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サイトマップ(構成図)の作り方とは?

サイトマップ(構成図)の作り方とは?

この記事をご覧の皆さんは、サイトマップをご存知でしょうか。

サイトマップとは「ホームページ制作をする際に欠かせない全体の構成図」だと言えます。

サイトマップを作成すると、ユーザーにとって見やすいサイトを作ることができると同時に、SEOの観点からクローラーがページをチェックしやすくなります。

 

その上で、Webサイトの全体像を把握することができるだけでなく、社内やプロジェクトチームの中で共通認識を持てるようになります。

そんなサイトマップという言葉を聞いたことがあっても、詳しい内容までは分からずお困りの方も多くいらっしゃるかと思います。

 

あるいは、すでにサイトマップを作成しているにもかかわらず、わかりやすく作成できていない方もいることでしょう。

そこで、今回は「サイトマップ(構成図)の作り方とは?」と題して、サイトマップ(構成図)を作るメリットや作り方など周辺知識を明らかにします。

その上で、サイトマップ(構成図)で使えるツールを5つご紹介させていただきます。

 

ホームページのサイトマップはどうやって作成するのか?

 

サイトマップ(構成図)を作るメリットとは

 

サイトマップ(構成図)とは?

サイトマップを作るメリットを明らかにする前に、サイトマップとはいったい何なのかご紹介いたします。

サイトマップとは「ホームページ全体の構成図」を指します。自社が展開する多種多様なコンテンツをカテゴリーごとに分類して視覚化することにより、サイト全体を俯瞰して捉えやすくなります。

 

そもそも、ここで言うサイトマップは、HTMLサイトマップXMLサイトマップの2種類に分類されます。

両者は、Webページの構造を分かりやすく伝えるという点で共通していますが、アプローチする対象が異なります。

HTMLサイトマップがユーザー向けであるのに対して、XMLサイトマップは検索エンジン向けだと言えます。

 

HTMLサイトマップとは「Webサイトの各ページへリンクを貼った案内図のようなもの」であり、各ページへのリンク集がリスト形式で記述されています。

また、htmlで記述されていて、ユーザーにWebサイト内を分かりやすく案内する役割を担います。

そんなHTMLサイトマップを設置することで、ユーザーの離脱率も下げられます。

 

そして、目当てのページを迷うことなく簡単に見つけ出せるようになるため、ユーザーの利便性を向上させられます。

しかし、クローラーによるサイト巡回の効率を高めるのに役立つXMLサイトマップのようなSEO効果はありません。

 

そのため、SEO効果を得たい方はXMLサイトマップを設置することが求められます。

このように、サイトマップの一種であるHTMLサイトマップは、ユーザーのサイト利便性を高めるには欠かせません。

手動での作成は、手間がかかる上にミスをする恐れがあります。

そのため、サイトマップを作成する際には、WordPressの自動生成プラグインを活用しましょう。

 

UI/UXとは?対策のポイント

 

サイトマップを作成するメリットとは?

サイトマップ構成図を作成するメリットは大きく3つあります。

 

ユーザーにとって見やすいサイトを作ることができる

自社の商品やサービスに関する情報を与えることで、ユーザーに満足感を味わってもらえます。

 

SEOの観点からクローラーがページをチェックしやすくなる

構成図を作成すれば、クローラーに認知されやすくなります。

 

Webサイトの全体像を把握することができる

社内やプロジェクトチームで、共通認識を持ってWEBサイトの運営ができます。

 

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サイトマップの作り方

サイトマップの定義と作成するメリットが明らかになったところで、続いてサイトマップの作り方について見ていきましょう。

サイトマップを作るときには手順があります。以下の通りです。

 

Webサイトに必要なページを書き出す

まずは、思いついたものをリストアップしていきましょう。

ホームページの種類によって必要なページも異なります。例えば、コーポレートサイトであれば以下のようになります。

トップページ・会社概要・社長メッセージ・採用情報・お問い合わせ・サービス案内・サービスA・サービスB・サービスC・グループ会社・プライバシーポリシー・経営理念・お知らせ・お知らせ詳細・IR情報etc…

 

書き出したページをカテゴリーごとにわけてまとめる

上記で列挙したページをグループごとに分類します。

 

各ページの階層を決める

第1階層は、トップページ、第2階層はグループの概要、第3階層は各グループに属する詳細ページといった具合に、ツリー上に整理して図に落とし込んでいきます。

 

各ページのURLを設定する

ページのURLを設定する際には、検索エンジンだけではなくユーザーが見てもわかりやすい名前にすることが求められます。

なぜなら、検索エンジンではURLからページの内容を推測する仕組みとなっているからです。

例えば、自社サービスを紹介するページでは、サービスに関係する名前を付けると効果的です。

 

出来上がったサイトマップを送信する

出来上がったサイトマップは、GoogleSearchConsoleからサイトマップを選択して「サイトマップを追加」をクリックするだけで送信できます。

検索エンジンにサイトマップを送信すれば、ユーザーも確認できるようになります。

 

