アウトバウンドマーケティング

アウトバウンドマーケティング(Outbound Marketing)とは、将来的に見込み顧客となり得るターゲットユーザーに対して、企業が商品やサービスを売り込む形のマーケティング施策のことです。

企業主体という意味で、顧客主体のインバウンドマーケティングとは対極的な概念だと言えます。
実際に、自社の存在や商品・サービスを世に認知させることが目的として、広告、リスティング広告、セミナー、展示会、電話営業(テレアポ)、FAXDMなどの手法を企業は用います。
こうしたアウトバウンドマーケティングには、すぐに効果が現れたり、不特定多数へのアピールができたりする点などのメリットはあるものの、コストがかかるなどのデメリットもあります。

 

例えば、情報で溢れかえる現代において、顧客は欲しい情報・必要な情報を自分で手に入れるようになったことで、興味を示さない層には煙たがられてしまいます。そのため、情報を自分で取捨選択する消費者にとって、情報を押し付けるアウトバウンドマーケティングは煩わしく、回避しようとします。こうした一方的なアプローチによる押し付ける形の情報発信にユーザーは抵抗感を覚えます。

これを受け、インバウンドマーケティングが主流になると同時に、アウトバウンドマーケティングは旧来型のマーケティング手法と見なされるようになり、近年では衰退傾向にあります。

 

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