コンテンツマーケティングで重複、類似コンテンツを確認するツールとは?

前回の記事は、シリーズ(1)として、コンテンツマーケティングの効果に影響する、重複、類似コンテンツについて紹介させていただきました。
重複、類似コンテンツの存在は、ユーザーやGoogle検索エンジン、WEBサイト管理者の3者にとってメリットは何ひとつ無く、デメリットしか存在しないことをおわかりいただけたと思います。
今回は、シリーズ(2)として、コンテンツマーケティングで重要な重複、類似コンテンツを、どのような方法で確認すればいいのか?
コンテンツマーケティングやコンテンツSEOに欠かせないチェックツールを5種類ほど紹介させていただきます。
重複、類似コンテンツのチェックツール 5選
コンテンツマーケティングは、ユーザーに対して有益な情報をコンテンツ化し配信して、潜在ユーザーのニーズを育成しながら購買へつないでいくマーケティング手法です。
この手法を成功させるためには、自社オリジナルの良質なコンテンツ(記事)の作成が肝になってきます。
ここでは、WEB広告やSEO対策に携わる企業の方に活用していただきたい、重複、類似コンテンツのチェックツールを費用、機能、特徴とオススメ度を交えながら紹介させていただきます。
※チェックツールのオススメ度については、あくまでも弊社独自の見解です。
こぴらん
費用
・無料
機能
【回数制限】
・チェックできる回数に制限はなし。
【文字数制限】
・1回のチェックは25文字以上で、4,000文字以下の制限になる。
特徴
・使用する上でソフトのインストール、IDやPASSWORDは必要なく、コピぺすれば簡単に使える。
・文字数の数量、テキストの類似数が表示され、コピペの判定を数値で確認できる。
・Google,Yahoo!の検索結果へのリンクも表示可能になっている。
・オススメ度 A
Copy Content Detector
費用
・無料
機能
【回数制限】
・チェックできる回数に制限はなし。
【文字数制限】
・1回のチェックは25文字以上で、4,000文字以下の制限になる。
特徴
・面倒な操作は不要で、コピぺすれば簡単に使える。
・ファイルをアップロードすることで、一括解析ができる。
・コピーの可能性のあるページURL、テキスト、文章、キャプチャが表示される。
・CSVアップロード、ダウンロード機能が装備されている。
・オススメ度 B
sujiko.jp
費用
・無料
機能
【回数制限】
・チェックできる回数に制限はなし。
【文字数制限】
・類似ページを判定するため文字数のチェックはなし。
特徴
・ふたつのURLを入力して判定を押すだけなので操作が簡単。
・タイトル類似度〇〇%という表示で数値がわかる。
・本文類似度〇〇% という表示で数値がわかる。
・HTML類似度〇〇% という表示で数値がわかる。
・canonical指定〇または×の判定で表示される。
・オススメ度 A
chiyo-co(旧サービス名:影武者)
費用
【無料と有料の2種類 有料プラン名】
・プラン100 1,000文字×100 回/月 月額4,400円(税込)
・プラン500 1,000文字×500 回/月 月額16,500円 (税込)
・プラン2000 1,000文字×2,000 回/月 月額55,000円(税込)
機能
【回数制限】
・無料 1,000文字/月 10回までに限る。
・有料 1,000文字/月 各プランに依る。
【文字数制限】
・無料 1,000文字/月 10回までに限る。
・有料 1,000文字/月 各プランに依る。
特徴
・コピーチェックしたデータ、履歴を保存できる。
・ファイルをアッロードすることで、一括解析が可能。
・解析データをCSVでダウンロードができる。
・オススメ度 C
コピペリン
費用
・有料 年額 6,600円(税込)
機能
【回数制限】
・チェックできる回数に制限はなし。
【文字数制限】
・1回のチェックでの文字数制限はなし。
特徴
・解析したデータファイルをExcelでダウンロードができる。
・コンテンツ同士を比較できる。
・ファイルデータを一括アップロードができる。
・オススメ度 A
重複、類似コンテンツを回避するポイント!
コンテンツマーケティングは、ユーザーが欲する質の高い情報を発信していても、重複、類似コンテンツが存在するだけで成果を上げることはできません。
ここでは、重複、類似コンテンツを回避するポイントについて紹介させていただきます。
オリジナルティを強化する
コンテンツマーケティングは、業種、業界を絞ったユーザーに対して情報を発信し続けることで重複、類似したコンテンツが多くなってきます。
このようなケースでは、時間と手間が掛かる作業になりますが、一つ一つのコンテンツに対するリライトが有効です。
重複、類似コンテンツは、リライトをすることでオリジナリティを強化するか、URLの正規化を行ってURLを一つにまとめることで回避できます。
定型文章を減らす
コンテンツの投稿を継続することで、サイト運営者自身も気が付かないうちに定型文章が増えていきます。
この様なテンプレート型のテキストは、Google検索エンジンから重複、類似コンテンツとみなされてしまうケースがあります。
定型文章はなるべく減らして、別の表現や言葉、語句を使って言い回しを変えることが重要です。
おわりに
今回は、コンテンツマーケティングで重要な重複、類似コンテンツを、どのような方法で確認すればいいのか?
コンテンツマーケティングやコンテンツSEOに欠かせないチェックツールについて、弊社の事例を元に紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
全てのサービスは、ユーザビリティも高く機能面でも優れていますが、無料のチェックツールの中では、コピペするだけでだれでも簡単に使えるこぴらんか、URLを入力して判定を待つだけのsujiko.jpを推奨します。
また、有料のチェックツールの中では、料金的にとても安価で機能、特徴面でも充実しているコピペリンをオススメしています。
コンテンツマーケティングを運用していくうえでは、重複、類似コンテンツにならないように細心の注意を払って、ユーザーが欲する有益なコンテンツ(記事)を作成していくことが求められます。
そして、コンテンツ(記事)を作成した後、WEBサイトに公開する前は必ずチェックツールを活用して、重複、類似の確認をすることが必要です。
これから、コンテンツマーケティングの導入を検討している方、既にコンテンツマーケティングを運用しているけど重複、類似コンテンツのチェックをしていない方は、この記事を参考にしていただいて、今後の取り組みの中でお役立てください。
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