マーケティング・コミュニケーション(Marketing communication)とは、マーケティングの中でのコミュニケーション活動の部分に関する総称のことです。
顧客や消費者との接点を作ることで、認知度の拡大や売り上げの増大をさせることを目的としています。
代表的な手法としては広告やPR、広報、販売促進、ダイレクトマーケティング、イベント、人的販売が挙げられます。最近ではSNSの注目度が高く、有効な手立てとなっています。
実はマーケティング・コミュニケーションは、マーケティングにおける顧客視点の4Cや販売視点の4Pと関係しています。
4C(Customer Cost Convenience Communication)ではCommunicationを活用する手法として捉えられています。さらに4P(Product Price Place Promotion)では、Promotionに該当します。
コミュニケーション戦略を策定する流れは、以下の通りです。
①ターゲットを明確化する
②コミュニケーション手段の決定
③何を伝えるか、目標とする成果を設定する
④効果測定を通じて明らかになった問題点を改善する
このように企業の経営戦略にマーケティング・コミュニケーションは欠かせません。
その際、ただやみくもに運用しても効果は現れません。適切な一連の流れに沿ってマーケティング戦略をしていきましょう。