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インデックスカバレッジとは?

インデックスカバレッジとは?

「インデックスカバレッジとは一体どういったものか」

本記事では、Googleサーチコンソールの機能の1つであるインデックスカバレッジについて解説します。

 

この記事を読めば、インデックスカバレッジエラーがSEOに与える影響や4つのステータス、インデックスカバレッジエラー/除外の理由とエラー/除外が出たときの対処法もわかるようになります。

検索エンジンからのSEO評価を受けられるようにしたい方は、インデックスカバレッジを定期的にチェックするようにしましょう。

 

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インデックスカバレッジとは

 

インデックスカバレッジとは「Webサイトの各ページのインデックス状況を確認できる、Googleサーチコンソールの機能」です。

これまでは、インデックス状況をチェックすることはできませんでしたが、2018年12月のリニューアルを機にインデックスカバレッジが実装されたことで、インデックス状況が確かめられるようになりました。

 

確認することで、なぜページがインデックス(Webページの存在がデータベースに保存されている状態)されないのかもわかります。

また、ステータスごとにページ数が表示されているため、どのページがインデックスされていて、どのページがインデックスされていないのかをひと目で把握できるのも非常に便利です。

インデックスされているページとされていないページを調べたい方は、インデックスカバレッジの機能を使ってみましょう。

 

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インデックスカバレッジエラーがSEOに与える影響

 

インデックスカバレッジエラーが出ていると、ページがインデックスされず、検索結果に表示されなくなってしまう可能性があります。

そのため、どんなに質の高いコンテンツを作成したとしても、SEO評価を受けることはできません。

エラーが表示されたら、問題点を洗い出してすぐに対処しましょう。

 

そのままにしないことが大切です。インデックスカバレッジエラーになると、検索順位の上位に表示させるどころか、検索結果に表示させることすらできなくなることがあります。

このように、ページを検索結果に表示させるには、インデックスされなければなりません。

検索エンジンからのSEO評価を受けたい方は、インデックスカバレッジエラーが出ないように注意しましょう。

 

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インデックスカバレッジは4つのステータスに分類できる

 

ここまで、インデックスカバレッジとはどういったものか見ていきましたが、実はインデックスカバレッジと一括りに言っても次の4つのステータスに分けられます。

 

・エラー

・有効

・有効(警告あり)

・除外

 

以下では、詳しく解説します。

 

エラー

エラーは「ページがインデックスされていない状態」を表します。

検索エンジンにページをインデックスしてもらうために対処が必要です。原因を突き止めて即座に対応しましょう。

 

有効

有効とは「ページが正常にインデックスされている状態」です。

インデックスカバレッジのステータスが有効のとき、次のいずれかが表示されます。

 

・送信して登録されました

・インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません

 

送信して登録されている場合には、何か特別な対処を施す必要はありませんが、Googleサーチコンソールからサイトマップへの未送信を指摘された場合は、URLを記述することが求められます。

 

有効(警告あり)

有効(警告あり)は「インデックスされているものの、注意が必要な状態」を表します。

インデックスされているとはいえ、対処しなければならないケースもあります。

 

除外

除外は、「エラーとは別の理由で、ページがインデックスされていない状態」を表します。

「インデックスされていない」という点ではエラーと共通していますが、微妙な違いがあります。エラーと違うのは、「意図的かどうか」です。

エラーは、サイト運営者の意に反しているのに対し、除外は意図的な場合が多いステータスコードだと言えます。

 

しかし、除外でも意図せずインデックスされていないことがあるので、特にインデックスさせたいページの場合には検索エンジンにインデックスしてもらえるように対処しましょう。

このように、インデックスカバレッジは「エラー」「有効」「有効(警告あり)」「除外」の4つのステータスに分けられます。

 

しかし、最近になってインデックスカバレッジは分類が変わり、現在は「未登録」と「登録済み」の2種類になりました。

ステータスの分類方法が変わっただけで、エラーが起こる原因や対処法は変わらないので、変更点を抑えなければならないという心配はいりません。

 

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インデックスカバレッジエラーの理由とエラーが出たときの対処法

 

Googleから『「インデックスカバレッジ」の問題が新たに検出されました。』というメールが届いたら、それはエラーが出ていることをGoogleが知らせてくれている合図です。

しかし、エラーを対処すると言っても、ステータスコードによって対処法が異なります。そこで、以下では「エラー」の場合と「除外」の場合をそれぞれ解説します。

インデックスカバレッジエラーの理由とエラーが出たときの対処法は、次の通りです。

 

