コンテンツマーケティングに必要なコンテンツページとセリングページとは?
コンテンツマーケティングは、潜在ユーザーに対し価値の高いコンテンツ(記事)を提供することで、見込みユーザーへ育成して、商品・サービスの購買を促す手法です。
ネット広告のようなコストの掛け捨てではなく、自社のWEBサイト内にコンテンツ(記事)を蓄積させながら、時間を掛けて資産に変えていく戦略的なマーケティングとも言えます。
一般的に、コンテンツマーケティングでは、WEBサイトの構成や内容のことをコンテンツページと呼んでいます。
それでは、多くの企業の方が何気なく理解しているコンテンツページとはどのようなものか、皆さんはご存知でしょうか。
今回は、コンテンツマーケティングに必要なコンテンツページについて、対照の関係にあるセリングページと併せて紹介をさせていただきます。
基本の流れを知る
コンテンツマーケティングに取り組んでいるサイト運営者は、ネットからの集客で成果を出すことが求められます。
また、集客効果を高めるためには、コンテンツページとセリングページの特徴を踏まえたサイトを構成する必要があります。
基本は、コンテンツページでユーザーの認知を深めながら集客を図り、セリングページで販売する、刈り取るという流れになります。
コンテンツマーケティングにおいては、双方の目的や役割、ユーザーの導線を意識しながら運用することが成功への近道と言えます。
コンテンツページとは?
コンテンツページ(contentpage)は、WEBサイトの全体の中のひとつのページ構成で成り立っています。
また、コンテンツページは、ユーザーに喜んでもらうことを目的としたWEBページのことで、ユーザーに役立つ情報や興味深い情報、面白い情報などを提供して、ネット上でコミュニケーションを行う手法です。
一方、コンテンツページの対照にあるWEBページのことをセリングページと言います。
コンテンツページとセリングページの違いは対照的で、それぞれに目的や役割が異なります。
コンテンツマーケティングって、どんなマーケティング手法のこと?
コンテンツページの目的
コンテンツページ(contentpage)の主な例は、ブログページやコラムページ、ニュースページなどが該当します。
これらは、ユーザー向けに発信した有益な情報を知ってもらい、楽しんだり喜んでもらったりするコンテンツ(記事)です。
ユーザー向けに価値のある情報を配信して、WEBサイトへの集客につなげることを目的にしています。
コンテンツページの種類
1.ブログページ
2.コラムページ
3.お役立ち情報ページ(オススメ情報)ページ
4.ニュースページ
5.お客様の声ページ
コンテンツページの特徴
1.ユーザーに喜んでもらう。
2.ユーザーに気づいてもらう。
3.ユーザーの不安を取り除く。
4.ユーザーの不満を取り除く。
5.ユーザーの様々な疑問や問題を取り除く。
コンテンツページを作成する際のポイント
コンテンツページ(contentpage)は、ユーザーに喜んでもらうために価値のある情報を考慮して作成しなければなりません。
また、コンテンツページを作成する際に必要な要素は、コンテンツSEOを考慮したライティングを取り入れることです。
ユーザーが欲する有益な情報であったとしても、検索順位で上位に表示されなければ、マーケティングとして効果もなく意味もありません。
コンテンツページは、ユーザーと同様に検索順位に影響を与える、Google検索エンジンからも評価をされるコンテンツ(記事)を作成することで、WEBサイトの集客へつながっていきます。
セリングページとは?
セリングページ(sellingpage)は、ユーザーに対し売り込みをし、売りに行くページのことで、ユーザーにお問い合わせや購入をしてもらうことを目的としたWEBページです。
セリングページのことをもう少し簡単に説明をすると、ユーザーに対して最初から買ってもらうことを目的とした手法とも言えます。
セリングページの目的
セリングページ(sellingpage)の主な例は、ランディングページが該当します。
これらは、ユーザーにお問い合わせや申し込み、予約、購入をしていただくための見せ方や順番で構成されたコンテンツ(記事)です。
セリングページは、コンテンツページで集客したユーザーをスムーズにコンバージョンの獲得につなげることを目的にしています。
セリングページの種類
1.ランディングページ
2.トップページ
3.カタログページ
4.商品ページ
5.サービスや事業内容ページ
セリングページの特徴
1.ユーザーに売り込む。
2.ユーザーに売りに行く。
3.ユーザーからお問い合わせ、申し込み、予約をしてもらう。
4.ユーザーから購入をしてもらう。
5.コンバージョンの獲得をする。
コンテンツマーケティングで必要なマーケティングファネルとは?
セリングページを運用する際のポイント
セリングページ(sellingpage)は、コンバージョンにつなげることを目的としていますので、コンテンツページと比べた場合に、運用が難しいWEBページと言えるかもしれません。
一番最初に企画し制作をした、セリングページの内容で、成約率の高いコンバージョンを求めるのは難しいことです。
セリングページは、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを活用して、WEBサイト内部の問題点を把握し、常に改善していくことが必要です。
また、セリングページは、見つかった課題の改善や修正を繰り返し行うことで、コンバージョン率の高いWEBページへと変わっていきます。
おわりに
今回は、コンテンツマーケティングに必要なコンテンツページとセリングページについて、弊社の事例を元に紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
WEBサイトには、コンテンツページとセリングページの2種類があって、それぞれのページは目的や役割が異なっています。
また、ふたつのWEBページを要約すると、コンテンツページでユーザーの集客を行って、セリングページでコンバージョンの獲得につなげる。ということをおわかりいただけたと思います。
コンテンツマーケティングを導入する場合には、コンテンツページとセリングページの特徴を理解しながら、双方のコンテンツを最適化(SEO内部施策)することが必要です。
この記事をご覧になった方は、コンテンツページやセリングページの活用方法を参考にしていただいて、今後のコンテンツマーケティングの取り組みでお役立てください。
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