インターフェース
インターフェース(Interface)とは、コンピューターと周辺機器を接続するための規格や仕様、またはユーザーがコンピューターなどを利用するための操作方法や概念のことです。
根底には、「何かと何かをつなぐもの」という意味があります。時に、インターフェイスと表されることもありますが、意味に違いはありません。
また、インターフェースには色々な種類がありますが、中でも特にユーザーインターフェース(UI)は有名で、一度は耳にしたことはあるかと思われます。
例えば、日常でもよく活用するキーボードやマウスを始めとするハードウェアも、ユーザーインターフェースの一つだと言えます。
インデックス
本来、インデックス(Index)とは、索引や見出し、添字、指数などの意味を持つ英単語のことです。
しかし、SEOの業界では、サイト内を巡回するクローラーが収集したWEBページのデータが、検索エンジンデータベースに格納されるという意味で使われます。
このことをインデックス化と言います。そのため、インデックスされていないWEBページが検索エンジンで表示されることはありません。
なぜなら、クローラーが未だページを見つけられておらず、ホームページとして認識されていないからです。公開されたばかりのWEBサイトが典型例として挙げられます。
このように、GoogleやYahoo!を始めとする検索エンジンのデータベースに、WEBページが分類または記録されることをインデックスと言います。
インバウンドリンク
インバウンドリンク(Inbound link)とは、SEOに関する専門用語で、外部のWEBサイトから自社のWEBサイトに向かって設置されたリンクのことです。
リンクを設置されることから、被リンクとも呼ばれています。反対に、自社のWEBサイトから外部のWEBサイトに向かって設置されたリンクのことをアウトバウンドリンクと言います。
一般にインバウンドリンクが多いほどSEO対策に効果的だとされており、WEBサイトが検索上位に表示されやすくなります。しかし、ただ被リンク数が多ければSEOの効果が高まるわけではありません。
なぜなら、リンク元である外部WEBサイトの質が、検索エンジンからの評価を左右するからです。
したがって、インバウンドリンクによるSEOの効果を高めるには、ただ自社WEBサイトに向かってリンクを設置されるのではなく、良質でユーザーにとって価値のある情報を提供する外部WEBサイトにリンクを設置される必要があります。
その際、自社のWEBサイトと関連性の高いサイトからのリンクであるか否も重要なポイントの1つです。
インプレッション
インプレッション(impression)とは、ネット広告において、広告が表示された回数のことです。
ユーザーがどれだけ広告を目にしたかを数値化したものであるため、SEO対策の効果測定をする際に重要な指標の1つだと言えます。
そんなインプレッションは、ユーザーがWEBサイトを閲覧した数を表す指標、ページビュー(PV)と混同されることも多く、従来はインプレッション=ページビューと見なされていました。
しかし、最近では1つのWEBページに複数の広告が掲載されることは少なくありません。
それを受けて、インプレッション数=ページビュー(PV)×広告掲載数という式が成り立つようになりました。
ウェブマスターツール
ウェブマスターツール(Webmaster tools)とは、Googleウェブマスターツールのことです。
Googleが提供している無料ツールの1つであり、ウェブマスターツールに登録することにより、自社のWEBサイトの現状と、訪問するユーザーについてのすべてが分かるツールとなります。
またGoogleは、2015年5月20日から、Googleサーチコンソール(Google Search Console)に名称を変更しました。
しかし、それに伴う大きな変化はなく、仕様や機能もGoogleウェブマスターツールとほとんど変わりありません。
ウェブマスターツールで分かる内容は大きく5つあります。以下の通りです。
①どのページの閲覧が多いか、どんなキーワードでの流入が多いかがわかる。
②自社のWEBサイトに向けられている外部リンク、サイト内の内部リンクがわかる。
③WEBサイトにクローラーを呼ぶことができ、インデックス(index)を促進することができる。
④どんなキーワードで表示されているか(検索クエリ)がわかる。
⑤表示されている検索クエリから、どれぐらいのクリックがされたかCTR(クリック率)がわかる。
このようにサイト運営者は、自社が管理するWEBサイトの認証をGoogleにしてもらうことで、あらゆる便利な機能を活用することができるようになります。
エンゲージメント
エンゲージメント(Engagement)とは、インターネット広告などのWEBマーケティング活動において、顧客の興味や注意を引きつけ、企業と顧客の結びつきを強めることです。
よって、エンゲージメントが高いWEBサイトというのは、ユーザーが企業や商品・サービスに対して愛着を持っている状態を指します。
特に、次の4つが特徴として見られるサイトは、ユーザーエンゲージメントが高いWEBサイトであることが多いとされています。
①リピーターが多いサイト
②ページビューが多いサイト
③滞在時間が長いサイト
④直帰率の低いサイト
