前回までの最新のSEO内部施策について(3)に続いて、私が直近のSEOで実績を出してお客様にオススメしている、2020年5月最新のGoogleアルゴリズムに沿った内部施策に特化して、紹介したいと思います。今回の(4)がこの連載の最後の紹介記事になりますので、もう少しお付き合いください。
6.モバイルフレンドリー
・スマートフォン閲覧時の受け皿ページが存在しているか
SEO対象URLがスマートフォン閲覧時に、PCデザインで表示されている場合には、モバイルユーザー向けのページ実装への改修を推奨しています。
■修正方法
モバイルページ用のページ実装をお願いしています。
サイト構築方法により改修の手段に違いはありますが、下記2パターンに接触する場合は対応が必要です。
- PC向け表示実装を、スマホ向けにも表示させている。
- スマホ向けには、TOPページなど特定ページのみ閲覧させる設定にしている。
■推奨改修方法
① レスポンシブ・ウェブデザインへの変更をお願いします。
② 各デバイス毎に、表示させるHTMLを変化させる様お願いします。(ダイナミックサービング方式)
- 各デバイス毎に、表示URLを変化させる様お願いします。(セパレート出力方式)
・判別可能なフォントサイズを使用されているか
モバイル向けのフォント実装については、確認後修正をお願いしています。
■修正方法
記事タイトル推奨フォントサイズ フォントサイズ = 18px以上
見出し推奨フォントサイズ フォントサイズ = 14px以上
本文推奨フォントサイズ フォントサイズ = 15px以上
・リンク同士の近接状況(リンク同士が近すぎないか)
モバイル閲覧時に、文字及びリンクにおける文字近接については、確認後修正をお願いしています。
■修正方法
記事タイトル推奨フォントサイズ 行間 = 13em
見出し推奨フォントサイズ 行間 = 1.3em
本文推奨フォントサイズ 行間 = 1.5em
・ビューポート(Viewport)が適切に設定されているか
モバイル閲覧時に、視認性の観点で最適化の必要性については、確認後修正をお願いしています。
■修正方法
下記設定値を、headタグ内に追加をお願いしています。
<meta name=”viewport” content=”width=device-width, initialscale=1″>
・モバイルサイトの読み込み速度アップ
モバイルユーザーの増加に伴いページ表示速度のアップについては、確認後修正をお願いしています。
※下記、Google公式URLより詳細の確認が可能です。 https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja
■修正方法
修正項目例を参考にして、修正をお願いしています。
- CSS を縮小する
- HTML を縮小する
- JavaScript を縮小する
- サーバーの応答時間を短縮する
- スクロールせずに見えるコンテンツのレンダリングをブロックしている JavaScript/CSS を排除する
- このページでは、リダイレクトは使用されていません。詳しくは、リンク先ページのリダイレクトを使用しないルールに関する説明をご覧ください。
- このページでは、圧縮が有効になっています。
連載記事のおわりに
私が直近のSEOで実績を出してオススメしている、2020年5月最新のGoogleアルゴリズムに沿った内部施策の紹介を全4回の連載でしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
検索エンジン側のアルゴリズム変更や、対策キーワードの変更によっては、別の内部施策を今後において推奨することも出てくる場合ことあり得ますが、現時点ではこの内部施策が、サイトを安定・継続的に上位表示を実現するために、どれも重要なものばかりです。
SEOの内部施策は、専門のSEO業者に依頼をすることなく自社の努力と対応で解決できるものも沢山ありますので、この記事を見た方は、自社で出来るところからでも良いので取り組まれてみてはいかがでしょうか。
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