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オールドドメイン

オールドドメイン(Old domain)とは、契約更新期限が切れて所有者がいなくなった古いドメインのことです。ドメインの更新期間は取得した日から1年間とされています。

そもそもドメインとは、全体の中に定義される部分領域のことで、インターネットに接続されるコンピューターの「住所」にあたります。

そのため、ホームページやブログを始めとするWEBサイトは「家」ということになります。

ホームページであれば、https://www.○○.com/の「○○.com」がドメイン名にあたり、メールアドレスであれば、mail@○○.comの「○○.com」がドメイン名にあたります。

通常ドメインは、新規で購入するのが一般的ですが、中古で取得することもできます。

 

そんなオールドドメインを取得することで幾つかメリットがあります。以下の通りです。

・取得からの年数を表すドメインエイジが引き継がれて検索エンジンから評価される。

・過去のクロール実績があるため、インデックスされるスピードが速い。

・被リンクが引き継がれる。

・ページランクを引き継ぐことができる。

 

一方で、デメリットもあります。以下の通りです。

・低品質な被リンクが引き継がれてしまう。

・ペナルティを引き継いでしまう。

・独自にURLを設定することができない。

 

このようにオールドドメインを取得することで、一定以上のSEO効果を実感できます。

しかし、メリットだけでなくデメリットも引き継いでしまう恐れがあります。

したがって、これからオールドドメインを取得してWEBサイト制作を行う方は、注意点も承知の上で活用するようにしましょう。

 

ウェブブラウザ

ウェブブラウザ(Web browser)とは、WEB上で公開されている情報を閲覧するためのアプリケーションソフトのことです。

一般的に「ブラウザ」と略されることが多いです。Google ChromeやSafariは代表的な例だと言えます。

そもそもブラウザとは、インターネット上のWEBページの情報を画面上に表示するための閲覧ソフトのことです。

コンピューターのデータやプログラムを画面上に文字、画像として表示するためのプログラムおよびソフトウェアのこともブラウザと言います。

もともとブラウザは「閲覧する」を意味する英単語browseの名詞形であり、派生語ということになります。

そんなブラウザの主な役割は、HTMLやCSSを始めとするプログラミング言語を変換して、WEBページとして表示させることです。

 

その他にも便利な機能があります。以下の通りです。

・ブックマーク機能

・画面の拡大縮小

・共有

・ショートカットアイコン

 

ブラウザには様々な種類があります。以下の通りです。

・Internet Explorer(IE)

・Google Chrome

・Safari

・Microsoft Edge

・Opera

・Firefox

 

これら多くのブラウザが、パソコンやスマートフォンに初期設定でインストールされています。

比較基準としては、表示速度やセキュリティ、拡張機能、スマホとの同期が挙げられます。

こうした機能の違いを自分に適したブラウザを決める際の判断材料にすると良いです。

このようにインターネットを閲覧するときに欠かせないブラウザの種類は多岐にわたります。

各ユーザーが重視するポイントに応じて、自分の用途に合ったブラウザを活用していきましょう。

 

アトリビューション

アトリビューション(Attribution)とは、メディアごとの成果への貢献度を測る取り組みのことです。

実際に商品やサービスを購入(コンバージョン)に至るまでの間に、消費者に何らかの影響や動機を与えたいくつか接点がどれだけ成果に貢献していたのかを評価することだと言えます。

コンバージョンに至るまでには、様々な接点が消費者の最終的な意思決定に起因しています。

そのため、これらの一連の動作を一つ一つ分析し、評価していく必要があります。消費者は日々メディアや広告を通じて、多種多様な情報に触れ合っています。

その一つ一つがコンバージョンにどれ程の影響を与えているのか、貢献度を測ります。

 

