2018年の最後に知っておきたいSEO対策とは?
SEOのトレンドについては、WEB広告やコンテンツSEOに携わる企業の方であれば、どなたも意識をして情報収集に励んでいる内容ではないでしょうか。
2018年もGoogle検索エンジンの大きなアップデートによって、SEO対策の重要な施策方法はめまぐるしく変わってきました。
今回は、2018年の最後に知っておきたい主なSEO対策について、特に重要なものを中心に紹介させていただきます。
モバイルファーストインデックスへの対応
Google検索エンジンは、スマートフォンなどモバイル端末でのアクセス数がパソコンを上回ったことにより、2018年3月27日にモバイルファーストインデックスの導入を発表しました。
モバイルファーストインデックスとは、モバイル版のWEBページをインデックスやランキングに採用して、モバイルユーザーが探しているものを見つけやすくする仕様のことを言います。
どんなキーワードで検索された時に、どのWEBページを表示させるのか、検索結果の表示順位をどのように位置づけるのか、の判断もこれからの仕様については、パソコン版ではなくモバイル版を基準にして行われます。
このアップデートを境にして、スマートフォンなどモバイル端末の位置付けが、これまでよりも重要になったと言えるでしょう。
ホームページはスマホ専用サイト、それともレスポンシブWEBデザイン?
特にスマートフォンやタブレット端末など、マルチデバイスに対応する「レスポンシブWEBデザイン」でのサイト構築は、単一のURLでユーザーにもシェアされやすく、SEO対策をした後の効果も高くメリットも多いことから、Google検索エンジンも強く推奨しています。
WEBページの表示速度・高速化・軽量化への対応
Google検索エンジンが2018年7月9日に発表した、WEBページの読み込み速度をモバイル検索のランキングに使用する「スピードアップデート」により、WEBページの表示速度・高速化・軽量化が重要になりました。
WEBページの表示速度が極端に遅く重いサイトは、検索順位が下がる傾向が高まってユーザーの直帰率や離脱率が上がってしまいます。
このアップデートを境にして、ユーザビリティを考慮した、WEBページの表示速度が速い、軽量化を考慮したサイト構築が求められるようになりました。
WEBサイトの常時SSL(https)化への対応
SSLとは、Secure Socket Layerの略称で、もう少しわかりやすく説明をすると、サイトとそのWEBページを閲覧しているユーザーとの通信(やりとり)を暗号化するための仕組みのことです。
SSLを導入したWEBページは、URLの先頭がhttpからhttpsに変わって鍵のマークが表示されます。
Google検索エンジンは、個人情報を保護する目的のため、全ページで常時SSL(https)化の対応をしているWEBサイトを検索順位で優遇すると公表しました。
2018年7月24日発表のGoogle Chromeバージョン68からは、SSL対応されていないサイトに対しては「保護されていない通信」というネガティブな警告を表示させて、更に強い推奨をするようになりました。
このアップデートを境に常時SSL(https)化されたサイトのみが、SEO対策やWEBサイトを運営する場合のスタンダードになったと言えます。
ホームページを制作する際は、常時SSL(https)化が必須!
おわりに
今回は、2018年の最後に知っておきたい主なSEO対策について、特に重要なものを3つほど紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
ご紹介した3つのSEO対策は、どれも2018年にアップデートされた新しい評価基準になる重要なものばかりです。
コンテンツマーケティング(コンテンツSEO)や外部施策(被リンクの追加)など、流行りのSEO対策を導入することを否定はしませんが、まずはこの3つの施策を先行して実施することが、「最新のSEO対策」への入り口になると言っても良いでしょう。
この記事をご覧になった方で、未だ3つのSEO対策が済んでいない方は、早急な対応と改善を推奨します。
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