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alt属性

alt属性とは、通信が不安定であるなど何らかの理由で画像が表示できない時に、代替テキストを指定するために使われるものを表します。

alt属性で設定した代替テキストは、音声ブラウザやスクリーンリーダーによって読み上げられます。

HTMLタグのimg要素には以下のように記述します。

〈img scr=“/img.pngなどの画像のパスを記述します” alt=”画像の代わりとなるテキストを入力します” /〉

そもそもalt属性という用語は「代替テキスト」を意味する「alternative text」に由来していて、「オルト属性」と読みます。

 

W3C(WEBで利用される技術の標準化をすすめる国際的な非営利団体)には、下記のように定義がされています。

「画像をWEBサイトに掲載する場合は、その画像が何を表しているのかをalt属性に指定すること、また、注意点としては画像の視覚的な特徴までは必要ないが画像と同じ内容を設定する。」

とされています。

このようにalt属性は、非テキストコンテンツの代替テキストのWEBアクセシビリティ対応として、特に高齢者や視覚に障害のある方向けに活用されます。

そして正しく記述することで、コンテンツの情報を適切に伝えることができるだけでなく、検索エンジンのクローラーに画像の情報を伝えてSEO効果をもたらします。

WEBアクセシビリティ対応とSEO対策を両方とも行いたいとお考えの企業は、alt属性で画像の代替テキストを設定するようにしましょう。

 

BtoB

BtoBとは、「Business to Business」の略称で、製造業者(メーカー)と卸売間、または卸売と小売間、元請け業者と下請け業者など、企業の間での商取引のことを指します。

B2Bと表記されることもありますが、「企業が企業にモノを売る」という意味は同じです。

企業と消費者の取引を表すBtoCでは主に完成品が扱われるのに対して、BtoBでは原材料や素材、パーツ、社内で使用するツールなどが多く扱われます。

そんなBtoBの特長は以下の通りです。

 

・購入までに時間がかかる。

・市場規模が大きい。

・商品単価が高い。

 

また、BtoBはBtoCとは異なり、意思決定に多くの人間が関わっているため、購入に至るまでの期間が長いという特長もあります。

そんなBtoBにおけるマーケティングで重要なことは幾つかあります。以下の通りです。

まず商品・サービスの機能や費用対効果を数値で正確に表現し、訴求していくことが求められます。

なぜなら、BtoBは企業を取引の相手としているため、消費者と取引をするBtoCよりも合理性を重視するからです。

そして費用対効果の高さを示すことが、最終的な購入の決め手になります。

このように企業が企業に対して商品やサービスを提供するビジネスモデルをBtoBと言います。

ビジネス用語の基礎としてBtoCと併せて覚えておきましょう。

 

BtoC

BtoCとは、「Business to Consumer」または「Business to Customer」の略称で、電子商取引の分野において,企業と消費者の間で行われる取引のことです。

企業の間での商取引を表すBtoBでは原材料や素材、パーツ、社内で使用するツールなどが多く扱われるのに対して、BtoCでは主に完成品が扱われます。

B2Cと表記されることもありますが、「企業が個人にモノを売る」という意味は同じです。

最近ではネットショッピングを始めとするEC事業の成長が著しいです。

そんなBtoCの特長は以下の通りです。

 

・受注単価が低い。

・購入までにあまり時間がかからない。

・その時々のトレンド、感情や感覚にも左右される。

・口コミが強い影響力を及ぼす。

 

他にもBtoCには、BtoBとは異なり購入に至るまでの期間が短いという特長があります。

そんなBtoCにおけるマーケティングで重要なことは幾つかあります。以下の通りです。

まずBtoCは消費者を取引の相手としているため、企業と取引をするBtoBよりもブランド力を重視することが求められます。

そして、BtoBのように必ずしも合理性が重視されるというわけではないため、消費者の感情に訴えかけるマーケティング手法が有効だと言えます。

このように企業が消費者に対して商品やサービスを提供するビジネスモデルをBtoCと言います。

ビジネス用語の基礎としてBtoBと併せて覚えておきましょう。

 

B2C

B2Cとは、企業(法人)が一般消費者(個人)を対象に行う商取引やビジネス形態のことです。

BtoCのtoが数字の2(two、ツー)に置き換えられてB2Cとなっただけなので、BtoCと意味は全く同じです。

「Business to Consumer」または「Business to Customer」の略称で、電子商取引の分野において,企業と消費者の間で行われる取引のことです。

