オールドドメイン(Old domain)とは、契約更新期限が切れて所有者がいなくなった古いドメインのことです。ドメインの更新期間は取得した日から1年間とされています。
そもそもドメインとは、全体の中に定義される部分領域のことで、インターネットに接続されるコンピューターの「住所」にあたります。
そのため、ホームページやブログを始めとするWEBサイトは「家」ということになります。
ホームページであれば、https://www.○○.com/の「○○.com」がドメイン名にあたり、メールアドレスであれば、mail@○○.comの「○○.com」がドメイン名にあたります。
通常ドメインは、新規で購入するのが一般的ですが、中古で取得することもできます。
そんなオールドドメインを取得することで幾つかメリットがあります。以下の通りです。
・取得からの年数を表すドメインエイジが引き継がれて検索エンジンから評価される。
・過去のクロール実績があるため、インデックスされるスピードが速い。
・被リンクが引き継がれる。
・ページランクを引き継ぐことができる。
一方で、デメリットもあります。以下の通りです。
・低品質な被リンクが引き継がれてしまう。
・ペナルティを引き継いでしまう。
・独自にURLを設定することができない。
このようにオールドドメインを取得することで、一定以上のSEO効果を実感できます。
しかし、メリットだけでなくデメリットも引き継いでしまう恐れがあります。
したがって、これからオールドドメインを取得してWEBサイト制作を行う方は、注意点も承知の上で活用するようにしましょう。