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用語集

CPA

CPA(Cost Per Action)とは、コストパーアクションの略称で、「顧客獲得単価」という意味になります。

新規顧客の獲得や商品の購入などの成果を得るのに、1人あたりいくら広告費用がかかったかを示すことになります。

CPAを算出する計算方法は以下の通りです。

 

「コスト÷コンバージョン数」

 

したがって、CPAの値が低ければ低いほど、効率よく成果を上げられていることになります。

例えば、あるサイトの登録ユーザーを集める広告キャンペーンで、広告費を100万円掛けて獲得したユーザーが1万人ならば、100万÷1万でCPAは100円となります。

しかし、広告費用を200万円掛けて獲得したユーザーが4万人ならば、200万÷4万でCPAは50円となります。

このとき、後者の方が多くのコストをかけていますが、CPAが低いです。これは後者の費用対効果の方が高いということを意味します。

 

このようにコンバージョン1件あたりにかかった広告費用を表すCPAは、Web広告の費用対効果がどれだけ得られているかを示す重要な指標(KPI)だと言えます。

自社で広告を運用する方は、数値をこまめに確認するようにして、改善に繋げるようにしましょう。

そうすることで広告費用に無駄が減り、費用対効果をさらに高めて、売上の増加を期待することができます。

 

タイトルタグ

タイトルタグ(Title tag)とは、WEBサイト名や各WEBページのタイトル部分を記述するHTMLタグのことです。

HTMLのソースでは以下のように表されます。

 〈title〉○○〈/title〉

上記のように、タイトルを〈title〉〈/title〉で囲んで記述すればタイトルタグを設定することができます。

 

○○の部分が検索エンジンの検索結果画面で説明文の上部に表示されるタイトルに該当します。

そんなタイトルタグは一番目に付く場所に位置するため、ユーザーにサイトをアクセスしてもらえるかどうかを左右します。

それだけでなく、Googleを始めとする検索エンジンによってサイトが上位に表示されるかどうかに大きく影響します。

そのため、タイトルタグを設定する際には幾つかの注意点に気を付ける必要があります。以下の通りです。

 

・長すぎて「…」と表示されないように、文字数を35字前後に収める。

・タイトルタグが重複しないようにする。

・ユーザーの検索意図を考慮する。

 

このようにタイトルタグは、ユーザーと検索エンジンの両方にページの内容を伝える役割を担います。

そのためユーザーの利便性とSEOの両面で最適化したいとお考えのサイト運営者は、重要なキーワードや訴求したい内容をタイトルの中に盛り込むようにしましょう。

 

検索レスポンス

検索レスポンス(Search response)とは、検索したユーザーのニーズを知るためにGoogleが使用している要素のことです。具体的には主に検索結果画面でのクリック数や直帰率のことだと言えます。

また当たり前のことですが、ユーザーが求めているサイトほどクリック数が多く、直帰率が低い傾向にあります。

求める情報が掲載されているサイトにユーザーは集中ということです。

そのためGoogleはWEBサイトのクリック数や直帰率を基に、検索ユーザーが何を求めているのかを実際に判断しています。

 

このようにGoogleは、クリック数や直帰率を始めとする指標を、検索ユーザーのニーズがどこに潜んでいるのかを明らかにする際の参考にしています。

検索レスポンスを念頭に置いてSEO対策を講じつつ、アクセス数を増やしたいとお考えのサイト運営者は、検索ユーザーのニーズを把握するために、上位に表示されているWEBサイトのコンテンツをチェックするようにしましょう。

さらにその時々で何が最も求められているかを知るために、上位サイトの入れ替わりを常にチェックすることが求められます。

なぜならGoogleは検索順位を決定する際に、クリック数や直帰率を始めとする検索レスポンスを指標として重要視しているからです。

 

検索エンジン

検索エンジン(Search engine)とは、インターネット上の情報を検索するためのプログラムやシステムのことを言います。GoogleやYahoo!、goo、Bingが代表的な例です。

検索エンジンを語る上で欠かせないのが、SEO(Search Engine Optimization)です。「検索エンジン最適化」とも呼ばれます。

Googleを始めとする検索エンジンにおいて、検索結果ページの上位表示の順位に自社のWEBサイトが表示されるように工夫することで、そのための技術やサービスを言います。

