クッキー

クッキー(Cookie)とは、WEBブラウザ内に蓄積されるサイト訪問者による来歴の情報です。

サイト運営者がWEBブラウザを通じて、ユーザーのコンピューターに一時的にデータを書き込んで保存させる仕組みで、ユーザーの意思とは無関係に、自動的に関連する情報やWEBサイトの訪問回数などが記録されることです。

ユーザーの識別を目的としています。保存する情報の種類が異なる以外は、キャッシュ(cache)とほとんど役割が同じだと言えます。

データを保存するクッキー(Cookie)を、「保存食」という意味も持っているお菓子のクッキーになぞらえたという話がクッキーの語源とされていますが、諸説あります。

また、クッキーには2種類あります。発行元が異なります。

 

①1st party Cookie

②3rd party Cookie

 

一方で、個人情報の流出がすることはありませんが、紛失による不正利用などに対して危険性が指摘されています。さらに、3rd party Cookieのように広告のドメインから発行されているクッキーは、WEBサイトを閲覧すると同時に情報が保存されてしまいます。

そのため、一部にはプライバシー保護の観点から問題視する声もあります。

こうした注意事項を受けて、機能のロックや法改正による規制強化など対策が講じられています。

また、ブラウザの設定では「許可」と「ブロック」の2つの中からどちらかを1つを選ぶことができます。

有効にするか無効にするのかは、よく考えてからブラウザに反映させましょう。

このように、情報の蓄積を多方面(広告・アクセス解析・ECサイト・フォーム画面など)に活用できる点で便利なクッキーですが、個人情報を含むため取り扱いには注意が必要です。

 

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