WordPress
WordPressとは、オープンソースのブログソフトウェアのことです。
PHPで開発されていて、データベース管理システムとしてMySQLを利用しています。CMS(コンテンツ管理システム ) としても利用されています。
WordPress自体は無料ですが、始めるにあたってレンタルサーバー代や独自ドメインの取得および更新費用、有料のデザインテーマ購入費用がかかります。
そんなWordPressにはメリットがあります。以下の通りです。
・HTMLやCSSなどのプログラミングの知識が無い人でも、気軽に記事を投稿したりサイト管理したりできる。
・プラグインによって機能を追加できる。
・充実したユーザー管理機能により、複数人での編集画できる。
・スマホで作業することもできる。
反対にデメリットもあります。以下の通りです。
・サーバー管理の知識が必須である。
・電話問い合わせなどのサポート体制が整っていない。
・サイトの表示速度が比較的遅い。
・定期的にシステムとプラグインのアップデートが必要。
・ハッキングされるリスク
このようにWordPressは、自力でのサイト構築とブログサービスそれぞれが持つ特徴の中間に位置づけられると言えます。
WordPressを活用することで、誰でも簡単にWEBサイトを作成することができます。その際、セキュリティ対策も併せて行うようにしましょう。
WWW
WWWとは、World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)の略称のことで、インターネット上でWEBページを利用する際の仕組みを意味します。
1990年12月にイギリスの有名な計算機科学者ティム・バーナーズ=リー博士によって世界で初めてシステムが構築されました。
そして1991年8月6日には、世界初となるWEBサイトが公開されました。
1994年にはWEBの標準ルールを定めるために、非営利団体W3C(World Wide Web Consortium)を創設すると同時に、HTMLの標準規格を策定しました。
WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)は、「世界中に広がるクモの巣」が由来だとされています。
インターネット上に存在する無数のコンテンツ同士が張り巡らされた様子が複雑に絡み合うクモの巣に似ていることから名付けられました。W3とも呼ばれます。
そんなWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)は以下の3つによって構成されています。
①HTML マークアップ言語
②HTTP 通信プロトコル
③URL インターネット上の住所
なお、サイトによってWWWが有るものと無いものが見受けられますが、有り無しによる違いはほとんどありません。
このようにハイパーテキストという記述方法で書かれたWEBページ同士をリンクさせる仕組みを持つWWWが誕生したことにより、ユーザーはハイパーリンクの機能を通じて別のコンテンツに遷移したり相互に閲覧したりできるようになりました。
XMLサイトマップ
XMLサイトマップ(XML site map)とは、WEBサイト内のURLを記述するxml形式のファイルのことです。
XMLサイトマップを提供すると、検索エンジンのクローラーがWEBページをクロールしやすくなります。ユーザーが目にすることはありません。
そもそもサイトマップは、HTMLサイトマップとXMLサイトマップの2種類に分類されます。
両者はWEBページの構造を分かりやすく伝えるという点で共通していますが、アプローチする対象が異なります。
HTMLサイトマップがユーザー向けであるのに対して、XMLサイトマップは検索エンジン向けだと言えます。
HTMLサイトマップ(HTML site map)とは、WEBサイトの各ページへリンクを貼った案内図のようなもののことです。各ページへのリンク集がリスト形式で記述されています。
また、HTMLサイトマップはhtmlで記述されていて、ユーザーにWEBサイト内を分かりやすく案内する役割を担います。
HTMLサイトマップを設置することで、ユーザーの離脱率も下げられます。
そして、目当てのページを迷うことなく簡単に見つけ出せるようになるため、ユーザーの利便性を向上させられます。
しかし、クローラーによるサイト巡回の効率を高めるのに役立つXMLサイトマップのようなSEO効果はありません。そのため、SEO効果を得たい方はXMLサイトマップを設置することが求められます。
このようにサイトマップの一種であるXMLサイトマップは、クローラーによるサイト巡回の効率を高めるには欠かせません。
手動での作成は手間がかかる上にミスをする恐れがあるため、サイトマップを作成する際には、WordPressの自動生成プラグインを活用しましょう。