 

そんなSEOには幾つかメリットがあります。以下の通りです。

・無料または低コストで始められる。

・サイトが上位に表示されると、ブランディング効果を得られる。

 

反対にデメリットもあります。以下の通りです。

・効果が現れるまでに時間がかかる。

・検索エンジンのアップデートやアルゴリズムに左右セットされる可能性がある。

 

そしてSEOは大きく2種類に分類されます。以下の通りです。

・内部施策 WEBサイト内を改善すること。代表例はコンテンツマーケティング。

・外部施策 WEBサイトの被リンクの質と量を向上させること。

 

このようにSEOで成果を上げるためには、内部施策と外部施策を講じる必要があります。

その中でも特に、ユーザーの目線に立って良質なコンテンツを提供し続けることが何より大切です。

その際、SEO対策したい検索キーワードを文脈に沿った形でコンテンツに含ませると効果的です。実際にGoogleもそうしたWEBサイトを高く評価します。

同時にユーザーには、自社の商品やサービスを知ってもらう機会を与え、最終的には見込み顧客をファン化させることができます。

WEBサイトを検索順位の上位に表示させることで、集客効果を得たりCV数を増やしたりしたいとお考えのサイト運営者は、SEO対策を講じるようにしましょう。

 

クオリティアップデート

クオリティアップデート(Quality Update)とは、2015年5月に実施されたGoogleのアルゴリズム更新のひとつで、「コンテンツの品質の評価に関するアルゴリズム更新のこと」です。

実際にGoogleは、高く評価した良質なサイトを上位に表示させると同時に、低く評価した低品質なサイトの検索順位を下げました。

そんなクオリティアップデートは、コンテンツの質に関するアルゴリズム更新である点において、パンダアップデートと似通っていると言えます。

しかし、両者はアルゴリズムが適用された範囲に違いが見られます。パンダアップデートが特定のサイトやページを対象としているのに対して、クオリティアップデートは核となるランキングアルゴリズム自体を対象としています。

 

実際に、バイラルメディア(SNSで拡散されることを目的としたメディア)やまとめサイトがクオリティアップデートによる影響を受けたとされています。

今後クオリティアップデートのSEO対策を講じるサイト運営者は、オリジナリティ溢れる良質なコンテンツを作成するように心掛けましょう。

その際Googleが定める品質に関するガイドラインを遵守した上で、ユーザーが求める価値ある情報を提供することが何よりも大切です。

 

オールドドメイン

オールドドメイン(Old domain)とは、契約更新期限が切れて所有者がいなくなった古いドメインのことです。ドメインの更新期間は取得した日から1年間とされています。

そもそもドメインとは、全体の中に定義される部分領域のことで、インターネットに接続されるコンピューターの「住所」にあたります。

そのため、ホームページやブログを始めとするWEBサイトは「家」ということになります。

ホームページであれば、https://www.○○.com/の「○○.com」がドメイン名にあたり、メールアドレスであれば、mail@○○.comの「○○.com」がドメイン名にあたります。

通常ドメインは、新規で購入するのが一般的ですが、中古で取得することもできます。

 

そんなオールドドメインを取得することで幾つかメリットがあります。以下の通りです。

・取得からの年数を表すドメインエイジが引き継がれて検索エンジンから評価される。

・過去のクロール実績があるため、インデックスされるスピードが速い。

・被リンクが引き継がれる。

・ページランクを引き継ぐことができる。

 

一方で、デメリットもあります。以下の通りです。

・低品質な被リンクが引き継がれてしまう。

・ペナルティを引き継いでしまう。

・独自にURLを設定することができない。

 

このようにオールドドメインを取得することで、一定以上のSEO効果を実感できます。

しかし、メリットだけでなくデメリットも引き継いでしまう恐れがあります。

したがって、これからオールドドメインを取得してWEBサイト制作を行う方は、注意点も承知の上で活用するようにしましょう。

 