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わかりやすいサイトマップを作成するコツ

サイトマップの作成にはいくつかポイントがあります。以下の通りです。

 

カテゴリを色で分ける

ひと目見てわかりやすいデザインにするとユーザーの利便性が向上します。

ただし、あまりに多くの色を使ってカラフルにし過ぎるとページ全体のデザイン性が損なわれてしまいます。配色には注意が必要です。

 

階層構造をわかりやすく表す

ホームページ全体を把握しやすくなります。

 

他社のホームページを参考にする

必要なページを自分で一から書き出すよりも、同じ業種の他社サイトからサイトマップ作成の着想を得られると、作成が完了するまでがスピーディーです。

 

目的や悩み別で分類する

訪問ユーザーの目的が明確な時に効果的です。

 

1ページ1テーマにする

一つのページに色々なテーマが混在すると、ユーザーは求める情報を取得しづらくなり困惑します。

 

写真やイラストを入れる

テキストの羅列を防ぐことができます。見た目にメリハリがでてユーザーがコンテンツをイメージしやすくなります。

 

階層を深くし過ぎない

ユーザーが閲覧したいページに到達するまでに時間がかかってしまうからです。

ほとんどのホームページが3階層で構成できます。4階層、5階層はなるべく使わないようにしましょう。

 

構造化データとは?メリットも解説

 

サイトマップ(構成図)作成で使えるツール

 

サイトマップ(構成図)の作成に役立つおすすめのツールが大きく5つあります。以下の通りです。

 

エクセル

ページ数の多いサイトを作る時に適しています。

「挿入>図>SmartArt>階層構造」という順序を踏んで簡単に構成図を作れます。

最後に画面左側のリスト部分に文字を入力すれば、自動的にサイトマップが完成します。

 

パワーポイント

図形を使って視認性の高い構成図を作成できます。

初めから表示されているテキストボックスを削除したら、「挿入>SmartArt>階層構造」と進みます。その後の流れはエクセルと同じです。

 

エックスマインド

操作が簡単で手軽に作成できます。それだけでなく、豊富なテンプレートを活用して効率よく構成図を作成できます。

また、モバイルアプリにも対応しているため移動中であっても、その場でアイディアを書き留められます。作成時間を短縮したい方におすすめのツールです。

 

アドビエックスディー

他のユーザーと情報共有しながら、複数名で作業していきたい方におすすめのツールだと言えます。

 

Googleスプレッドシート

Googleスプレッドシートを活用して、サイトマップ構成図を自動で生成することができます。

 

このようにサイトマップ(構成図)の作成に役立つツールは多岐にわたります。

最終的に、どのようなサイトマップを作りたいかによって使い分けられると良いです。

その際、各ツールが持つ強みや特徴をサイトマップの作成に活かせると効率よく作成を進められます。

 

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おわりに

 

今回は、「サイトマップ(構成図)の作り方とは?」と題して、サイトマップ(構成図)を作るメリットや作り方など周辺知識を明らかにした上で、サイトマップ(構成図)で使えるツールを5つご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

サイトマップの中でも検索エンジン向けのXMLサイトマップはSEO効果がありますが、ユーザー向けのHTMLサイトマップにはSEO効果がありません。

 

以前は、ユーザーだけでなく検索エンジンもHTMLサイトマップを巡回していたためSEO効果があると言われていました。

しかし、現在ではHTMLサイトマップはSEOに対して影響しなくなりました。とはいえ、依然としてHTMLサイトマップは、ホームページを運用していく上で重要な存在だと言えます。

 

そんなサイトマップは作成することで、Webサイト全体を俯瞰してみることができます。それだけでなく、ユーザーにとって見やすいサイトを作成できたり、サイト運営の際にプロジェクトチームで共通認識を持つことができたりします。

サイトマップを作るときには、まずWebサイトに必要なページを書き出しましょう。次に、書き出したページをカテゴリー別に分けます。

 

必要なWebページをグループごとに分類してまとめたら、各ページの階層を決めます。

あとは、各ページのURLを設定して、出来上がったサイトマップをGoogleSearchConsoleで検索エンジンに送信すれば完成です。

このようにサイトマップを作成する際には、まず第一に「自社サイトのコンテンツに合わせて設計する」ことが求められます。

 

その他にも、カテゴリを色で分けるなどの工夫を凝らして「ホームページでどんなコンテンツが紹介されているか、ひと目でわかるようにデザインする」とユーザーのサイト利便性が高まります。

そんな、サイトマップの作成に役立つツールは大きく5つあります。エクセル、パワーポイント、エックスマインド、アドビエックスディー、Googleスプレッドシートなど多岐にわたります。

 

各ツールによって強みや特徴が異なるため、どのようなサイトマップを作成したいかによってツールを使い分けていきましょう。

訪問ユーザーにとってわかりやすいWebサイトを作りたいとお考えのサイト運営者は、この機会にサイトマップを設計してみてはいかがでしょうか。

 

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