リンクレピュテーション(Link reputation)とは、リンク元となるWEBサイトのアンカーテキストの情報(文字列からその内容)を元に判断して、リンク先のWEBサイトを評価するアルゴリズムの1つです。
Googleでも採用されており、SEO対策の観点から重要視されています。
リンクレピュテーションやリンクポピュラリティなどのアルゴリズムは、Googleを始めとする検索エンジンにおける検索結果の品質向上を目的としています。
そもそもレピュテーションという英単語には「評価」「評判」という意味があります。
そのため外部サイトからの客観的な評価も、表示順位を決める際の判断材料となります。
なぜなら、WEBサイトの内容の良し悪しを内側だけで評価しようとすると、ユーザーの検索意図に沿った適切なランキングではなくなってしまう恐れがあるからです。
リンク元のアンカーテキストに重要なキーワードやリンク先のサイトと関連性の高いキーワードを盛り込むことで、リンク先のWEBサイトが高く評価されるようになります。
外部サイトでリンクが貼られているWEBサイトほど、検索上位に表示されやすくなります。
このようにリンクレピュテーションでは、WEBサイトを内側だけではなく、外側から評価するアルゴリズムを指します。
しかし、リンクレピュテーションによるSEO対策を自社で行うのは、Googleから不正と見なされると同時にWEBサイトの評価も下がってしまいます。
SEOの効果を得たいあまりに、スパム行為をしないように注意しましょう。