レガシー

レガシー(Legacy)とは、「遺産」、「過去の遺物」、「先人の遺物」、「旧式の」、「古い物」、「時代遅れの物」、「現在にそぐわない物」のことです。

しかし、「負の遺産」のようにマイナスの意味として捉えられる場合もあれば、反対に「業績」「功績」のようにプラスの意味を表す場合もあります。

そもそもレガシーという用語が本格的に使われるようになったのは、1980年代から90年代にかけてのことです。

まず1989年に自動車メーカーによってレガシィという車が発売されました。

この出来事がレガシーを一般社会に浸透させる最初のきっかけとなりました。

 

そして、1990年代に入り、コンピューター分野で「レガシーシステム」という概念が一般化しました。

さらに、2010年以降は政治や経済の分野でも「レガシー」という用語を耳にするようになりました。

例えば、過去から引き継がれて企業の経営を圧迫する要因にかかる費用として「レガシーコスト」は代表例だと言えます。

このようにレガシーという用語はIT業界だけではなく、幅広い分野や業界で使われています。その上で、肯定的・否定的あるいは中立的な意味を持っています。

シチュエーションに応じて多様な意味を使い分けられるようにしておきましょう。

 

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