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フロー型コンテンツ

フロー型コンテンツ(Flow type content)とは、時間が経過すると価値が失われるコンテンツのことを言います。

例えば、ニュース速報を始めとする情報の新鮮さが重要な記事などがフロー型コンテンツの代表的なものとして挙げられ、ユーザーから求められるコンテンツを短期的に提供しています。

他にも、ECサイトの告知ページ、ニュース記事、流行などトレンドを扱った一時的な記事が該当します。

旬な時期が過ぎてしまうと、コンテンツの価値は失われてしまうという弱点を持っています。

 

対して、ある時間が経過してもその価値が失われにくい資産化できるコンテンツのことをストック型コンテンツと言います。

Wikipediaや大学の論文、健康に役立つ情報など読む時期や期間を問わず、ユーザーにとって有益なコンテンツがこれに該当します。コンテンツが長期的に価値を持ち、ユーザーに継続して求められるという特徴を持っています。

このようにフロー型コンテンツとストック型コンテンツには、それぞれ良い面もあれば注意が必要な面もあります。

一般にオウンドメディアにおいては、コンテンツが蓄積するストック型の方がSEO対策に向いていて望ましいとされていますが、状況や目的に応じて使い分けるようにしましょう。

 

ページネーション

ページネーション(Pagination)とは、ニュースサイトや検索結果のページなど多くのWEBページで取り入れられています。

長くなってしまった文章を複数のページに適切な長さごとに区切って分割し、情報を読み取りやすくするナビゲーションのことです。

Pageの下部に表示された番号をクリックすると、別のページへアクセスできるようになっています。そのため日本語では、「ページ送り」「ページ割り」とも言います。

実際にWEB上では、検索結果ページやニュースサイトで取り入れられています。他にもECサイトの商品カテゴリーページや、長めの記事コンテンツを分割する際に活用されています。

 

そんなページネーションはWEBページに設置することで、ユーザーのサイト離脱率を下げることができます。なぜなら、ページの読み込みが従来よりも速くなるからです。

最終的にはこれが、SEO効果やユーザーの利便性の向上に繋がります。

HTMLのhead部分にページネーションタグを意味する特定の記述をすることで、実装できます。

WEBページを見やすく改善して、さらなる集客の拡大を目指すサイト運営者はページネーションを導入しましょう。

SEO効果も実感しつつ、ユーザーを第一に考えたWEBサイトを作成することができます。

 

ページビュー

ページビュー(Page view)とは、WEBサイトへのアクセスがどれぐらいあったかを測るための指標のことです。頭文字を取った略称でPV数と呼ばれることもあります。

Googleアナリティクスを始めとするアクセス解析ツールを導入することで、ページの閲覧数を解析することができます。

そんなページビューを増やすために有効な方法があります。以下の通りです。

 

①SEO対策をする。 

検索順位を上位に表示させることで多くのユーザーの目に付くようになります。

②SNSで拡散する。

インターネットでバズると、爆発的に話題が広まります。

③広告でサイトを宣伝する。

ただやみくもに出稿しても効果は現れないため、最適化しましょう。

④サイト自体を作り直す。

ユーザーが求める情報を提供する必要があります。

 

しかし、たとえページビューが多かったとしても、コンバージョンに繋がっていないのであれば意味がありません。コンテンツの修正や見直しが必要です。

また合わせて覚えておきたい用語として、セッション数、ユーザー数があります。ページビューとの違いはそれぞれ以下の通りです。

 

・ページビューはWEBページが閲覧されるごとにカウントされるのに対して、セッション数はWWEBサイトに訪問したユーザーの数をカウントします。

・ページビューはWEBページが閲覧されるごとにカウントされるのに対して、ユーザー数はWEBサイトの訪問数をカウントします。

 

ページランク

ページランク(Page rank)とは、Googleの検索エンジンが用いているWEBページの評価方法のことです。

WEBページのリンクを辿り、どこのページがWEB上で価値が高いかを定量的に評価したものをページランクと言います。

そんなページランクは200以上ある評価基準の一つとして知られています。

インターネット上で無数にあるWEBサイトをランク付けすることで、Googleは検索順位を決定しています。

 

しかし、だからといってページランクが高いほど検索上位に表示されるわけではありません。

以前はページランクが検索順位に影響を与えるものだとされていましたが、Googleのアルゴリズムがアップデートされていく中で評価基準も変わりました。最近ではあまり、ページランクと検索順位が連動していません。

