クオリティアップデート(Quality Update)とは、2015年5月に実施されたGoogleのアルゴリズム更新のひとつで、「コンテンツの品質の評価に関するアルゴリズム更新のこと」です。
実際にGoogleは、高く評価した良質なサイトを上位に表示させると同時に、低く評価した低品質なサイトの検索順位を下げました。
そんなクオリティアップデートは、コンテンツの質に関するアルゴリズム更新である点において、パンダアップデートと似通っていると言えます。
しかし、両者はアルゴリズムが適用された範囲に違いが見られます。パンダアップデートが特定のサイトやページを対象としているのに対して、クオリティアップデートは核となるランキングアルゴリズム自体を対象としています。
実際に、バイラルメディア(SNSで拡散されることを目的としたメディア)やまとめサイトがクオリティアップデートによる影響を受けたとされています。
今後クオリティアップデートのSEO対策を講じるサイト運営者は、オリジナリティ溢れる良質なコンテンツを作成するように心掛けましょう。
その際Googleが定める品質に関するガイドラインを遵守した上で、ユーザーが求める価値ある情報を提供することが何よりも大切です。