以上のような特徴を持つWEBサイトを運営していくためには、読み手を第一に考えたコンテンツを作りあげていく必要があります。
そうすることで、多くのユーザーにWEBサイトが閲覧されたり、ページビューが増加したりするようになります。
そして最終的には、Google検索エンジンから高い評価を受けて、WEBサイトが上位に表示されることが可能になります。
エントリーフォーム最適化
エントリーフォーム最適化(Entry Form Optimization )とは、EFOの略称です。
入力フォーム最適化と呼ばれることもあります。お問い合わせフォームや資料請求フォームなど、ユーザーに情報を入力してもらいたい場合に、設置している入力フォームの入力率を向上させるための施策のことです。
ターゲットとなるユーザーにとって使いやすいWEBサイトを企業が追求することで、離脱率を減らし、コンバージョン率を向上につなげる施策です。
よくある離脱率の高いフォームの特徴として、入力ボタンが小さすぎたり、項目が多すぎたりするものが挙げられます。
こうした入力フォームの使いずらさに対して、ユーザーは小さなストレスを感じます。
最終的にはこれが、離脱率を増やしてしまう要因となり得ます。
そのため、せっかく入力フォームまで辿り着いてくれた優良顧客によるコンバージョンを逃さないためにも、EFOをさらに進め、ユーザーが使いやすい入力フォームに改善していく必要があります。
また、SEO対策によって流入数を増やすよりも、EFOを進めてコンバージョン率を高めた方が、より効率的にコンバージョン数を増やすことができます。
このように、EFOは費用対効果の高い施策だと言えます。
オウンドメディア
オウンドメディア(Owned media)とは、自社で保有するメディアのことです。
例えば、自社が発行する広報誌やパンフレット、自社のWEBサイト・SNSなどが代表例と言えます。企業や組織は自らがこれらの媒体を所有し、消費者に向けて発信しています。
発信する内容は主に、企業が展開する商品やサービスに関する情報となります。まずは、企業がターゲットとするユーザーに認知してもらうと同時に、集客することを目的としています。
最終的には、繰り返し自社の商品やサービスを購入してくれる優良顧客に育て上げることを狙っています。
そのために、ペイドメディアやアーンドメディアを始めとする他の媒体も掛け合わせて同時進行で自社の存在を多方面にプロモーションしていきます。
また、オウンドメディアはWEBサイト自体が広告と同じ役割を果たすため、広告を出稿せずとも自社を宣伝することができます。
このとき、費用もかかりません。その上、アーンドメディアにはない蓄積効果を持っているため、広告としての長期的な効果も期待できます。
このように、オウンドメディアは他のメディアと併せて活用することで、互いのメリットデメリットを補完し合うことができます。上手く使い分けていきましょう。
オーガニック検索
オーガニック検索(Organic search)とは、検索結果のページに表示されるもので、検索連動型広告、リスティング広告などのネット広告表示を除いた、通常表示される検索結果のことです。
自然検索やナチュラル検索と呼ばれることもあります。
オーガニック検索は、Googleを始めとする検索エンジンのアルゴリズムによって順位が定められます。
ネット広告表示のように、支払われた広告費の大小によって変動することはありません。
ネット広告ではなく、オーガニック検索からの流入を増やすためには、大きく2つのSEO対策を講じる必要があります。
まず1つ目に、表示回数を増やすことです。
自然な文脈でコンテンツに検索キーワードを盛り込むと効果的です。また、コンテンツの数を増やすことも検索エンジンから評価されやすく、有効な手立てとなります。
2つ目に、クリック率を上げることです。
ユーザーの興味を惹くようなタイトル・ディスクリプションになっているかどうか確認しましょう。検索ユーザーが思わずクリックしたくなるようなキャッチーな表現が求められます。
このとき、数字や的確なワードを含んだタイトルは、文に説得力がもたらします。これらがクリック率の増加につながります。
運用型広告
運用型広告(Programmatic advertising)とは、インターネット広告のひとつです。
別にパフォーマンス型広告と呼ばれることもあります。
ネットユーザーの広告反応目標に達成するように、リアルタイムに入札額やクリエイティブ、ターゲットを改善、修正しながら運用し続けていく広告のことです。
広告費用が一定でないという意味では、テレビCMや新聞広告、WEB広告などの料金が決まっている広告とは大きく異なります。近年は、アドテクノロジーが発達したことに伴い、主流の広告となっています。
運用型公告には、特徴が2つあります。
1つ目に、ターゲティングが細かい点です。これにより、企業は潜在的顧客に緻密なアプローチすることができます。
2つ目に、運用の手軽さです。出稿に係る費用が安く、初心者でも最適化ができるような仕組みになっています。
運用型広告は、大きく3種類に分類されます。
①リスティング広告
②ディスプレイ広告(コンテンツ連動型広告)
③SNS広告
このように、運用型広告はインターネット上でよく目にする広告であり、多くのWebマーケターが自社の宣伝のために活用しています。
この際、運用型広告の導入を検討している方は、広告のプラットフォームに登録してみましょう。