ウェブブラウザ

ウェブブラウザ(Web browser)とは、WEB上で公開されている情報を閲覧するためのアプリケーションソフトのことです。

一般的に「ブラウザ」と略されることが多いです。Google ChromeやSafariは代表的な例だと言えます。

そもそもブラウザとは、インターネット上のWEBページの情報を画面上に表示するための閲覧ソフトのことです。

コンピューターのデータやプログラムを画面上に文字、画像として表示するためのプログラムおよびソフトウェアのこともブラウザと言います。

もともとブラウザは「閲覧する」を意味する英単語browseの名詞形であり、派生語ということになります。

そんなブラウザの主な役割は、HTMLやCSSを始めとするプログラミング言語を変換して、WEBページとして表示させることです。

 

その他にも便利な機能があります。以下の通りです。

・ブックマーク機能

・画面の拡大縮小

・共有

・ショートカットアイコン

 

ブラウザには様々な種類があります。以下の通りです。

・Internet Explorer(IE)

・Google Chrome

・Safari

・Microsoft Edge

・Opera

・Firefox

 

これら多くのブラウザが、パソコンやスマートフォンに初期設定でインストールされています。

比較基準としては、表示速度やセキュリティ、拡張機能、スマホとの同期が挙げられます。

こうした機能の違いを自分に適したブラウザを決める際の判断材料にすると良いです。

このようにインターネットを閲覧するときに欠かせないブラウザの種類は多岐にわたります。

各ユーザーが重視するポイントに応じて、自分の用途に合ったブラウザを活用していきましょう。

 

HTTPリクエスト

HTTPリクエストとは、ブラウザからWEBサーバーへ要求するGETやPOSTなどによるデータ送信のことを言います。

再審査リクエスト

再審査リクエスト(Reexamination request)とは、GoogleからWEBサイトに手動ペナルティを与えられた場合に、ペナルティを解除するためにGoogleにサイトの再審査を求めることです。

一度ペナルティを受けると、検索順位が下がってしまうなど悪影響があり、ユーザーのサイトへの流入数も減ってしまいます。

Googleのサーチコンソールに登録していれば、メールなどで警告を受けられるため、サイト運営者は前もって登録しておくと良いです。

 

また、受けたペナルティを放置したままにすると、再びペナルティを受けてしまうこともあるため、なるべく早めに対処する必要があります。

その際、WEBサイトのどこがGoogleのガイドラインに違反していたのかをしっかりと確認することが求められます。

そうでなければ、再審査リクエストをしたとしても審査が通らない事態が起きてしまうかもしれません。

なお、手動ペナルティ対して自動ペナルティというものがありますが、この場合はアルゴリズムがサイトの改善に応じて自動的に作用するため、再審査リクエストをする必要はないと言われています。

 

SNS

SNS(Social Network Service)とは、Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略称のことです。

なお英語圏では、SNSという呼び方がされておらず、social mediaやsocialなどと呼びます。

代表例としてTwitter、Instagram、Facebook、LINE、TikTokなどが挙げられます。

そんなSNSは人と人のつながりを支援するインターネット上のサービスを言います。

実社会では知り合いでなかったとしても、オンライン上で利用者同士が交流できる点において優れています。

活用の場は様々で、プライベートに共通の趣味を持つユーザーとの交流を楽しむ人もいれば、仕事やビジネスに活用する人も多いです。

 

最近では企業や組織が、広報活動の手段としてSNSを上手く活用しています。

このようにSNSが普及したことにより、個人が情報発信できる時代が到来しました。世界中が情報で溢れかえると同時に、従来よりも情報をいち早く知ることができるようになりました。

しかし、SNSを普及したことによる弊害もあります。それはデマの拡散、プライバシーの問題、詐欺被害、ウイルス配布の被害など多岐にわたります

そうした現代社会において、SNSを活用する方々が養うべき力があります。情報を批判的に読み取る力である情報リテラシーです。

インターネット上にある全ての情報を鵜呑みにするのではなく、あらゆる情報の中から安全かつ自分に必要な情報の取捨選択をできるようにすることが大切です。

SNSを活用される方はその利便性の高さだけでなく、注意点にも目を向けるようにしましょう。

 

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