 

そんなB2Cの特長は以下の通りです。

・受注単価が低い。

・購入までにあまり時間がかからない。

・その時々のトレンド、感情や感覚にも左右される。

・口コミが強い影響力を及ぼす。

 

そして、B2Cには、類似した関連語が数多くあります。以下の通りです。

 

・BtoB Business to Business

企業が企業に対して提供する商品やサービスのこと。

 

・BtoE Business to Employee

企業が従業員に向けて提供するサービスのこと。

 

・BtoG Business to Government

企業が国や地方公共団体などの行政に向けて提供するサービスのこと。

 

・CtoC Consumer to Consumer

消費者が消費者に対して提供する商品やサービスのこと。

 

・CtoBtoC Consumer to Business to Consumer

消費者の間に企業が介して提供する商品やサービスのこと。

 

・DtoC Direct to Consumer

中間流通業者を通すことなく、自社のECサイトを通じて商品やサービスを消費者に直接販売すること。

 

このように市場を取り巻くビジネスモデルは多岐にわたります。

ビジネス用語の基礎としてすべて覚えると同時に、区別できるようにしておきましょう。

 

CPC

CPC (Cost Per Click)とは、コストパークリックの略称で「クリック単価」のことです。

「インターネット広告において、広告を見たユーザーが1クリックするたびに何円掛ったかの指標で費用のこと」です。

そんなCPCを算出する計算方法は以下の通りです。

「広告費用÷その広告で獲得したクリック数」

したがって、CPCの値が低ければ低いほど1クリックに掛かる費用が安いことを意味するため、効率よく成果を上げられていることになります。

 

そもそも、リスティング広告を始めとするクリック課金型広告のクリック単価は、オークションで決まります。

そのため、人気の検索キーワードほど競合が多くなり、相場が高騰しやすくなります。

Googleでは、キーワードプランナーというツールを活用することで、クリック単価の相場を調べることができます。インターネット上に広告を出稿している方は活用してみましょう。

このように広告を1回クリックした際に発生する費用を意味するCPCは、広告運用をしていく上での基本でありながら重要な指標だと言えます。

自社で広告を運用する方は、数値をこまめに確認するようにして、改善に繋げるようにしましょう。そうすることで広告費用に無駄が減り、費用対効果をさらに高めて、売上の増加を期待することができます。

 

CPM

CPM (Cost Per Mille)とは、コストパーマイルの略称で日本語では「インプレッション単価」と言います。

表示回数のことを「効果」「影響」を意味するインプレッションと呼び、広告表示にかかる費用を表します。マイルはラテン語で「1,000」を意味します。

そのため本来は、Web広告が1000回表示されるごとに何円の費用が掛かるのかを意味する指標のことです。

そんなCPMを算出する計算方法は以下の通りです。

「広告費用÷表示回数×1000」

CPMは表示されただけで費用が発生するため、クリックされなかったとしても費用がかかってしまうというデメリットがあります。

しかし、広告がユーザーの目に入るだけでも広告効果があり、商品やサービスの認知拡大に繋がります。

 

このように、1000回あたりの広告掲載料金を表すインプレッション単価は、クリックされた回数が広告費に影響しないため、クリック率の高い広告ほど費用対効果が高いと言えます。

逆に、クリック率の低い広告ほど支払った広告費用の分を回収できるだけの効果を見込めていないため、費用対効果が低いということになります。

広告それぞれが持つ性質に応じて、CPC課金とCPM課金のどちらを運用するのかを使い分けられるようにしましょう。

そうすることで、効率よく広告運用することができます。

 

CRM

CRM(Customer relationship management)とは、カスタマーリレーションシップマネジメントの略称で、日本語では「顧客関係管理」また「顧客関係性マネジメント」などと訳されます。

商品やサービスを提供する会社が、顧客との間に親密な信頼関係を構築して、購入してくれた顧客をリピーターにして、リピーターからファンになるような活動を行い、顧客と会社の双方の利益を向上させることを目指す総合的な経営手法のことを言います。

よって、CRMはマーケティング活動を効率よく行う上で欠かせないマーケティングツールの一種だと言えます。

 