このように、アトリビューションは消費者がコンバージョンに辿り着くまでのプロセスを重要視しており、貢献度を測る取り組みがマーケティング戦略の最適化につながります。

逆に、アトリビューション分析をしないと、リソースや予算が偏って分配されてしまうという事態が起こる可能性があります。

また、コンバージョンに至るまでの各接点を評価する指標として、5つの基本モデルが存在します。

 

①ラストクリックモデル

②起点モデル

③均等配分モデル

④減衰モデル

⑤接点ベースモデル

 

これらに加えて、MA(marketing automation)ツールを導入すると業務が自動化し、アトリビューションの効果をさらに高めることができます。

 

アウトバウンドマーケティング

アウトバウンドマーケティング(Outbound Marketing)とは、将来的に見込み顧客となり得るターゲットユーザーに対して、企業が商品やサービスを売り込む形のマーケティング施策のことです。

企業主体という意味で、顧客主体のインバウンドマーケティングとは対極的な概念だと言えます。
実際に、自社の存在や商品・サービスを世に認知させることが目的として、広告、リスティング広告、セミナー、展示会、電話営業(テレアポ)、FAXDMなどの手法を企業は用います。
こうしたアウトバウンドマーケティングには、すぐに効果が現れたり、不特定多数へのアピールができたりする点などのメリットはあるものの、コストがかかるなどのデメリットもあります。

 

例えば、情報で溢れかえる現代において、顧客は欲しい情報・必要な情報を自分で手に入れるようになったことで、興味を示さない層には煙たがられてしまいます。そのため、情報を自分で取捨選択する消費者にとって、情報を押し付けるアウトバウンドマーケティングは煩わしく、回避しようとします。こうした一方的なアプローチによる押し付ける形の情報発信にユーザーは抵抗感を覚えます。

これを受け、インバウンドマーケティングが主流になると同時に、アウトバウンドマーケティングは旧来型のマーケティング手法と見なされるようになり、近年では衰退傾向にあります。

 

インバウンドマーケティング

インバウンドマーケティング(Inbound marketing)とは、潜在ユーザーや見込みユーザーに対して有益なコンテンツをWEB上で公開して、検索結果やSNSで見込み客に見つけてもらう(プル型)ことを目的としたマーケティング手法のことです。

その意味では、コンテンツマーケティングの中に含まれる手法であると同時に、顧客に商品やサービスを売りつける(プッシュ型)のアウトバウンドマーケティングとは対極的な概念だと言えます。

 

そんなインバウンドマーケティングは、効果が出るまでに時間がかかってしまうものの、通常の広告に比べてコストを最小限に抑えることができます。

また、良い意味で広告らしさが薄いため、見込み顧客の企業に対する抵抗感がなくなり、ユーザーに受け入れられやすいことも特徴の一つです。

 

アウトバウンドリンク

アウトバウンドリンク(Outbound link)とは、自社WEBサイトから外部サイトへ向けて外に出ていくリンクのことを言います。

文字通り、「外向きの」を意味するOutboundと「鎖、繋がり」を意味するlinkを掛け合わせた用語であることからも、自社WEBサイトを運営する上で外部サイトとの関連性がいかに重要であるかがわかります。

アウトバウンドリンクを正しく設置することで、自社WEBサイトが検索エンジンで上位に表示されやすくなります。そして、自社WEBサイトのページからアウトバウンドリンクを設置する際、注意しなければいけない点は主に2つあります。

 

1つ目に、ユーザーにとって、リンクを貼ったWEBサイトのページが有益なものかどうかを見極めることです。自社WEBサイトに他のWEBサイトのリンクを貼る際には、品質が高く、関連性の高いコンテンツを掲載したサイトをリンク先として設置する必要があります。

2つ目に、アンカーテキストを適切に記述することも大切です。

例えば、リンクの文言がリンク先のWEBサイトの内容と一致しているかどうか、わかりやすく簡潔なものになっているかどうかはSEO対策をする上で重要であり、これらの要素がアウトバウンドリンクの効果を左右します。このように、アウトバウンドリンクを適切に設置することは、自社WEBサイトがGoogleなどの検索エンジンで上位に表示されるようにするために効果的です。

