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ローカルSEOは誰にもできる簡単なSEO対策なのか?

ローカルSEOは誰にもできる簡単なSEO対策なのか?

ローカルSEOという言葉は、WEBマーケティングに携わっている方であれば、耳にしたことがあると思いますが、通常のSEO対策やMEO対策と何が違うのか?詳しいことはわからない、という方も多いのではないでしょうか。

今回は、ローカルSEOのメリットやデメリットから、Google検索エンジンが検索順位を決める内容について紹介をさせていただきます。

 

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ローカルSEOとMEO対策はどこが違うのか?

 

ローカルSEOとは、「地名+キーワード」で検索をした場合に、Googleの検索結果のマップ枠部分に、対象の店舗情報や企業情報を表示させるためのSEO対策のことを言います。

ローカルSEOは、Map Engine Optimization(地図エンジン最適化)とも呼ばれていて、よく聞くことがあるMEO対策とは全く同じ意味を指しています。

また、アメリカではMEO対策ではなく、ローカルSEOの方が一般的に使われている呼称です。

 

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ローカルSEOのメリットとは?

 

ローカルSEOのメリットは、通常の検索結果よりも目立つ部分にマップとして表示されることです。

検索結果で表示された枠内に、企業情報やサービスの情報が掲載されていれば、多くのユーザーからの反響やサイトへの流入が見込めます。

また、ローカルSEOは、写真(外観、店内)や口コミ情報、住所、電話番号、URL、営業時間などユーザーにとって行動促進や視覚効果が高い表示になっているので、最終的にコンバージョンへつながりやすい傾向があります。

 

他にも、通常のSEO対策(コンテンツ対策、被リンクの追加)とは違って、内部施策を開始してから検索順位が上昇するまでの期間(待ち時間)が短く済むことも、ローカルSEOを導入する大きなメリットです。

正確な情報の登録を行うことで、検索順位が上がるまでの期間(待ち時間)は、数日程度のスケジュールで済むこともあり、通常のSEO対策よりも比較的簡単に導入することができます。

 

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ローカルSEOのデメリットとは?

 

ローカルSEOの一番のデメリットは、ネガティブなクチコミ表示です。

ご利用いただいたお客様がポジティブなコメントを残した場合には、新規の集客やリピートユーザーの獲得につながりますが、ネガティブなコメントが書かれた場合には信用の失墜につながって集客の減少など悪影響が出てきます。

ネガティブなクチコミの中でもGoogleのポリシーに違反している誹謗中傷などの書き込みは、申請をして削除をしてもらうこともできます。

 

禁止および制限されているコンテンツ Googleから引用

 

しかし、Google検索エンジンの基本的な方針では、「内容に不満がある」「クチコミが気に入らない」「イメージが悪くなるから載せないで欲しい」などの理由だけでは削除をしていないのが現状です。

悪いクチコミはデメリットのひとつですが、ユーザーに誠意を伝える重要な機会と捉えて、真摯に業務の改善とクチコミの返信をすることが重要です。

 

もう一つのデメリットは、実店舗をもっていないECサイトやEコマースのみで運営している企業が対象になります。

これらの方々は、Googleマップに登録すること自体ができないため、ローカルSEOの施策は不可能です。

ローカルSEOの対策を行う場合は、オフィスや飲食店などのサービス業でリアルに実店舗がある企業が適しています。

 

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「地名+キーワード」で検索順位を上げるためには?

 

通常のコンテンツ対策とは違って、ローカルSEOはやる気さえあれば、だれでも簡単に始めることができます。

Googleの無料サービス「ビジネス プロフィール(旧称: Google マイビジネス)」に登録をして、最新のビジネス情報(企業情報、サービス情報、写真など)を入力すれば、通常のGoogle検索、Googleマップなどに反映されて表示されます。

 

また、ローカルSEOは登録して終わりではなく、検索順位を上げるための内容を把握しておくことが必要です。これらの内容については、ヘルプ記事としてGoogle検索エンジンが一般に公開している情報です。

 

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検索順位を上げるための内容

1.詳細なデータを入力する

実際の住所、電話番号、カテゴリ、業務内容などのビジネス情報を常に最新に保っておくことが重要です。

 

2.ビジネスのオーナー確認をする

ビジネスのオーナー確認を行うことで、各種Googleサービスにビジネス情報が表示される可能性が高まります。

 

3.営業日(祝祭日)や営業時間の情報を正確に保つ

営業日(祝祭日)や営業時間を最新の情報に保つことで、お客様が安心して営業時間中に店舗を訪問することができます。

 

4.クチコミの管理と返信をする

ユーザーから有益でポジティブな内容のクチコミが投稿されると、その他ユーザーからの評判や信頼度が上がって、お客様が店舗やオフィスに訪問する可能性が高くなります。

また、ネガティブなクチコミが書き込まれた場合でも、真摯にコメントを書いて返信することで、逆にユーザーからの信頼度が向上します。

 

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ローカルSEOの検索順位はどうやって決まるのか?

 

ローカルSEOの検索順位の決定には、ビジネス プロフィール(旧称: Googleマイビジネス)の登録情報から評価をされる要因があります。これらの内容についても、ローカルSEOを導入する前には把握しておくことが必要です。

 

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検索順位が決まる要因

1.関連性

ビジネスビジネス プロフィールに登録している店舗情報や企業情報は、検索したキーワードに対してどのくらいの関連性があるかを見ています。

ビジネスビジネス プロフィールに店舗や企業の登録がない場合や登録済みの場合でも情報が古かったり、更新がされていなかったりした場合には、Google検索エンジンから関連性が低いと見られます。

 

2.距離

ユーザーが検索している物理的な位置情報から、店舗や企業までの距離も検索順位を決める要因のひとつとなります。

スマートフォンからの検索はもちろんのこと、パソコンからの検索も位置情報は要因になります。

 

3.知名度

一般的にどれだけ知られているかのオンラインだけでなく、オフラインでの知名度も検索順位を決める要因のひとつです。

また、サイトからのリンク、記事、店舗一覧などのインターネット上の情報やGoogle検索エンジンのクチコミ数やスコアも検索順位を決める要因になります。

ローカルSEOでは、上記以外の要因として、通常の検索結果の掲載順位もプラスの評価のひとつと見られていますので、あらかじめ知っておいた方が良い情報です。

 

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おわりに

 

今回は、ローカルSEOのメリットやデメリットからGoogle検索エンジンが検索順位を決める要因まで紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

ローカルSEOで出来ることは数多くありますが、基本的にはGoogleマイビジネスのヘルプ記事に記載されている内容(Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する方法)を確認して、管理画面から忠実に反映することを推奨しています。

 

ローカルSEOで、ビジネス プロフィール(旧称: Google マイビジネス)に登録することは、通常のコンテンツ対策とは違って、やる気があればどなたでも今すぐ始めることができる内容ばかりです。

はじめてSEO対策を導入する方やサイトの構築に詳しくない方でも、必要な情報を登録して公開することは難しいことではありません。

 

また、ローカルSEOは、特に店舗など来客型のビジネスを経営している方で、自社のサイトからの集客を考えている方には、欠かすことができないSEO対策と言えます。

ローカルSEOの登録や導入が未だ済んでいない方は、この記事を参考にしていただいて、自社のSEO対策の一環として始めてみてはいかがでしょうか。

 

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