また、CRM(カスタマーリレイションシップマネジメント)とよく似た意味を持つ用語としてデータベースマーケティングというものがあります。

データベースマーケティングとは、各顧客の個人情報や購買履歴などのデータを分析することにより、顧客一人ひとりに合った施策を行うマーケティング手法のことです。

目的は新規顧客の獲得ではなく、顧客と長期的な関係を維持することや顧客単価を上げることにあります。

CRMが「特定の顧客との関係性を築き上げたのちに最終的な成果へとつなげる手法」であるのに対して、データベースマーケティングはCRMで蓄積されたデータをもとにして新たなマーケティング施策を模索するものだと言えます。

両者はよく混同されることが多いです。区別しておきましょう。

 

CSS

CSS(Cascading Style Sheets)とは、WEBページのスタイルを指定するための言語のことです。

ワープロソフトなどで作成される文書も含めて、文書のスタイルを指定する技術全般を「スタイルシート」と言います。

HTMLやXHTMLなどで作成されるWEBページにスタイルを適用する場合には、スタイルシート言語の1つであるCSSが一般的に利用されています。

 

CSSの基本書式は以下の通りです。

セレクト{

  プロパティ:値;

 

したがって、h1(見出し)のfont-size(フォントサイズ)を24pxに指定するための記述は次の通りです。

h1{

  font-size:24px;

 

そんなCSSの主な働きは、文字の大きさや色、背景、画像の配置を始めとするデザインやレイアウトなどの見栄えを整えることです。

その際、文書構造を形作るHTMLと組み合わせて使います。

 

このように見た目の装飾を担うCSSは、視覚的に見やすいWEBページを作成する上で欠かせません。

なぜなら、CSSを使わずにHTMLだけでWEBページを作成すると、真っ白な背景に黒色のフォントが映し出されただけで見栄えが簡素なものになってしまうからです。

CSSを実装することでWEBページは劇的に見やすくなり、ユーザーに与える印象やイメージも変化します。

サイト運営者はHTMLと併せて積極的に活用するようにしましょう。

 

CTR

CTR(Click through rate)とは、「クリックスルーレート」の略称で、日本語では「クリック率」や「クリックスルー率」と呼ばれます。インターネット広告や自然検索で使われる指標のことです。

CTRは表示された数(インプレッション数)のうちクリックされた回数(クリック数)の割合を示します。

よって、CTRを計算で算出する方法は以下の通りです。

 

・クリック数÷広告の表示回数(インプレッション数)×100

 

例えば、クリック数が「15」で、広告の表示回数が「1000」の場合、クリック率は15÷1000×100=1.5%になります。

そんなCTRはSEOの観点において、検索順位が上位であるほど平均CTRが高い傾向にあります。

その他に広告運用の観点では、検索媒体や業種、地域によっても平均CTRが異なります。

また、改善の際に見直すべきポイントが幾つかあります。以下の通りです。

 

・適切なキーワードを設定できているか。

・ターゲット設定は適切か。

・ユーザーが抱えている不安や不満に訴求できているか。

・広告表示オプションを付ける。

・数値やデータを基にして説得力を上げる。

 

これらの点に留意しつつ、広告テキストを修正しましょう。ユーザーを第一に考えることがクリック率の向上につながります。

このようにCTRは、SEO対策や広告運用を語る上で重要な指標だと言えます。覚えておきましょう。

 

CVR

CVR(Conversion rate)とは、コンバージョンレートの略称で、「顧客転換率」を言います。

広告をクリックしたユーザーのうち、購入や申し込みなどにどれくらい至っているかを示す指標のことです。

よって、CVRを計算で算出する方法は以下の通りです。

 

・コンバージョン数÷クリック数×100

 

例えば、コンバージョン数が「250」で、クリック数が「1000」の場合、クリック率は250÷1000×100=25%になります。

しかし、母数とコンバージョンをどう定義するかで数値が変化することがあります。

またコンバージョンの成果は、ランディングページの質も関係しています。なぜならユーザーはWEBページの良し悪しで、購買につながる次の行動をとるか否かを決めているからです。

 

せっかく誘導できたユーザーを自社の優良顧客へと育てる機会が失われてしまうことは、集客を期待している企業にとって相当な痛手です。

商品購入や資料請求、会員登録を始めとする最終的なCVの獲得につなげることができるように、ユーザーの直帰率や離脱率を下げるための対策を講じることが求められます。

このようにCVRは、広告が成果にどれだけ影響を与えているか、効果を測る重要な指標だと言えます。

混同されやすいCTRとの意味の違いを理解した上で区別しておきましょう。

 

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