 

アクセシビリティ

アクセシビリティ(accessibility)とは、WEBサイト上における、情報やサービスへのアクセスのしやすさのことです。

アクセシビリティが向上することで、サイト運営者やユーザーにとって、いくつかのメリットがあります。

それは、WEBサイトが年齢や性別、障害の有無、さらには利用環境の状況にかかわらず、誰もが利用しやすいものになるということです。

これが結果として、新規顧客の獲得や利益の増加などにつながります。このように、WEBサイト上でアクセシビリティが確保されていると、より多くのユーザーに情報発信をすることができ、多方面に便益が生まれます。

 

一方、いくつかデメリットもあります。

それは、ページのデザインがシンプルになり過ぎてしまったり、テキストが平素になってしまうことです。

他にも、アクセシビリティを検証するのに時間とコストがかかるということが問題点として挙げられます。しかし、現代にはアクセシビリティが確保されているか否かをチェックする便利なツールがあります。

ツールを上手く活用することで、WEBサイトのアクセシビリティがきちんと高められているかどうか検証することができるようになり、誰もがアクセスしやすいWEBサイトを構築することができます。

 

アクセスログ

アクセスログ(access log)とは、サーバへの通信記録のことです。

WEBサーバがアクセス元のIPアドレスやドメイン名、閲覧端末情報、アクセス日時、など、あらゆる情報を記録します。

その上、インターネット上のWEBサイトにユーザーが訪れるごとに、いつ、どこから、どのWEBページへ来て、どのように閲覧をしてどのWEBページから離脱したのかを、サイト運営者は把握することができます。

 

そのため、アクセスログの履歴をたどれば、WEBサーバへの送信元が明らかとなり、サイトに不正アクセスしたユーザーを特定することもできます。

そして、万が一、システム上で何らかの不具合やトラブルが発生した場合に、アクセスログによる履歴やデータがその原因を探る手掛かりとなります。

また、情報漏洩の問題が起こった場合にも、追跡調査を行うことによって、どこから情報が漏れてしまったのかを突き止めることができます。

このように、アクセスログはWEBサイトにおけるシステムの運用・保守・管理を徹底させる上で重要な役割を担っており、企業の有効なセキュリティ対策の一つとして重要だと言えます。

 

アクセス解析

アクセス解析(access analysis)とは、WEBサイトの運営者がサイトを閲覧したユーザーの特性や環境などを調査することで、その機能のことです。

ユーザーの行動傾向や利用状況、特性を視覚化し分析することを言います。競合他社に勝つことを目的として導入する会社が多いです。

アクセス解析の代表例と言えるGoogleアナリティクスを活用する人が多いです。

 

アクセス解析の主要な指標として、アクセス数・滞在時間・回遊率・直帰率・離脱率・コンバージョン率などが挙げられます。

こうして集まったアクセスデータをもとに、サイト運営者はWEBサイトの改善点や課題を発見することができます。

このように、アクセス解析を行うことで、ユーザーのニーズに合った新たなコンテンツ制作のヒントを得られます。

 

アクセス解析ツール

アクセス解析ツール(access analysis tool)とは、アクセス解析をするツールのことを言います。

解析できる項目は、大きく3つあり、以下の内容を収集して分析をすることができます。

 

①アクセス自体に関するデータ

訪問数、ページビュー、ユニークユーザー

 

②WEBサイト内のユーザー回遊などに関するデータ

滞在率、直帰率

 

③サイトの目標達成に関するデータ

コンバージョン、トランザクション

 

これらの項目を解析することで、WEBサイトの改善点や課題を発見することができます。

アクセス解析ツールには、無料のものと有料のものがあります。まずは無料から始めてみて、より精密に高度なアクセス解析を自社WEBサイトに適用してみようと感じたら有料版を導入してみましょう。

 

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