ページランクが高低と評価されるのには以下の要素が大きく関係しています。

 

・良質かつ関連性の高いリンクは高い評価を受ける。

・ペナルティの対象となり、スパムに該当するリンクは低い評価を受ける。

 

またページランクは、有料ツールを活用することで、運営サイトのページランクを計測することができます。

WEBサイトがGoogleからどれだけ評価を受けているのかを把握したいサイト運営者は活用してみましょう。

 

ページレイアウトアルゴリズム

ページレイアウトアルゴリズム(Page layout algorithm)とは、検索結果から目的のページに訪問した際に見えるページのレイアウトと、コンテンツの量に関してのランキング評価の指標でGoogleのアルゴリズムの一つのことです。2012年1月に発表されました。

このアルゴリズムの変更によって全体の1%未満のサイトが影響を受けることになりました。

あまりに過剰に広告が表示されると、ユーザーが望んでいない情報ばかりが画面上に映ることになります。

そのため、「多くの広告をスクロールしないと独自のコンテンツを閲覧できないWEBページは評価を下げる」とGoogleも明言しています。

 

ファーストビューと呼ばれる画面の上半分に該当する部分で、WEBサイトの閲覧がしにくくなるほど過剰に広告が表示されると、評価が下がります。

なお、ファーストビューに広告を表示することを禁止するものではありません。

度が過ぎていると、評価が下がってしまうケースがあるという意味です。その点にご注意ください。

万が一、ページレイアウトアルゴリズムの影響を受けてサイトの検索順位が下がってしまった場合には、コンテンツを修正する必要があります。

ユーザーの利便性を第一に考えて、WEBサイトを運営していきましょう。

 

ペナルティ

ペナルティ(Penalty)とは、SEOで検索エンジンからインデックスの削除をされてしまったり、順位を下げられたり、検索結果で上位表示及び表示自体がしなくなってしまうような対応をされている状態のことです。

もともとPenaltyという英単語は「罰則」や「処罰」を意味します。

そんなペナルティには2つの種類があります。以下の通りです。

 

①手動ペナルティ

Google社員によって直接サイトが調査される。

②自動ペナルティ

Googleのアルゴリズムがクローラーの巡回を通じてスパムを検出する。

 

実際に以下の行為をすると、Googleからペナルティを課せられてしまいます。

 

・不自然なリンクが貼られている。

・低品質なコンテンツを作成している。

・サイトに隠しテキストや隠しキーワードを盛り込んでいる。

・スパムサイトで悪質な転送を行っている。

 

こうしたペナルティの原因を解消することで、SEO効果を生み出すことができます。

そのためには、ペナルティを確認するツールを活用しながら、有効な対策を講じていく必要があります。以下の通りです。

 

①良質なコンテンツを提供する。

②ユーザーの検索意図に合ったコンテンツを作成する。

③不自然なリンクを貼らない。

④サイトに隠しテキストや隠しキーワードを盛り込まない。

 

このようにペナルティを課せられるとSEO効果が薄れ、しまいには検索順位も下がってしまいます。

そうならないためにも規約やガイドラインには違反しないことが求められます。

万が一ペナルティを課せられてしまった場合には、Googleに再審査リクエストを送信したり、サイトの修正を行ったりしていきましょう。

 

ベニスアップデート

ベニスアップデート(Venice update)とは、ユーザーの位置情報を検索結果に反映するGoogleのアルゴリズムのことです。

例えば、東京都品川区で「居酒屋」と検索したとき、品川区内にある周辺の居酒屋が表示されますが、神奈川県横浜市で「居酒屋」と検索したとき、横浜市内にある周辺の居酒屋が表示されます。

このように、ユーザーが検索をしているエリア周辺の情報が提供されるようになりました。

そのため最近では「居酒屋 品川」のように、場所や地域名を検索クエリに含ませて検索する必要がなくなりました。

 

また、ベニスアップデートと意味が似ているピジョンアップデートというものがあります。これは検索ユーザーによって呼び方が異なる場所の情報を的確に割り出します。

例えば「東京ディズニーランド」や「TDL」と検索したとしても、同じような検索結果が表示されます。

同じ地域に関するアップデートとして混同されやすいピジョンアップデートと区別しておきましょう。

このようにベニスアップデートが導入されたことで検索が楽になり、ユーザーの利便性がさらに高まりました。同時にユーザーの現在地に応じて、画面に表示される検索結果が変わるようになりました。

