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アップセリング

アップセリング(Up-selling)とは、売上げ拡大手法の一つで、顧客が希望する商品、サービスよりも高額なものを推奨して、購入してもらう営業手法のことです。アップセルとも呼ばれます。

その際、ただやみくもに価格の高いものを勧めるのではなく、購入するメリットや商品やサービスの優れている点を顧客に伝える必要があります。

こうした手法をとることにより、企業は顧客単価を上げることができます。

しかし、無理に売り込むと顧客は売りつけられたと感じてしまいます。ここにアップセリングの難しさがあります。

 

また、アップセリングには適しているものと適していないものがあります。

消耗品を始めとする、消費者にまとめ買いや定期購入を促せる商品やサービスはアップセリングに適しているものの、それ以外のものは適していないと言えます。

 

アドセンス

アドセンス(AdSence)とは、自社のWEBサイト(企業、個人など)に関連する広告を自動的に表示して、収益を得られる仕組みのことです。
WEBサイトに表示された広告がクリックされると、広告主やサイト運営者のもとにお金が入ります。

アドセンスで収益を得るには、まずはじめに、(GoogleであればGoogleの)審査に通過する必要があります。
次に、アドセンスで広告収入を増やすためには、WEBサイトのアクセス数を伸ばすことが近道だと言えます。よくアフィリエイトと混同する人が多いですが、アドセンスはクリックされるだけで収益が得られる点において意味が異なります。
そんなアドセンスですが、いくつか種類があります。代表的なものは以下の通りです。

 

①ディスプレイ広告
②記事内広告
③テキスト広告
④YouTube広告

 

このように、アドセンスはWEBサイトやYouTubeに出稿される広告から収益化する仕組みをしています。

 

アドネットワーク

アドネットワーク(Ad Network)とは、複数のメディアを取りまとめた広告ネットワークのことを言います。

例えば、WEBサイトやアプリメディア、ソーシャルメディア、ブログなどの広告配信可能な媒体を広告主が多数集めて広告配信ネットワークを形成します。こうした広告を配信するネットワークには、独自の仕組みがあります。

それは、アドサーバに広告をひとまとめにするというものです。従来は広告主が自ら複数の媒体に自社の広告を掲載してもらうように働きかけていました。

 

そのため、個別に個別出稿の依頼をする必要があり、非常に手間がかかりました。

しかし、アドネットワークが普及したことで、多数のメディアに一括して広告を配信できるようになり、業務の効率化を図ることができるようになりました。

これにより、広告主は一つ一つどこに出稿するべきかなどを把握せずとも広告を掲載できるようになりました。

このように、アドネットワークが広告主の負担を軽減させ、これまでよりも効率的な広告運用を実現させました。

 

アドワーズ

アドワーズ(Adwards)とは、Googleが広告主に対して提供しているクリック課金型広告のサービスのことです。クリック課金型広告というのは、クリックされた時に課金される仕組みをとる広告のことであり、表示されただけでは料金が発生しません。

アドワーズは2018年7月まで使われていた総称であり、現在はGoogle広告という呼ばれ方に変わっています。そんなアドワーズには4つの種類があります。以下の通りです。

 

①検索広告

②ディスプレイ広告

③動画広告

④アプリ広告

 

こうした豊富に展開する広告の種類に加えて、広告の予算やターゲットを自分の裁量で決められる自由度の高さがアドワーズの魅力と言えます。

また、アドセンスと混同されることも多いですが、アドワーズは広告を掲載する場を貸している側であるのに対して、アドセンスは広告を掲載する場を借りている側であるという違いがあります。

アドワーズは自社の商品やサービスを宣伝したい広告主向けのサービスです。

効果を最大限引き出すためには、広告主が指定したキーワードがユーザーに検索されるキーワードと一致している必要があります。

 

アフィリエイト

アフィリエイト(Affiliate)とは、WEBサイトで広告主の商品やサービスを紹介することで、ユーザーが商品を購入するなどの成果が上がった場合に広告収入として報酬を受けることができる仕組みのことです。サイトに貼られたリンク先で商取引が行われた場合に報酬が支払われるという体系をとっているため、成果報酬型の広告手法とも呼ばれます。

 

例えば、WEBサイトやブログ、メールマガジンといった媒体において、広告と関連する情報を掲載することで、広告主の商品やサービスを宣伝します。

このように、媒体側と企業側の両者にとって便益のあるアフィリエイトは、商品やサービスを購入する際の判断材料が増えるという意味で、ユーザーにもメリットがあります。しかし、実際よりも有利であるかのように表示する誇大広告は、ユーザーに不利益を与える可能性があるとして、問題視されています。

