アクセスログ(access log)とは、サーバへの通信記録のことです。
WEBサーバがアクセス元のIPアドレスやドメイン名、閲覧端末情報、アクセス日時、など、あらゆる情報を記録します。
その上、インターネット上のWEBサイトにユーザーが訪れるごとに、いつ、どこから、どのWEBページへ来て、どのように閲覧をしてどのWEBページから離脱したのかを、サイト運営者は把握することができます。
そのため、アクセスログの履歴をたどれば、WEBサーバへの送信元が明らかとなり、サイトに不正アクセスしたユーザーを特定することもできます。
そして、万が一、システム上で何らかの不具合やトラブルが発生した場合に、アクセスログによる履歴やデータがその原因を探る手掛かりとなります。
また、情報漏洩の問題が起こった場合にも、追跡調査を行うことによって、どこから情報が漏れてしまったのかを突き止めることができます。
このように、アクセスログはWEBサイトにおけるシステムの運用・保守・管理を徹底させる上で重要な役割を担っており、企業の有効なセキュリティ対策の一つとして重要だと言えます。