隠しテキスト(Hidden text)とは、検索エンジンスパムの一種です。ユーザーには見せずに、検索エンジンに対して認識させるテキストのことです。
WEBサイトを上位に表示させるために、かつてはSEO対策として使われていました。しかし、現在ではGoogleのガイドラインに違反する行為と見なされており、悪質なものはペナルティを受けることがあります。
ペナルティを受けると、検索結果から削除されてしまったり、検索順位を急落させられたりします。
隠しテキストと同じように不正な手法として「隠しリンク」というものがありますが、こちらも多くは偽装行為と見なされます。
そんな隠しテキストには大きく4種類あります。以下の通りです。
①背景とテキストを同じ色に揃えている。
②画像の背後にテキストを隠している。
③CSSを利用し、テキストを画面の外に設置している。
④フォントサイズを0にして、読めないようにしている。
このように隠しテキストは、たとえユーザーの利便性向上のための計らい(説明テキストの設置)であったとしても、Googleによってユーザーを騙しているとしてスパム行為と見なされてしまう場合があります。
そのため、隠しテキストを活用する際には、誤ってペナルティを受けることがないように、細心の注意を払いましょう。