・robots.txt

・noindex

・ソフト404エラー

・サーバーエラー5XX

 

続いて、インデックスカバレッジ除外の理由と除外と表示されたときの対処法は、次の通りです。

 

・代替ページ(canonicalタグあり)

・ページ重複(canonicalタグなし)

・クロールエラー

 

以下では、詳しく解説します。

 

robots.txt

robots.txtとは、クローラーによる巡回を制御するファイルのことで、インデックスカバレッジエラーの原因の1つです。

クローラーの巡回をブロックすると、エラーが出るようになっています。

インデックスさせたいページの巡回までブロックしてしまっている場合があるので、そういった時にはブロックを解除しましょう。

 

noindex

noindexタグは、クローラーによる巡回ではなくインデックス自体を拒否するタグです。

通常、質の低いコンテンツや重複コンテンツを除外するのに使いますが、間違ってインデックスさせたいページに使ってしまった場合は即座に対処する必要があります。

エラーの原因となってしまうので、インデックスさせたいページには記述しないようにしましょう。

 

ソフト404エラー

ソフトウェア404エラーは、ページが存在しないのにも関わらず、存在していることを表すステータスコード200が返ってくる状態を表します。

検索エンジンに無駄にクロールさせてしまうことになり、評価を受けたいページがクロールされなくなってしまいます。

インデックスカバレッジエラーの原因となるので、存在しないページはステータスコード404か410に変更しておきましょう。

 

サーバーエラー5XX

サーバーエラー5XXは、ステータスコード500番台のエラーを表します。

この状態では、検索エンジンからインデックス登録されないだけでなく、ユーザーも閲覧できません。

原因の多くはサーバーへのアクセス集中やプログラムの設定ミスです。

ページを表示させるためにも、メモリ容量を見直すなどサーバーに負荷がかからないように計らう必要があります。

 

代替ページcanonicalタグあり

canonicalタグが付いているということは、SEO評価が1つのページに集約されるため、サイト運営者が対処することは特にありません。

 

ページ重複canonicalタグなし

検索エンジンから重複コンテンツと認識されると、そのページはステータスコード除外に分類されます。

なぜなら、Googleは重複しているページをインデックスしようとしないからです。たとえば、PC向けのページとスマートフォン向けのページがある場合、検索エンジンから重複コンテンツと認識されないために、どちらかに評価をまとめる必要があります。

その際、canonicalタグを設定するか、どちらかのページを削除することで対処しましょう。

 

クロールエラー

クロールエラーは、クローラーがURLにアクセスした際に何らかの不具合で生じたエラーです。

クロールエラーが出たら、クローラーがページにアクセスできるかどうか確かめるために、Googleサーチコンソールの画面上部にある検索窓にURLを入力して、URL検査を実施しましょう。

インデックスされていない場合、「インデックス登録をリクエスト」すれば、クローラーによる巡回を促すことができます。

 

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エラーに対処したら「修正の検証」を実施する

 

エラーを修正したら、Googleサーチコンソールの「カバレッジ」>「エラーの項目」から「修正の検証」ボタンをクリックしましょう。

なぜなら、修正が完了しているかどうかをGoogleに検証してもらう必要があるからです。

検証結果は、後日メールで送られます。その際、ページが3つのステータス「合格」「不合格」「その他(ページにアクセスできない)」のどれかに振り分けられます。

 

このように、エラーへの対処は修正して終わりではありません。

きちんとインデックスされているかどうかを定期的に確かめるようにしましょう。

 

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まとめ

 

今回は、インデックスカバレッジについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

インデックスカバレッジとは「Webサイトの各ページのインデックス状況を確認できるGoogleサーチコンソールの機能」です。

 

活用することで、インデックスされるページとされないページがわかるようになります。

インデックスカバレッジエラーが出ていると、ページがインデックスされないため、SEO評価を受けられないだけでなく、検索結果に表示させられません。

そんなインデックスカバレッジは、次の4つのステータスに分けられます。

 

エラー

インデックスされていない

 

有効

インデックスされている

 

有効(警告あり)

インデックスされているが、注意が必要

 

除外

エラーと別の理由で、インデックスされていない

 

エラーの理由は「robots.txt」「noindex」「ソフト404エラー」「サーバーエラー5XX」「代替ページcanonicalタグあり」「ページ重複canonicalタグなし」「クロールエラー」など多岐にわたります。

 

こうしたエラーを対処すると言っても、ステータスコードによって対処法が異なるので、各エラーや除外の対処法を抑えておきましょう。

検索エンジンからのSEO評価をきちんと受けたい方は、インデックスカバレッジを定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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