nofollow属性タグとは、検索エンジンがnofollow属性タグの貼られたリンク先をクローリングしなくなるタグです。検索エンジンにヒントとして提示するための属性値だと言えます。
なお、2019年9月に変更されるまでは「命令」だったため、検索エンジンに確実に知らせることができていました。
そもそもnofollowがヒントになったのは、本来の用途に反して「外部サイトに評価を渡したくないから」という理由でタグを設置するサイト運営者が多かったことが背景にはあります。
この頃nofollow属性タグの変更と同時に、ユーザー生成コンテンツ用の「ugc」、広告リンク用の「sponsored」など、具体的にリンク先を示す属性値が登場しました。
そんなnofollow属性タグが使用される場面は幾つかあります。以下の通りです。
・有料の広告リンク
・コメントや口コミ、フォーラム投稿
・ユーザーによって生成可能なコンテンツ
・サイトにとって不利益になり得るリンク
このようにnofollow属性タグを使用すれば、悪質なサイトへ自サイトのリンク評価の受け渡しが行われることはありません。
基本的にはnofollow属性タグを設定することによるSEO効果は見込めません。
ただ、設置する際には正しい使用方法で活用するようにしましょう。
なぜなら、使い方を間違えると、サイトの評価が下がってしまう恐れがあるからです。