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コンテンツマーケティングって、どんなマーケティング手法のこと?

コンテンツマーケティングって、どんなマーケティング手法のこと?

コンテンツマーケティングは、日本国内でも2015年頃から浸透してきていると言われている、新しいWEBマーケティングの手法です。

何度か名前は聞いたことがあるけど、詳しい内容や運用の方法についてはわからないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、コンテンツマーケティングとはどのようなものか?初心者や未経験の方を対象に紹介させていただきます。

 

コンテンツマーケティングが日本で流行したのはなぜか?

 

コンテンツマーケティングの定義

 

まず、はじめに、コンテンツマーケティングの定義について紹介をさせていただきます。

 

「有益で説得力のあるコンテンツを制作・配信することによって、ターゲット・オーディエンスを引き寄せ、獲得し、エンゲージメントをつくり出すためのマーケティングおよびビジネス手法を指す。その目的は、収益につながる顧客の行動の促進である」と定義する。

 

コンテンツマーケティングをもう少し簡単に要約すると・・・

 

これまでの一般的なメディアのカタチは?

他社が所有するメディアへ広告費を支払うメディア → ペイドメディア

 

これからの新しいメディアのカタチは?

自社が所有して、定期に情報の発信をするメディア → オウンドメディア

 

コンテンツマーケティングとは、自前のメディア(オウンドメディア)を所有して、情報の発信を継続することで、ユーザーとの良好な関係をつくりながら、収益につながる行動をユーザーの方から起こしてもらう手法の事と言えばおわかりいただけるでしょう。

 

コンテンツマーケティングとオウンドメディアの違いとは?

 

新しいWEB集客の手法としてなぜ必要とされているのか?

 

Google検索エンジンが良質なコンテンツを重視する傾向に変わった

Google検索エンジンは、検索結果で表示順位を決める場合に、200以上あるアルゴリズムの中で、従来のSEO外部施策被リンクの数)重視の傾向から、SEO内部施策(コンテンツ対策)重視の傾向をとることが強くなりました。

このことは、Google 検索の基本事項(品質に関するガイドライン)の中でもコンテンツの重要性について解説している公式の見解です。

 

マスメディア向けの広告効果が全般的に下がってきた

スマートフォン端末の普及が急速に進んだことで、これまでと比べてユーザーが取得できる情報の量は格段に増えてきました。

その中で、ユーザーが取得する情報を取捨選択する(必要なものだけを選択する)傾向が強くなり、これまでのマスメディア向けの広告効果が全般的に下がっています。

 

マスメディアに変わり、新しいマーケティング効果を高める方法として、セグメントしたユーザーに適切なコンテンツ(記事)や情報を提供することができる、コンテンツマーケティングが必要になってきたと言えます。

 

コンテンツマーケティングはWEB広告より安いコストで導入できる

コンテンツマーケティングは、サイト運営者にライティングのスキルさえあれば、その他のWEB広告とは違って比較的簡単に始めることができます。

自社が持っているノウハウをユーザーが欲しているニーズとマッチをさせて、情報の発信を定期的に行っていくだけであれば、人件費以外の大きなコストは広告などと違って発生しません。

 

従来のWEB広告からの集客で限界を感じている企業は、自前のメディア(オウンドメディア)を構築し運用していくことの方が、中長期的な視野で見た場合にも、費用対効果の面で望ましいと考える様になりました。

 

コンテンツマーケティングとネイティブ広告の違いとは?

 

コンテンツマーケティングを導入・運用する手順

 

目指す事項を明確にして目標の設定を行うSTEP1】

コンテンツマーケティングを導入する場合には、最終的に目指す目標を明確にしておくことから始めます。

 

目標設定の例

お問い合わせ、資料請求、会員登録、予約、商品購入、セッション数、ユーザーとの継続的なつながり、などetc

 

目標が決まったらペルソナの設定を行うSTEP2

ゴールの次に、ターゲットとなるペルソナ(ユーザー像)を明確にしておくことが必要です。

 

ペルソナ設定の例

年齢、性別、地域、仕事、学歴、収入、趣味、価値観、配偶者、恋人、生活スタイル、などetc

 

ペルソナの設定ができたらSEOの要素を考慮してコンテンツの設計に入るSTEP3

ペルソナの設定ができたら、コンテンツの内容と記事の方向性を詰めて、全体のスケジュールを作成していきます。

この時点で、SEOの要素(コンテンツSEO)を考慮することが必要です。

軸になるメインキーワードワードの選定や現時点で上位に表示している競合サイトの分析を行って、上位表示が見込めるキーワードを盛り込みながらコンテンツ(記事)の作成をしていきます。

 

コンテンツマーケティングの運用は継続とPDCAが特に重要STEP4

コンテンツの設計に沿って、実際のコンテンツマーケティングの運用を行っていきます。

コンテンツマーケティングは、継続的にコンテンツ(記事)を作成できる体制の構築やPDCAサイクルを廻しながら、改善と実行を繰り返していくことが重要です。

 

コンテンツマーケティングで上位表示をねらう記事の書き方とは?