しかし基本的には、ベニスアップデートの影響を受けていない検索順位は、SEO対策ツールを活用しない限り確認することができません。SEO対策に力を入れているサイト運営者は特に注意しましょう。

 

ペルソナ

ペルソナ(Persona)とは、商品やサービスを利用するユーザー像を仮想の人物として定義したものです。言い換えると、「多様な構成要素からなる詳細な顧客像」と言えます。

例えば、年齢、性別、職業、年収、趣味、特技、居住地、価値観、生い立ち、家族構成などが挙げられます。

 

そんなペルソナには設定することで得られるメリットがあります。以下の通りです。

・サイト運営者はWEBページを閲覧するユーザーの目線に立つことができる。

・企業では社内のスタッフ同士で共通認識が生まれ、今後取るべき戦略が明確になる。

・ユーザー像が具体的に絞られると同時に、プロジェクトにおいて次にすべきことが明確化され、作業をする時間やコストが削減できる。

 

一方で注意すべき点もあります。以下の通りです。

・ユーザー像をイメージしやすいようにする。

・情報や環境の変化に応じて、その都度ペルソナを作成し直す。

・架空のユーザー1人を作り上げるために、必要な情報に絞る。

・思い込みや偏見を反映しないように、インターネット上の口コミなどからデータを取り入れる。

 

このようにペルソナの設定には数多くのメリットがあり、注意すべき点も沢山あります。

コンテンツマーケティングを始める際に欠かせない要素の一つとしてペルソナを覚えておきましょう。

 

ペンギンアップデート

ペンギンアップデート(Penguin update)とは、2012年4月24日から開始された、外部リンクに関するアルゴリズムのアップデートの1つです。

そもそもペンギンアップデートという用語は、「アルゴリズムがサイトの白と黒をはっきりさせることを目的としていること」に由来しています。

 

そんなペンギンアップデートは、以下の2つを主な目的としています。

①ブラックハットSEO(不正によるSEO)をしているWEBサイトの検索順位を下げること。

②ホワイトハットSEO(正攻法によるSEO)をしているWEBサイトの検索結果の順位を上げること。

 

有益なコンテンツの検索順位を上位に表示させるという意味で、2011年2月に初めて発表された、コンテンツの質に関するパンダアップデートと同じ意味を持っています。

 

そんなホワイトハットSEOは大きく3つに分類されます。

①クロール最適化 検索エンジンのクローラーが巡回しやすいようにWebサイトの構造や内部リンクを最適化します。

②コンテンツSEO ユーザーにとって有益で価値あるコンテンツを作成します。

③インデックス最適化 Googleによって適切に評価されるように、WebページのHTML構造を最適化します。

 

アップデートがされる前まではブラックハットSEOによって一定の効果がありましたが、最近ではGoogleからペナルティを受けたりインデックスから削除されるなど規制がより厳しくなりました。

サイト運営者はホワイトハットSEOの方に集中して取り組むようにしましょう。

 

ポータルサイト

ポータルサイト(Portal site)とは、インターネットにアクセスするときに、最初に訪問する入口となるWEBサイトのことです。

そもそもPortalという英単語には「入口」「玄関」という意味があります。

例えば、GoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンサイトが代表的です。その他にも、gooやMSNがあります。

こうしたポータルサイトには、天気予報や翻訳機能を始めとする独自のコンテンツが充実しています。なぜなら、利用するユーザーを増やすと同時にアクセス数を伸ばすためです。

 

そんなポータルサイトのメリットは以下の通りです。

・集客効果が得られる。

・広告収益が得られる。

・検索機能で必要な情報を探し出せる。

・便利で豊富な機能を活用できる。

上記のようにポータルサイトを作成することで数々のメリットが得られます。

 

ポータルサイトの種類は以下の通りです。

・総合型ポータルサイト

・検索型ポータルサイト

・地域型ポータルサイト

・専門型ポータルサイト

・社内ポータルサイト

・目的型ポータルサイト

・ブログ型ポータルサイト

・コミュニティ型ポータルサイト

 

このようにポータルサイトの種類は多岐にわたります。各企業がインターネット上において目指すべきあり方に応じて、運用していくポータルサイトを使い分けるようにしましょう。

 

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