメインパワーは、自社のサイトテーマと関連性が高く、より多くの優良なサイトから被リンクを受けることでその数値が上がります。

 

SEO対策における被リンクとは?

 

ビックキーワードのSEO対策をする際は、サイト内の構造を見直して最適化をしたり、良質なコンテンツを作成する、内部要因の改善だけでは限界があります。

SEO対策の基本は内部施策と外部施策の両方で、最新のアルゴリズムに合った対策を行うことにありますが、外部施策で悪質な被リンクを貼ったサイトに対して、Googleからペナルティが発せられことがありました。

 

過去の認識から外部施策の存在を敬遠したり、勘違いをしている方がいますが、現在のGoogleアルゴリズムでもビックキーワードのようなケースでは外せない対策です。

 

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おわりに

 

今回は、ビックキーワードやスモールキーワードの特徴と問題点について紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

多くの方が、最初からビッグキーワードで検索順位を上げることを目指していますが、いくつかの問題を抱えているということを認識しておいた方が良いでしょう。

 

株式会社セレクト・ワンが推奨している、理想的なキーワード選定の方法は、サイトを公開した初期の段階では、スモールキーワードでロングテールSEOを中心に上位表示を狙って、ビッグキーワードに関しては、中期から後期の運用段階から取り組んでいくことが望ましいとオススメしています。

 

また、初期の段階から将来を見越してビッグキーワードのSEO対策をしても構いませんが、スモールキーワードで検索順位が上がっていない状況では、着手すべき優先事項ではありません。

皆さんも、ここで紹介させてもらった内容を参考にしていただいて、今後のSEO対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

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