 

アルゴリズム

アルゴリズム(Algorithm)とは、数学、コンピューティング、言語学または関連する分野において、問題を解決するための方法または処理手順のことです。

問題解決の手続きを一般化するもので、プログラミングを作成する基礎と言えます。

日常でよく活用されているアルゴリズムの代表例として、Googleの検索アルゴリズムが挙げられます。

Googleの検索アルゴリズムは、検索されたキーワードをもとに、上位に表示させるWEBページを決定する計算方法です。

 

アンカーテキスト

アンカーテキスト(anchor text)とは、リンクを設定したテキストのことです。

SEO内部施策を実施するときに必須の技術で、WEBサイトのユーザビリティやSEOの効果を高める上で重要な役割を担っていると言えます。

運用する際には、WEBサイトに貼られたリンクの文言が、リンク先のWEBサイトの内容と一致しているかどうかを確かめ、実際に反映させるとSEOの効果が得られやすくなります。

 

また、リンクを設定したテキストがユーザーにとってわかりやすく簡潔なものになっていることも大切な要素です。

なぜなら、これらの注意事項に留意した上でリンクを設定したテキストの多くが、サイトを巡回する検索エンジンのクローラーによって高く評価される傾向にあるからです。

 

アンサーボックス

アンサーボックス(Answer box)とは、Google検索エンジンで検索した最上部に表示されるボックス型の枠のことです。

その形状からダイレクトアンサーあるいはワンボックスとも呼ばれています。

検索キーワードを検索ボックスに入力をして、WEBサイトを閲覧しなくても検索結果だけでユーザーの探している答えが完結してしまうことが特徴です。

これにより、検索ユーザーは知りたい情報をいち早く得られるようになり、検索エンジンの利便性は飛躍的に向上したと言えます。

一方で、サイト運営者にとってはWEBサイトへの流入数が減ってしまうことが懸念されます。

そんなアンサーボックスには、大きく4つの種類があります。

 

①Featured Snippets   最上部に表示される、あるサイトの引用テキスト

②Quotes Snippets   著名人の名言・格言 (日本を除く)

③Knowledge Cards   10億以上に及ぶあらゆる情報

④Live Results   試合速報や天気などの最新情報

 

このように、アンサーボックスは検索ユーザーの利便性を追求した結果として生まれたGoogleの産物といえます。

 

アンサー度

アンサー度(Answer degree)とは、ユーザーが入力する特定の検索キーワードに対して、サイト運営者がどれほど的確な検索結果を返せているかという度合いを表す指標(どれだけマッチしているか)のことです。

アンサー度を高めるためには、企業がターゲット層に伝えたい情報ではなく、ユーザーが求めている情報を中心としたコンテンツを作成する必要があります。

なぜなら、WEBサイトを検索上位に表示させる際に、ユーザーの需要がどこにあるのかを把握することは重要だからです。

 

このようにアンサー度とは、ユーザーが必要とする情報に、サイト運営者がどれだけ的確に答えられているのかを表す指標だと言えます。

Google検索エンジンは、クローラーを介した細かいチェックをして、検索上位に表示するサイトを選定しています。

そのため、ただやみくもに検索キーワードをWEBサイトのテキストに盛り込めばよいわけではなく、検索キーワードが文中で適切な文脈に沿って盛り込まれているかどうか、確かめる必要があります。

 

インターネット広告

インターネット広告(Internet advertising)とは、インターネットのWEBサイトやメール、SNSなどを使用し、企業が商品やサービスのマーケティングのために行う広報、宣伝のことです。

デジタル広告、オンライン広告とも呼ばれています。

ここ数年でインターネットやスマートフォンが急速に普及したことを背景に、従来型のテレビCMや新聞や雑誌を始めとするマス広告に代わり、インターネット広告業界は隆盛を極めています。

そんなインターネット広告は、少額の予算で始められる、ターゲットを絞りやすい、効果測定をしやすい、などの特徴を持っており、こうしたメリットが注目度の増加に拍車をかけています。

そして、インターネット広告は、7つの種類に分けられます。以下の通りです。

 

①ディスプレイ広告

②リスティング広告

③アフィリエイト広告

④ネイティブ広告

⑤メール広告

⑥動画広告

⑦SNS広告

 

このように、インターネット広告と一括りに言っても手法は多岐にわたります。そのため、企業の求める目的に応じて手法を使い分けていく必要があります。

 

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