 

コンテンツマーケティングを運用する際のポイント

 

最後に、コンテンツマーケティングを運用する際に抑えておきたいポイントについても解説させていただきます。

弊社がコンテンツの作成をする際に重視するポイントは、関連性、量、巡回性、更新頻度の4つです。

ここで紹介する内容に注意して、コンテンツマーケティングの運用を行うことで、一定の成果を上げることができます。

 

検索キーワードと関連性を持たせる【関連性】

検索キーワードとコンテンツ(記事)の関連性は特に重要です。

タイトルタグh1タグmeta descriptionの設定や共起語の追加、ページ内目次の設置など、コンテンツの内容とそれぞれを関連付けてライティングをしていかなければなりません。

ただ、キーワードを沢山盛り込んで書けば良いということではなく、根拠を持ったコンテンツの作成が必要になります。

 

定期に複数のコンテンツを公開する【量】

サイトの文字数やページボリュームは、コンテンツマーケティングの運用において重要事項です。

また、配信するコンテンツ(記事)は、なるべく多くの数を投稿する必要があります。

競合サイトやライティングする業界にもよりますが、最低でも毎週1記事(約2,000から3,000文字以上)は新規で公開することをオススメしています。

自社内にリソースが不足している場合は、外部のパートナー会社に依頼することも含めて検討しなければなりません。

 

成果が出ていないコンテンツのリライトを行う【巡回性】

コンテンツ(記事)を公開した後に定期にリライトをすることは、クローラビリティの向上につながります。

クローラビリティを向上させるためには、新規のコンテンツを作成した時だけでなく、リライトをした時にも有効だということを認識しておかなければなりません。

公開したコンテンツで、上位表示が出来ていないものや、コンテンツの内容が古いもの、競合サイトが更に良いコンテンツを公開した時もコンテンツのリライト(文章の手直し)が必要です。

 

配信する日時を決めておく【更新頻度】

定期的にコンテンツ(記事)を投稿するためには、配信日を決めておくことが重要です。

配信のスケジュールを決めておくことで、いつまでにどのくらいのコンテンツを作成し社内の確認、承認をもらえば良いのかが明確になります。

また、新しい情報を待っているユーザーにも何曜日の何時とか毎月の何日とかタイミングを認識してもらうことでエンゲージメントが高まります。

スケジュールを決めて、サイトの運用ができるような体制を整えることは重要なポイントです。

 

コンテンツマーケティングの戦略は?

 

おわりに

 

今回は、日本国内でも浸透してきていると言われるコンテンツマーケティングについて、弊社の事例を元に紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

コンテンツマーケティングの結一の弱点は、実際の効果を感じるまでには、一定の期間(時間)が掛かかりマーケティングとして即効性が無い点です。

 

また、コンテンツマーケティングの強みは、その他のネット広告やWEBマーケティングの手法とは違って、一度情報の発信をしたコンテンツ(記事)は、資産としてインターネットやWEBサイト上に残り続けるということです。

インターネット上に残ったコンテンツ(記事)が、ユーザーが欲する有益な情報であれば、半永久的にユーザーを引き付けて、自社のWEBサイトへ集客をもたらしてくれます。

 

コンテンツマーケティングの即効性とは?

 

また、SEOの要素(コンテンツSEO)を考慮したコンテンツ(記事)を提供することで、対象のWEBサイトは検索結果の上位表示が継続されます。

このように、ロングテールのキーワードからWEBサイトへの流入を増やせるということも、コンテンツマーケティングが持つ大きなメリットと言えるでしょう。

 

コンテンツマーケティングの運用は、根気強くPDCAサイクルを廻して、継続していける体制を構築できるかがサイトの運営者には求められます。

コンテンツマーケティングの導入を検討している方やWEBサイトの運営者は、この記事の内容を参考にしていただいて、今後の取り組みの中でお役立てください。

 

コンテンツマーケティングで活用するPDCAサイクルとは?

 

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